お家の引き戸が重くなってきたと感じることはありませんか?以前はもっと軽い力で動かせたのに、レールの滑りが悪く感じて、開閉しにくくなってしまうことがあります。
特に小さなお子様がいるご家庭だと、力を入れた開閉で指を挟んでしまいそうで、心配ですよね。
そこで、引き戸が重くなった場合のレールの掃除方法をご紹介します。
ホコリを取り除けば、また以前ようなの滑りの良いドアに戻ります。
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引き戸のレールの掃除のために扉を外す方法
自宅の引き戸の掃除、何か問題が無く順調に動いていたらあまり気にしない箇所で、大掃除の際もあまり意識しないで年を越しています。
引き戸の閉まり具合をチェックし開閉具合が悪かったり、重く感じていたらどのような方法を取ると良いか紹介していきます。
はずして掃除してみましょう。大きな引き戸は重くサイズもあるため力仕事になりますがきれいになったことを想像し取り掛かりましょう。
用意する物
- 軍手
- 掃除機
- 乾燥した雑巾、濡らしてある雑巾
- 毛を短く切った歯ブラシ
- 潤滑するもの(固形石鹸やろうそく)
- はずした扉を置く時床に傷がつかないように敷く布
方法
- 扉をはずす前に、はずしてから扉を置くスペースと敷物を用意しましょう。
- 扉の両端を持ち、上に持ち上げます。手前に引きながら扉をレールからはずします。そのまま上部もはずします。この時点で扉の上部の方向や、はずした順番など紙に書くなどで覚えておくと良いでしょう。はずす際に扉に手をはさまないよう注意し軍手をつけてじめましょう。
引き戸のレールの掃除方法
引き戸のレールには、普段の掃除では取りきれていないほこりやそのほこりに絡まった髪の毛など、開閉を繰り返されるたびに強固になって取りずらくなっているものがあります。掃除機の掃除ブラシだけではとりきれない場合もあります。
使い古した歯ブラシで掃除する
掃除機ブラシでは大きくとりきれない場合は、小さい歯ブラシを使いましょう。またその歯ブラシの毛を短く切るとほこりや髪の毛だけではなく、汚れもこそぎ落とすことができます。端っこのほうはとりきれなく、開閉によって寄せ集められたほこり等があるのでしっかり掃除しましょう。
レールのほこりがきれいになったら
ほこりを取り除いたらきれいな雑巾で拭きましょう。拭いた後潤滑油があれば潤滑油を塗ります。ペットを飼っていて潤滑油は…と思ったら、比較的安全な固形石鹸や蝋燭などを塗ると潤滑油のかわりになりしまりやすくなります。塗ったときに欠けてしまった石鹸や蝋燭のかけらはしっかり拭いておきましょう。
引き戸のレールにある戸車の掃除方法
レールを掃除したけどまだ重いと感じたら戸車を見てみましょう。
引き戸の戸車とは引き戸の下についている電車の車輪のようなものです。なかなか扉をひっくりかえしてみることがないですがレールの掃除をしても重い場合は戸車もみてみましょう。
戸車をはずす前には、ねじがどのくらいの強さでしまっていたかを覚えておきましょう。元に戻す時に便利です。
戸車をはずしてみると結構ほこりや髪の毛が絡みついていることがあるでしょう。毛の長いペットを飼っている家だと特に多いかもしれません。
掃除機ですったり、爪楊枝などの先の細いもので細かいほこりを取り除きましょう
絡み付いて取れない場合はペンチの先などを使ってきれいに取りましょう。きれいになったらスプレータイプの潤滑油でなじませ動きをスムーズにしましょう。
交換が必要な場合はサイズや材質とう色々ありますのでレールのサイズも一緒に調べあうものを購入しましょう。
引き戸のレールをきれいに掃除して元に戻す
戸車を元の位置に同じ締め具合でつけ、レールもきれいになったら元に戻しましょう。数枚重なっている和室の引き戸を掃除した時に順番や向きなどわからなくなった時があったので、先に控えておいた向きを考えながら戻します。
大きく長い扉なので移動する際には他の部分に当たらないよう注意しましょう。はめ込みの時は上の溝に入れてから下のレールにはめます。重なった扉の場合は指を挟まないよう注意しましょう。
設置したら動作の確認をします。戸車は正常に動いているか、変な音はしないか、扉を閉めたとき隙間はないか、上下もしっかりまっすぐになっているか、かぎがついている場合はかぎはしっかりかかるか?もしふすまの場合で絵がある場合は絵の方向は大丈夫かの確認が大事です。
レールや戸車の掃除で今までとは違い少しの力でも勢いよく閉まる場合があるので動作確認の際は勿論、普段の生活でもしばらくは注意しながら扉を閉めましょう。
日常気付いた時にできるレールの簡単掃除
ここまでしっかり掃除をしたらきれいを保っていきたいですね。普段の掃除の方法にはどのような方法があるのでしょうか?
引き戸の手入れ方法
掃除機
掃除機のブラシ部分による掃除はついでの感覚でできそうです。
使い古した歯ブラシ
特に買い揃えなくても使い古した歯ブラシはご家庭でも用意できそうです。歯ブラシでほこりをかきだしましょう。
エアーダスター
歯ブラシでも届かない隙間などはOA用品などを扱っている場所で見かけるエアーダスターの強力な風で飛ばしましょう。勢いがあるため舞い上がってしまう時があります。注意しましょう。
輪ゴム
輪ゴムを隙間に通してみましょう。たまに絨毯に強くからんでしまった輪ゴムや、影の方にあった輪ゴムを見かけるとほこりが絡まっています。その作用を生かし細い輪ゴムなら引き戸のレールと扉の隙間にも入るのではないでしょうか?輪の部分を切り1本にします。レールの部分に通し扉の端から端まで数回行き来してみましょう。また挟んだまま扉を納戸か開け閉めするだけでもほこりを絡め取ることができます。
気がついたら掃除をするようにしていたら、大掛かりな掃除は数回で済みそうですね。ご自宅にあるもので掃除してみましょう。