いつもしまってあるはずの場所に通帳がない!通帳をなくした!突然こんな状況になったら焦りますよね。特にお金に関わるものですから、今後の生活にも影響してくるかもしれません。
通帳を無くしてしまった時、まず何をしたら良いのでしょうか。悪用される前にできることを教えて!
そこで今回は、通帳を無くした時にすぐに取りたい対処法と、無くした時に考えられる通帳の悪用についてお伝えします。
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通帳をなくした!すぐに悪用される心配はある?
通帳を使って現金を引き出す場合
登録してある印鑑と一緒に窓口で手続きする必要があり、金額によっては通帳の名義人本人と確認ができる身分証が必要になります。
もし、名義人以外が現金を引き出す場合には、名義人の委任状に加えて窓口を訪れた人自身の身分証も必要です。
たとえ家族であっても、口頭で「代理です」と言っただけでは認められません。
このように、他人の通帳だけを持っていても容易には現金を引き出すことはできないのです。
定期預金の通帳の場合
さらに他人が解約することが難しくなります。定期預金も必ず窓口での手続きが必要となります。定期預金を解約できるのも本人ですので、通帳を持っているからと言って、簡単に引き出せる仕組みにはなっていません。
通帳を紛失したことに気付いた場合も、冷静に対処しましょう。
まずは考えられるところを徹底的に、落ち着いて探してみて下さい。手元に銀行印がある状況なら、慌てて銀行に連絡する必要がないケースがほとんどです。
通帳をなくした時に悪用されるパターン
通帳で預金が引き出される可能性もある
基本的には現金の引き出しの際に通帳と一緒に印鑑を持参して窓口に行く必要がありますが、金融機関によっては通帳と暗証番号を使いATMからの引き出しも可能です。
その場合は、暗証番号が推測されやすいもの(住所や電話番号、誕生日など)の場合に現金を引き出されてしまう危険性があります。
通帳を盗まれ、なりすましで犯罪に使われる
預金通帳には、口座残高の他にも口座番号や名義人の名前など、知識がある人から見ると多くの情報が詰まっているのです。
詐欺行為の振込み口座に使用されるといった犯罪で利用されることも考えられます。
通帳にヤミ金業者からの勝手な入金
ヤミ金業者から勝手に振り込みされて、大金が入金される。逆に得してしまうのでは?と思わないで下さい。
借りてもいないお金を、借りたことにされてとんでもない金利が乗せられた返金を請求されるかもしれません。
通帳をなくした時は悪用される前に速やかな対処を!
銀行に通帳の紛失を知らせる
もし、本当に通帳を紛失してしまったのであれば、早めに銀行に連絡して引き出しの停止などの手続きをしてもらいましょう。
多くの銀行では、通帳・キャッシュカードの紛失、盗難に関する連絡先(電話番号)が設けられているはずなので、万が一のために一度確認してメモしておくことをおすすめします。
通帳の使用を止めても、手元にあるキャッシュカードでの取引は可能です。
悪用を防ぐため、警察に遺失物届を提出する
もし、外で紛失したのであれば、日時や場所を詳細に届け出ましょう。無くした場所が明確でなければ警察が受け付けてくれない場合もあるのです。
警察に届けておくことで万が一、不正に現金を引き出された場合には防犯カメラの映像を確認して捜査してもらえます。
被害に合ったときに、警察に届け出ていないと銀行が補償してくれないケースもあるので早めに届け出たほうがいいでしょう。
通帳をなくした!再発行の手続きについて
通帳を紛失して再発行する場合
本人確認書類と印鑑が必要です。
銀行の窓口対応は基本的に平日のみ。銀行によってはかなりの待ち時間を要することもありますので、時間的な余裕を持って行きましょう。
銀行の窓口で必要書類に記入して提出すれば、おおむね1週間程度で新しい通帳が郵送されて来ます。
再発行には、ほとんどの銀行で1,000円程度の手数料が必要です。
最近ではネットバンキングも普及し、通帳を持たずにPCやスマホで残高や振込み状況を確認するケースが増えて通帳を持たないひとも増えています。
しかし、「やっぱり通帳がないと不安」という人もまだまだ多いようですね。
ちなみに、磁気テープがある通帳は強い磁気に近づけると読み取りができなくなってしまいます。マグネットを使ったスマホケースを一緒にカバンに入れるなどすると、磁気テープに影響することがあるので通帳専用のポーチなどを使う方法もあります。
キャッシュカードをなくした時は
次に、通帳ではなくキャッシュカードの紛失に気付いたときの対処について見ていきましょう。
キャッシュカードがないことに気付き、紛失や盗難の恐れがある場合、警察に連絡しようと考えるかもしれません。
しかし、まずすべきことは銀行への連絡です。他人に悪用される前にキャッシュカードの利用停止手続きを行いましょう。
この手続きを取れば、勝手に現金を引き出されることは防ぐことができます。もし、財布ごと紛失したのであれば一緒に入れているクレジットカードなども利用停止にします。
財布を落としたとき「どうせもう戻ってこない」と警察に届け出ない人もいるようですが、運よく拾われて警察に届けられれば無事に戻ることも考えられます。
紛失に気付き、カード類の使用停止手続きを行ってから最寄の交番や警察署で遺失物届けを提出しておきましょう。届け出をしていれば不正利用で被害があった場合に被害額
を補填してもらえることもあるのです。
届けが出されていないと、これらの対応を取ってもらえない可能性があります。