ミルクの温度は赤ちゃんにとって何度が適温?ミルクの作り方

赤ちゃんにミルクをあげるときにはどのくらいの温度であればいいのでしょうか?人肌や体温とは言われますが、哺乳瓶を持ってみてもよくわかりませんよね。

ミルクの温度を確かめるときにはこのような方法がおすすめです。しかし、初めのうちは確認してもあっているのかどうか不安に思うこともあるでしょう。

そんなときには。目で確認できるグッズを使うといいでしょう。パパがミルクを作るときにも役立ちますよ。

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赤ちゃんにあげるミルクの温度は人肌

赤ちゃんにミルクを上げる時には、この温度で大丈夫なのかなと迷ってしまいますよね。
病院や育児書などでは「人肌くらい」という言葉が良く使われると思いますが、「それってどれくらい?」と思いませんか?

ミルクの「人肌くらい」は、体温くらいという意味

「40℃前後」で使われることが多い

体温というよりは、お風呂の温度に近いですね。40℃のミルクを手首の内側に垂らすと、少し熱いと感じるはずです。
しかし、これは人によって感じ方が違います。

きちんと40℃の感覚を知ること

ミルクやお湯をきちんと温度計を使って40℃で用意しましょう。
それを手首の内側に垂らして、どれくらいの感覚か知っておくことで、次から迷わずに用意することが出来ますよ。

赤ちゃんミルクを温度の高いお湯で作る理由

赤ちゃんのミルクを作る時の作業でもっともネックになるのは、ミルクを溶いた後の冷ます作業ではありませんか?
特にはじめての赤ちゃんの時には、ミルクを作る時には泣き声を聞きながらの作業になることも多く、焦ってしまいますよね。
ミルクが冷めるまで待っている時間が、実は結構苦痛だったりします。
そのため、始めから飲みやすい温度のお湯でミルクを作りたくなる人も多いことでしょう。

熱いお湯(正確には70℃以上)でミルクを作ることは国際基準で定められている

知っていましたか?

ミルクに菌が紛れていた場合、70℃以下のお湯では殺菌できずない

さらに菌を増やしてしまう可能性もあるからです。赤ちゃんは生まれたばかりで抵抗力が大人よりずっと未熟です。
可能な限りリスクを減らしてあげることは、ママの大切な役割ですよね。

ミルクの温度を下げる方法とは

ミルクを熱いお湯で作ったら、温度を40℃くらいまで下げなくてはいけません。
赤ちゃんが泣いているときなどは、焦ってしまいますよね。早く温度を下げたい時には、流水につける方法が一般的です。
ボウルに哺乳瓶を入れて、蛇口からの流水に当てて冷やす方法です。
ボウルに氷を入れるとより早く冷ますことが出来ますよ。

しかし、毎回この作業をするのは大変ではありませんか?

70℃以上のお湯でミルクをといてから、赤ちゃん用のミネラルウォーターを加える方法

安全のためには、ミネラルウォーターは毎回新しいものを使う方が良いでしょう。
この方法に慣れると、外出時でも素早くミルクを作ることが出来たのでとても重宝しました。

ミルクの温度を下げている間の時間は、とても長く感じますよね。特に初めての赤ちゃんの場合には、鳴き声を聞くだけで焦ってしまうものです。

ですが、10分や20分待たせても赤ちゃんの調子が悪くなったりしないので大丈夫です。
赤ちゃんには、泣く以外の意思表示手段が無いだけですよ。

それよりも熱いお湯を扱うのでやけどなどに十分注意して、調乳してくださいね。

赤ちゃんのミルク温度管理は慣れ!初めはアイテムを使うのもおすすめ

赤ちゃんにのミルクの温度を40℃前後に整えるのは、経験が必要です。
要するに、慣れです。
一日に何度もミルク作りをしますから、1ヶ月もすればいちいち図らなくても良い温度に調整出来るようになりますよ。

適正な温度を知るため、「40℃くらい」の感覚を養う

そこで活躍するのが温度計です。

ミネラルウォーターを使ってミルクを作る場合には、40℃に調整するために普段使っているお湯とミネラルウォーターの割合を調査しておくと便利ですよ。
半分ずつの量位から始めてみると良いでしょう。

また、外出時のことを考えてお使いの魔法瓶が何時間くらいお湯を保温しておけるのかなども知っておくと便利ですよ。

赤ちゃんにあげてもいい?ミルクの温度がぬるくなったもの

赤ちゃんが泣いてからでは焦ってしまうからと、起きる頃を見計らってミルクを作ると言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、いつも同じ時間に起きてくれるとは限りませんよね。ミルクが冷めた頃に目を覚ますなんて事も、よくある話です。

そんな時には「作り直すのも勿体無いし、ミルクを温め直して与えてもいいのかな?」と思いませんか。

しかし、厚生労働省のホームページにある「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」によると、「調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄すること。」と記載されています。

また、冷蔵保存については、「調乳後の粉ミルクは冷蔵庫(5°C 以下)で 24 時間まで保存できる。」とされています。

ミルクを温め直す時には、電子レンジは使わないように注意

ミルクを温める時に電子レンジを使うと、加熱が不均一になったり、一部が熱くなる「ホットスポット」ができてしまって、赤ちゃんがやけどする可能性があるためです。

電子レンジが使えないと湯煎となりますから、使い切りと考える方が楽かもしれません。
なお、再加温は15分を超えて加温し続けることがないようにするとなっています。

生まれたばかりの赤ちゃんは、未だとても抵抗力の弱い状態です。
赤ちゃんの健やかな成長のためには、多少面倒だと感じることがあってもミルクの調乳や保存は適切に行うのが望ましいでしょう。