猫を飼っている方が心配なのは、猫の脱走です。
好奇心旺盛な猫は、スキがあらばと脱走の機会を狙っています。
夏は網戸にすることも多いですが、この網戸も猫の脱走につながってしまうことがあります。
網戸をよじ登ってみたり、爪で破いてしまったり、ひやりとした経験をお持ちの方もいるかもしれません。
網戸の脱走対策や、脱走しやすい玄関の猫対策などについてご紹介します。
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猫は網戸などからの脱走に要注意
猫はもともと好奇心旺盛な動物です。
家の中で毎日快適に過ごしていたとしても、外の世界には何があるのかと興味津々です。
窓が開いていると、外からの風が心地よいです。気になって網戸に手をかけたら何かの拍子に網戸が外れることもあると思います。
そして、飼い主さんの目を盗んで脱走してしまったら。
飼い猫にとって、外の世界は全てが初めてだらけ、わけがわからずパニックになってしまうかもしれません。
無事に家に戻ることができれば良いですが、猫にとって外の世界は危険がたくさんあります。
ずっと家の中でしか生活したことがないと、外で生きてくルールがわかりません。
また、帰って来れたとしても、他の猫と喧嘩をしたり、感染症の心配もあります。
猫をペットとして迎えたからには、しっかりと脱走対策を行うことをおすすめします。
また、もともと野良猫だったという猫をペットで飼う場合には、特に脱走しやすいので注意が必要です。
網戸から猫が脱走してしまうことも
夏の暑い日には網戸にするご家庭も多いと思います。網戸なら猫は逃げないだろうと考えるのは要注意です。
網戸があるからと安心していても、猫が網戸にいたずらをするというのはよく聞く話しです。
網戸を登る
猫は木や塀などに登るのが大好きです。よじ登ってどんどん高い所に登っていくので、網戸に爪を引っかけて登ってしまう猫もいます。
網戸に登ると、網戸が傷んでしまうということもありますが、登った猫が降りられなくなってケガをするというケースもあります。
網戸を破る
網戸の網目に猫が爪を引っ掛けて破ってしまうことがあります。爪でいたずらをする以外にも、中には噛みちぎってしまう猫もいるようです。爪とぎ代わりにいつも爪で引っ掻いたり、遊びながら噛んだりしていると、そのうちに網戸が破れてしまい、そこから猫が脱走してしまいます。
網戸に体当たりで外す
体格の良い猫ですと、網戸に体当たりしたり登ったりしているうちに、重さで網戸が外れてしまうことがあります。
猫の体重が5kg以上で、網戸も滑りが良かったり網戸自体が軽いものだと、特に外れやすくなります。
特に他にもペットがいる家庭では、他のペットと遊んで走っている時に体当たりしてしまうというパターンもあります。
そして、頭の良い猫であれば、「この場所は体当たりするば外に出られる」と学習して、わざと外そうという行動を取ることもあります。
猫が網戸から脱走しないように!猫の脱走対策
頭の良い猫は、網戸から何度も脱走するうちに、ここは横に動かすと開くということを覚えます。
最近はロック機能の付いている網戸も増えてきましたが、付いていない場合には、簡単に取り付けられる網戸用のロックも販売されています。
取り付けは貼り付けるだけで簡単ですし、粘着力が強く、そう簡単には外れません。
お値段もそれほど高いものではないので、心配な方は取り付けておいても良いでしょう。
猫が網戸を引っ掻いてやぶるという場合には、ペット用の猫が引っ掻いても破れにくいという頑丈な網戸用ネットがあります。
普通の網戸と同じような手順で張替えできるので、おすすめです。
いたずら好きな猫にはペットフェンスも効果的
網戸へのいたずらが大好きな猫には、ペットフェンスを置くという方法もおすすめです。もともとはペットが入ってこないように仕切りに置く自立型のフェンスを窓の前に置いてみましょう。
これを置くだけで、網戸へのいたずらが収まった猫もいますが、元気のいい猫の場合には、これをジャンプして飛び越えてしまう子もいます。
使う場合には、猫の性格や年齢なども考えて検討しましょう。
そして、網戸側の対策ももちろん必要ですが、猫の爪をこまめに切るという方法も忘れないで下さい。
網戸にいたずらをして開けてしまうような時には、爪を切っておくと引っ掛かりにくくなります。
また、爪とぎのように使用することも少なくなるでしょう。
猫が脱走しやすい玄関の対策は?
猫の脱走は、玄関が一番危険です。私たちが外出する時、帰宅する時、ちょっとしたスキに猫が脱走してしまうこともあります。
玄関からの脱走を防ぐために対策を考えてみましょう。
玄関からの脱走防止のために、大きく2つの方法があります。
- 玄関につながる通路をふさぐ
- 玄関自体の出入りを困難にする
玄関からの脱走予防には小型の簡易ゲートがおすすめ
このゲートを使って、ねこが玄関に侵入するのを防ぎます。
簡易ゲートのメリット
- 比較的値段が安い
- 取り付けが楽
- 通路の幅に合わせて調節できる
簡易ゲートのデメリット
活発な猫の場合には飛び越えてしまうことがあります。壁同士を突っ張り棒のようにしてゲートを固定します。
あまり高さはありません。
もっと高さが高いものになると、パーテーションというタイプになり、固定する場所が壁同士ではなく、床と天井となります。
かなり高さが出ます。
パーテーションは、簡単には飛び越えられないですが値段が高めで取り付けが大変、人間も大きな荷物を持つと通りにくいという点があります。
それぞれにメリット、デメリットがあるので、特徴や予算によって選んでみましょう。