富士山の山頂の気圧はどのくらい?富士登山の心構えとは

富士山の山頂の気圧は、地上とどのくらいの違いがあるのでしょうか?富士山に登るときには、様々な準備をすると思いますがこんな準備や予定を立てておくといいようです。

これから、富士登山をする人は前日や登山中に気をつける点を紹介します。

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富士山の山頂の気圧と気温と風

富士山の山頂は3776mもの高さがあり、日本を代表する山として多くの登山者がその山頂を目指します。
これだけの高さなので、地上の世界とは違った世界を見せてくれます。

そんな富士山の気圧、気温、風について見ていきましょう。

富士山の山頂の気圧

気圧とはその名の通り、気体の圧力のことを指します。
高所になればなるほど気圧は低くなり、空気は少なくなります。

富士山の山頂の気圧は、約630ヘクトパスカルです。
高所が0m地点の気圧が約1013ヘクトパスカルなので、その差は約400ヘクトパスカル近くあります。

この気圧の変化が100度に達さなくてもお湯が沸騰したり、お菓子の袋がパンパンに膨らむ現象を起こします。

ちなみに8850mの高さがあるエベレストは、気圧が約300ヘクトパスカルにまで下がります。

富士山の山頂の気温

山頂の高さが高いほど、気温は低くなります。
富士山は3000mを超えるほどの高さなので、地上と比較するとその気温差はなんと約20度にもなります。

年間を通して、6月~9月までは平均気温がプラスになる時期もあります。
しかしプラス気温と言っても5度前後となり、夏場とは思えない気温です。

富士山山頂を目指すときには、寒さ対策は非常に重要です。

富士山の山頂の風

富士山で一番特徴的とも言われているのが、風の強さです。

最大風速が台風に匹敵する20m以上となる日が、年間で約120日あります。
一年の3分の1は、台風並みの風が吹くという環境です。

地上と違って周囲に障害物もなく、風を遮るものがないため、まともに風を受けることも強さの要因だと考えられます。

富士山の山頂の気圧は低い!気象情報の確認を忘れずに!

富士山は3776mの高さを誇る、日本を象徴する山です。
これだけの高さなので、地上と比べると気圧も低くなります。

地上の気圧が約1013ヘクトパスカルなのに対し、富士山山頂の気圧は約630ヘクトパスカルになります。
地上の約7割の空気しかないということです。

空気が薄くなることで体にも変化が表れ、思考力の低下や頭痛、運動能力の低下を引き起こすことがあります。

これだけの高さのある独立峰となると、周囲で吹く風が混ざり合い、ときには非常に厳しい気象環境となることも少なくありません。

山頂では気流も安定せず、飛行機の墜落事故を引き起こすこともあるほどです。
そのような環境までなると、人間は手も足も出ませんよね。

登山途中までは天候も穏やかで、気圧の変化もそれほど感じなかったとしても、山頂へ近付くにつれて気温や気圧が大きく変化していきます。
途中で慌てても何の対処も出来ませんよね。
事前に気象条件を確認するなど、準備が必要不可欠となります。

富士山の山頂についたらしたい「お鉢めぐり」

お鉢めぐりとは、富士山の山頂をぐるっと一周歩くことを言います。
登山での人気のイベントにもなっていて、富士山のいろいろな角度からの景色を楽しむことが出来たり、火口近くを見ることが出来るので非現実的な世界を見ることが出来ます。

しかし一周と言っても距離は約2.6km、所要時間は1時間半ほどです。
山頂に向かっての登山でも、体力はかなり消耗しています。
そこから更に標高3776m地点を1時間半歩くということは、簡単なことではありません。

疲れを感じている状態であれば、無理にお鉢めぐりをする必要はありません。
下山のための体力も必要なことを忘れないでおいて下さい。
あくまでも条件が揃っていたら歩いてみましょう。

下山することを考えても、体力に何の問題もない
ゆっくり歩けるように、時間に余裕がある
天候が良く、風も強くない
これらの条件が揃っていたら、お鉢めぐりをしてみましょう。

富士山の山頂を目指すのに適した時間帯とは?

富士山山頂を目指すのにベストな時間帯というのは、富士山登山の目標が何かということでも変わってくるかと思います。

山頂でご来光を見ることが目標であれば、夜に出発すると早朝に山頂でご来光を見ることが出来ます。
夜の10時くらいに富士山五合目を出発し、山小屋で2時間くらい休憩をしてからご来光を見るというプランが一般的なようです。

しかしこの登山は、上級者向けのプランです。
やはり夜の登山は視界も悪く、2時間くらいの休憩では疲れも十分には取れません。

初心者は昼間の登山をおすすめします。
昼間は意外と人も少なく、視界も良好です。
いろいろな景色を見ながら登山した方が、疲れにくいということもあるので、快適な登山をと考えるのであれば明るい時間帯がいいでしょう。