スライムの材料に使われるホウ砂はどのように扱えばいいのでしょうか?子どもに人気なスライムですが、安全なのかどうか気になりますよね。
そもそもホウ砂とはなんでしょうか?ホウ砂でスライムを作るときのコツやポイントとは?スライムを作る時は子どもだけで行わないよう注意しましょう。
また、遊び尽くしたスライムを捨てるときの方法を紹介します。
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スライムの材料「ホウ砂」の特徴
子供に人気の実験の一つに「スライム作り」があります。
私が始めて見た時には、小さなバケツ型の容器からドロッと流れ出る姿にかなりの衝撃を受けましたが、今やよく目にする玩具です。
そして、自宅で作ることも出来るという手軽さ!
スライムの作り方の基本は「混ぜる」
小学生の長期休みの作品などとしても人気がありますよね。
スライムを作る時の材料として欠かせないものは「ホウ砂」
最近、私が購入したスライムの箱にはスライムの作り方が記載されていました。
それほど需要があるということですよね。
ドラックストアなどでは手軽に入手出来るホウ砂ですが、実は毒性も含んでいる成分です。
スライムを作るときには必ず大人が立ち会うようにして、ホウ砂はもちろん、出来上がったスライムも、口には入れないようにしましょう。
スライムの材料のホウ砂を扱うときには注意が必要
スライム作りには欠かせない材料のホウ砂ですが、先程もご紹介したように毒性のあるものです。
今やスライム作りはどの家庭でも手軽に出来る実験の一つですが、注意しなくてはいけないこともあります。
スライム作りには必ず大人が立ち合うこと
ホウ砂の箱にスライムの作り方が記載されているのを見る限り、スライム作りに使う分には問題ないと言うことでしょう。
しかし、作る過程でホウ砂を直接舐めたりしては、絶対にいけません。小さなお子さまの場合には、つい口に入れて確認しようとしますよね。
そのようなことを防ぐためにも、スライム作りの際には必ず大人が立ち会うようにしましょう。
また、ホウ砂は口などの粘膜からの吸収が早く、症状を引き起こすとされていますから、手に傷がある場合には、注意が必要です。
傷が治ってから行なうか、ゴム手袋などを着用する必要があるでしょう。
ホウ砂の他に必要な材料とは?スライムの作り方
スライムを自宅で作るためには、ホウ砂の他にPVAを含む洗濯糊と水が必要になります。
これらを使ったスライムは、スライム作りでは基本と言われる方法です。
材料によっていろいろなスライムを作ることが出来ますが、まずは、基本スライムの作り方からご紹介しましょう。
スライムの作り方
- ホウ砂
- 洗濯糊
- 水
- 絵の具
- 容器×2こ
- 混ぜるための割り箸など
- 容器に洗濯糊を入れて絵の具を少量加えてしっかりと混ぜ合わせます。
- 別な容器に水を入れて、ホウ砂も加えてしっかりとかき混ぜます。
- 1の洗濯糊に2のホウ砂水を少し加えて丁寧にかき混ぜます。
- 3を繰り返して固めていき、スライムっぽい固さになれば完成です。
スライムは入れる材料次第で楽しみ方が広がります
スライムを自宅で作る時の材料はホウ砂、洗濯糊、水が基本ですが、他の材料を加えることで面白いスライムを作ることが出来ます。
シェービングフォーム
洗濯糊とシェービングフォームを混ぜてから、ホウ砂水を加えるとふわっとした感触のスライムを作ることが出来ます。
泡ハンドソープ
洗濯糊と泡ハンドソープを混ぜ合わせてから、ホウ砂水を加えて固めます。
シェービングフォームほどではありませんが、少しだけふわっとした感触が加わります。
また、ハンドソープの香りがするので、良い香りのスライムになります。
バニラオイル
お菓子作りで使われる、バニラの香りがするオイルです。
洗濯糊にバニラオイルを混ぜてから、ホウ砂水を加えると、とても美味しそうな香りのスライムが出来上ります。
砂鉄
出来上がったスライムに砂鉄を加えると、磁石に寄ってくるスライムが完成します。
ドロドロと磁石に寄ってくるので、まるで生きているなスライムを作ることが出来ます。
キラキラパウダーや夜光パウダー
ネイルなどで使うラメパウダーを入れるとキラキラスライムになります。夜光パウダーを入れれば、紫外線で光るスライムが作れますよ。
基本のスライム混ぜることで、いろいろなスライムが作れます。
オリジナルスライムに挑戦してみてくだいね。
スライムの寿命とは?処分方法について
ホウ砂と洗濯糊でスライムを作ってたくさん遊んだ後は、瓶やタッパーなどで保存しているご家庭も多いと思います。
数日後のフッとスライムの存在を思い出して蓋を空けたら、「臭い!」という経験、ありませんか?
カビが生えてたという人もいるかも知れませんね。
スライムの臭いの原因は雑菌
スライムは手でコネコネして遊びますから、手についた雑菌がスライムに移ってしまいます。
楽しみながら作ったり遊んだりしまうから、笑っているうちに唾液が飛んでしまう事もあるでしょう。
それに、スライムを作る時に容器などの道具の殺菌まではしませんよね。水分の多いスライムは、雑菌にとっては良い住処です。
そこに適度な温度も加われば、どんどん繁殖することでしょう。
スライムの長期保存はあまりおすすめできません
ですが、そのまま捨ててしまうというのも、勿体無い感じがしますよね。
普段から「勿体無いことはしない。」ときちんとしつけているご家庭なら、子供も納得しないことでしょう。
スライムをボールにする
スライムにはたくさんの水分が含まれていますが、塩を使って水分を出し切ってしまうと粘度のようになるのです。
それを丸めると、まるでスーパーボールの様になりますよ。
作り方
- スライムを容器に入れて、塩を降って混ぜ合わせます。
- 1を何度も繰り返してバラバラになるまで行います。
- 水分が抜けてきたスライムを適当にとって、水分を絞りながら丸めます。
- 3を別な容器に入れて、スライムが見えなくなるくらい塩をたっぷりと振り放置します。
- たくさんの水が出てきて透明感のない個体になったら、取り出してしっかりと水分を絞ります。
- キッチンペーパーなどを使って水分を拭き取ったら、ボールの様に丸めます。
こちらもある程度遊んだら処分する方が良いでしょう。ボールにすれば処分も楽ちんですから、ぜひ試してみてくださいね。