メダカの水槽の掃除は欠かせないお世話のひとつです。掃除を怠ると水質の低下に繋がってしまいます。
そこで、メダカの底砂の掃除や、フィルターの掃除、水換えで気を付けたいことなどをご紹介します。
飼い初めの頃は、掃除や水換えの時にもどのようにしたら良いのかわからないことが多いと思います。
それぞれの注意点を押さえて、住みやすい水槽の環境を整えてあげましょう。
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メダカの底砂の掃除には掃除用のポンプが便利
メダカの水槽の底砂には、エサの食べ残しやフンなどが溜まって、水質を悪化させるため、定期的な掃除が必要になります。
底砂に溜まったゴの掃除
水換えだけでは取り除くことが難しく、直接ゴミを吸い出す方法が一番手っ取り早いです。
砂の中のゴミを吸い出すのに便利なのが、専用のポンプ
砂は吸い出さず、砂の中のゴミや汚れだけを吸い出してくれるので、非常にラクに掃除ができます。
底砂の掃除と一緒に水換えができてしまう点も、おすすめポイント
専用のポンプは、値段がそこそこするので、安く済ませたい方は灯油用のポンプや、100均で手に入るポンプなどを利用すると良いですが、これらは砂も一緒に吸い出してしまいますので、ネットやペットボトルなどを使って作り変える必要があります。工作好きな方は、安く済ませることができるので、おすすめです。
メダカの底砂の掃除が楽になる赤玉土
水質をきれいに保ってくれる「赤玉土」をメダカの水槽の底砂に利用している方も多いとと思います。
掃除のタイミング
バクテリアが汚れを浄化してくれるため、頻繁な水換えは必要ありませんが、水が濁ってきたり、汚れが目立つ場合には、やはり掃除は必要になります。
水槽内の水2/3と、メダカを別の容器に移動させたら、水槽内の水を捨て、赤玉土を水洗いしましょう。
あらかじめ用意しておいた、カルキ抜き済みの水を水槽に入れ、別容器に移した水とメダカを元に戻したら、掃除は完了です。
一度メダカを移さないと掃除は出来ない
面倒ではありますが、水槽内も一緒にきれいに掃除することができるので、すっきりできますね。
赤玉土を水洗いして水槽内の水換えをすれば、またしばらくはきれいな水質を赤玉土が保ってくれます。
たまに、蒸発した分の水を足してあげるだけでお手入れは十分なので、こまめな掃除が苦手な方にはおすすめしたい底砂です。
底砂の掃除だけでなくフィルターの掃除も忘れずに
水槽内の水質管理のために、底砂の掃除は大切ですが、忘れてはいけないのがフィルター掃除です。
掃除の判断基準
せっかく水がきれいでも、フィルターが汚れていると水換えをした後でもまたすぐに水が汚れてしまいますので、フィルターはきれいな状態を保てるようにしましょう。
「水が濁ってきた」「フィルターの排水口から茶色いゴミが出ている」「水の排出量が少なくなってきた」「ホースなどのパーツ部分の汚れが目立ってきた」などの兆候が見られるときには、フィルター掃除が必要です。
ろ過フィルターにはバクテリアが繁殖している
バクテリアを死滅させないように掃除をしなければなりません。
水槽内の水をバケツに汲み取り、その中で軽く洗ってゴミと汚れを落とします。水道水で流すと、バクテリアが死滅してしまいますので、注意しましょう。
半年に1回、フィルターを新しいものに交換することを忘れないようにしてください。
フィルター本体のプラスチック部分は、水道水で洗います。
このとき、洗剤は使用せず、スポンジやパイプブラシ、歯ブラシなどを使用して水洗いで汚れを落とすことが大切です。
掃除で減った分の水を足すため、カルキ抜きした水を用意しておくことも忘れないでくださいね。
メダカの水槽に発生するコケの掃除方法
メダカを飼育していると、水槽の側面にコケが発生することがありますね。
コケにはいろいろな種類のものがありますが、どれも見た目が悪く、水槽内の水質が安定していない時に発生することが多いです。
茶ゴケや緑色のコケ(アオミドロ)、小さな点々が張り付く斑点状藻など、多くのコケは、スポンジやクロスで擦ると簡単に落とすことができます。
しかし、取り除いたコケは水中に散らばってしまいますので、しばらくは定期的に水換えをして、再び繁殖させないように予防していきましょう。
苔の掃除、対策
コケを食べてくれるヤマトヌマエビやヒメタニシなどを水槽内に投入するのもおすすめです。
エサやフン、底砂などの養分が、水草だけでは吸収できなくなる「富栄養化」を防ぐことも大切です。
底砂に溜まった汚れをそのままにしておくとコケが発生しやすくなりますので、初めに紹介した底砂の掃除を怠らないように注意しましょう。
メダカの水換えで注意したいこと
水換えは、メダカにとっても、水槽内の水質をきれいに保つためにも大切なことですが、メダカを移動させたり、水質の急激な変化があったりすることで、メダカにストレスを与えてしまうこともあります。
水換えはメダカにストレスを与えないように
ここで、水換えの方法をおさらいしておきましょう。
水換えする際には、水槽内の水をすべて変えるのではなく、1/3程度のみを新しく入れ替えます。底砂のゴミをポンプで吸い上げながら、水槽の1/3の水をバケツに抜きます。
カルキ抜きをしておいた水は、水槽内の水と同じ温度に調整してから、水槽に入れてください。
水槽内に直接、水道水を入れ、水槽内でカルキ抜きの水を作る方がいますが、これは正しい方法とは言えません。
水槽内で繁殖したバクテリアが水道水で全滅してしまうからです。
そのため、カルキ抜きの水は、別容器で作り、水槽内の環境は保てるようにすることが大切です。
この方法で水換えをすれば、メダカへのストレスも最小限に抑えることができます。正しい方法で水槽を管理して、メダカの飼育を楽しみましょう。