綿100%のシャツは着心地も良く、どんな方のクローゼットにも入っているアイテムだと思います。
しかし、このコットン100%のシャツやズボンは、しわになりやすいというというのも特徴ですよね。
コットン製品がしわになりやすい原因や、しわになりにくい洗濯方法や干し方、アイロンを使わずにしわを伸ばす裏技などご紹介します。
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コットンのシャツがしわになる原因は?
コットンは生地が丈夫なのがよいのですがしわになり易いと思いませんか?
コットンは繊維の中が空洞になる構造をしているのでとても水を吸収しやすく、そうなると繊維分子が離れやすくなるのです。
この繊維分子が離れたまま乾いてしまう事でしわになってしまうのです。
また繊維に余分な力が加わる事で糸の配列がずれてしまい生地がしわになったり形が変形してしまったりします。
ですがこの性質を理解していればコットン素材のものも上手に取り扱う事が出来るのではないでしょうか。
しわが付いた時には、霧吹きとドライアイロンでしわをなくす事が出来ます。スチームアイロンでも良いのでは?と考えるかも知れませんがスチームの場合は水が細かく一瞬で蒸発してしまうためにあまり効果が得られないので、しっかりとしわを取りたいのであれば、あえて霧吹きで水分を吹きかける方法をお勧めします。
しわになりやすいコットンのシャツの洗濯方法
洗濯ネットでしわ予防
ワイシャツなどをそのまま洗濯機に入れてしまうと、他の衣類とごちゃごちゃに絡まってしまいますので、その分生地も傷みやすく劣化も早まります。
ワイシャツを大事に長持ちさせたいのであれば、洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
洗濯ネットにも種類がありますが、あまり網目が細かすぎるものよりも適度な網目のネットのほうが汚れは落ちやすいです。
また柔軟剤でしわを防ぐ効果が高いものを使うのも良いです。
洗濯が終わったらそのままにしておかずにすぐに干すようにしましょう。
またしわを防ぐためにはあまり脱水をし過ぎないのも一つのポイントです。脱水をしっかりする事で早く乾くという効果は得られるのですが水分が少なすぎてしわになり易いという欠点があります。
水分の重みである程度しわ伸びますのでもし設定できるのであればワイシャツの脱水は30秒程度が好ましいと思います。
シワになりやすいコットンのシャツやズボンは干し方にも一工夫
脱水時間を短めにしたワイシャツを干す時、ハンガーにかけて両手でパンパン叩いてしわを伸ばすようにしましょう。
襟や袖口もしっかりと生地に張りを持たせ、干す時点でしわを伸ばしておく事でアイロンがけもとても楽になると思います。
またズボンをピンチハンガーで乾かすときは裏返しにしてウエストの部分を筒状にし風が抜けるようにします。
以前何も考えずに洗濯し、そのまま干したズボンポケットにカビが生えてしまった事がありました。干した場所も風通しの悪い場所だったのがいけなかったのですがちゃんとした干し方をしないとこのような事になってしまうのだと実感しました。
物干し竿を使う時もズボンは裏返しにします。そして片方の足に物干し竿を通し左右のズボンの裾を洗濯ばさみで留め固定しておくと良いでしょう。
またタオルを干すときはそのまま干すよりもタオルの端を持ってバサバサと振る事で乾いたときにふんわりと仕上げる事が出来るという効果がありますので、ぜひ実践してみて下さい。
アイロンを使わずにしわを伸ばす裏技
夏なら扇風機を使って乾かすのもお勧めです。
着ようと思ったシャツにしわが付いていたら、そのシャツをハンガーに掛け霧吹きの水でシャツを湿らせましょう。
乾かす時は、シャツの中を風が通り抜けるよう扇風機の位置を決めます。位置が決まったらシャツの裾をクリップなどで固定し強風で乾かしていきましょう。
扇風機は冷風ですが温風を使うドライヤーを使ってしわを取る事も出来ます。
シャツをハンガーに掛けたらしわが気になる所に霧吹きを使って生地を湿らせて行きます。湿ったら生地を伸ばすようにしてドライヤーの熱風を当てていきます。
この時にドライヤーが近すぎると危険なのでシャツからは4~5センチほどの距離を保てるように維持するようにして下さい。
乾くまで手で持ちながら待たなければいけないのが手間ですが、しわを取る事は出来ると思います。
コットンシャツの基本的なアイロンのかけ方
アイロンを掛ける時には必ず生地に合った適温がありますのでそちらを守るようにしましょう。
コットンの場合は「高温」を使ってアイロンがけを行う事になります。
そしてそのコットンのしわを取るには必ず水分が必要になりますので、スチームアイロンではなく霧吹きに水を準備して下さい。
全体が湿るように霧吹きをしたらドライアイロンでしわを伸ばしていきます。
この時に生地のしわをしっかりと伸ばして繊維に沿ってまっすぐ、そしてゆっくりとアイロンを掛けるようにすると綺麗に仕上がると思います。
また力はあまり強くしないように注意して下さい。その理由はコットンは力強くこすってしますと生地に光沢が出てしまいおかしな雰囲気になってしまうからです。
そうなるのが心配な場合は当て布をすると安心です。
基本の手順をしっかりと頭に入れて綺麗なアイロンがけに挑戦してみましょう。