ニットはリメイクのために切るとほつれてしまいます。そのため、ニットを切った後はほつれ防止のための後処理が必要です。着なくなったニットをリメイクして再利用したいという人はぜひコツを掴んで楽しんでみてください。
そこで、ニットのリメイクについて、切るだけで簡単にリメイクすることや切るときのほつれの処理、ニットを切って楽しむ小物の作り方や丸首へのリメイク方法などお伝えしていきましょう。
これで、ニットをリメイクのために切ったときのほつれ防止の後処理の仕方がわかり、簡単にできる可愛いリメイクのコツがわかります。ぜひ新しく変身させて再利用しましょう。
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ニットのリメイクは切るだけでオシャレに変身
着なくなった洋服のリメイク方法はたくさんありますが、ニットのリメイクはあまり耳にしませんよね。
ニットをリメイクする時には、「糸をほどいて編み直す」と思われている方も多いです。編み物をしない方だと、かなり敷居を高く感じてしまうことでしょう。
しかし、ニットでも普通生地の洋服と同じ様にリメイクすることも出来ますよ。
ハイゲージニットは、普通の生地に近い間隔でリメイクしやすいのでおすすめ
ニットを切るだけで、いろいろなリメイクを楽しめるので挑戦してみてくださいね。切った後は普通の生地の様に扱うことが出来ます。
ただし、ざっくりニットのリメイクの場合には、切るだけでリメイクするのは少し難しくなります。
ですが、ざっくりなだけあって毛糸の編み目も拾いやすいはずですから、編み物をしたことが無くても挑戦しやすいと思いますよ。
ニットをリメイクで切るときはほつれの処理が大切
ニットを切ると、普通の生地の様にいろいろなものにリメイクすることが出来ます。
切る時に注意したいのはが「ほつれ」
一般的な生地を使う時にもほつれ止めの端処理を行いますよね。
ニットの場合にも同じ様に端処理するのがおすすめ
ロックミシンをお持ちの方なら、そちらでかがるのが一番良い方法です。しかし、家庭用ミシンしか持っていない場合も多いですよね。
家庭用ミシンでの端処理する時には、一般的な生地と同じ様にジグザグ縫いをするのがおすすめです。
ただし、ニットの場合は普通の生地よりもほつれやすいので、端から数mm離れた場所を一度直線縫いしてからジグザグ縫いをしましょう。
この捨て縫いをすることで、ニットでもほつれにくい端処理が出来ます。
ニットを切るリメイクで可愛い小物が楽しめます
ニットは思い切って切ることで、いろいろなリメイクを楽しめるようになります。
おすすめは小物へのリメイク
ポシェットやポーチなどリメイクはいかがでしょう。裏地には可愛い生地を使うのがおすすめです。
ニットにファスナーを取り付けるのが難しい時
ニットとファスナーの間に普通生地を挟むと仕上げやすくなります。
ファスナーを使う時にニットが伸びてしまうのも防止できますし、普通生地との切り返しでオシャレ感も割増されるのでおすすめです。
もっとかんたんなリメイクなら、ニットでポケットを作るのがおすすめです。
お持ちのシンプルなシャツや小物などにニットのポケットをつけてみてください。冬っぽさが追加されるオシャレなアレンジになります。
リメイク初心者さんには、端の処理だけで完成するリメイクがおすすめ
レッグウォーマーなら袖部分を切り取って端を処理するだけで完成します。マグカップウォーマーなら手首の部分だけを使って作れますね。
寒い時期には、小物類も暖かな素材のものにチェンジしたくなりますよね。
もう着なくなってしまったニットを使って作ってみませんか?
タートルニットを切って丸首にするのもオススメ
ニットを切ってリメイクできるのは、小物だけではありません。タートルニットの首部分を切り取って、丸首セーターにアレンジしてみませんか?
雰囲気がかなり変わるので、新しい一着として迎え入れることが出来ます。
- ニットを広げて、お好きな形の丸首をチャコペンで描きます。
- 後ろ側にもあまり深くならないラインを描いておきます。
- 縫い代を1.5cmとって、ニットを切り取ります。
- 布の端から3mm程度のラインをグルリと一周ミシンで縫ってから、ジグザク縫いをしてほつれ止めを行います。
- 伸びてしまうので引っ張らないように気をつけながらおこないましょう。
- ニットの色に合わせたバイヤステープを用意します。
- 完成した時に、丸首の内側にバイヤステープがくるようにしたいので、バイヤステープを広げて丸首ラインに折り目合わせてミシンで縫います。
- バイヤステープは端を少し折って肩部分から縫い始めて、縫い終わり部分はバイヤステープが1cm程重なるようにしましょう。
- バイヤステープを丸首の内側になるように折り込んで、アイロンで形を整えます。
- バイヤステープの端から2~3mm程度のラインをグルリとミシンで縫えば完成です。
バイヤステープでくるまれていますから、洗濯してもほつれにくいはずです。
着なくなったニットは簡単リメイクで再利用しましょう
お子さまのいらっしゃるご家庭なら、まだまだ綺麗な状態だけどサイズアウトしてしまって着られないということがよくありますよね。
周りに小さな子がいないと、お下がりであげることも出来ません。
お気に入りだったニットなら、捨てるのはもったいなくて躊躇ってしまいますよね。もう着なくなってしまったけど、捨てるのはもったいないニットがあるなら、ぜひリメイクしてくださいね。
ニットは端の処理にさえ気をつければ、いろいろな物にリメイクすることが出来る
ざっくりとしたニットの時には、編み物の様に目を拾って処理することも可能ですよ。意外と簡単なので挑戦してみてくださいね。
手首部分だけを使いたい場合には、手首より少し上の部分で切り落として糸端を見つけて解いていきます。
手首の部分まで解いたら、かぎ針や毛糸用の針を使って、ほつれにように編み目を拾って処理しましょう。
この方法は、袖の長さを調節したい時にも使えますよ。
ニットでもいろいろなリメイクを楽しんでくださいね。