小学校の水泳授業でゴーグルが必要と考えられる理由について

昔は小学校の授業で行われる水泳中にゴーグルの使用を禁止している学校もありましたが、今はほとんどで使用が許可されているか、推奨されています。

水に含まれる消毒用塩素や眼病予防を考えると、子供の健康のためにもゴーグルは必要だというのが現在の一般的な考え方のようです。

ただ、水に慣れるまではゴーグルの使用を控えた方が良いという考え方もあるようです。小学生が水泳でゴーグルを使う是非について考えましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

絵が描けない!スランプの原因とスランプから抜け出す対処法

絵を描くことが好きな人の中には、なかなか自分の思うような絵を描くことができなくなり、スランプになって...

絵の上手い人の脳とは?下手な人との違いや絵が上達する方法

絵の上手い人は下手な人と脳の使い方が違う?上手い人と下手な人にはどのような違いがあるのでしょうか?...

服の生地に使われる繊維の特徴!生地の分類やよく使われる衣類

服に使われる生地は、なんとなくはわかっていても、なんとなくしかわからないという方が多いのではないでし...

2人暮らしにおすすめの部屋の広さは?お部屋選びの注意点

同棲を考えているカップルや、結婚が決まったカップルなど、新たに2人暮らしを考える時に悩むのが、お部屋...

5歳児にオススメな遊びや発達の特徴と成長ポイントについて

子供が5歳児となると、言動や行動も活発になり大人の言っていることもだいぶ理解できるようになり、一通り...

思い込みと勘違い。2つの違いとは。思い込みを信念に

思い込みと勘違いについて。2つの違いとは?簡単に言ってしまうと、人間は思い込みと勘違いで...

マニキュア後のトップコート!ベストタイミングをご紹介

マニキュアを長持ちさせたり、キレイに見せるためのトップコート!使用している方もたくさんいらっしゃいま...

黒のコートに付くほこりやゴミの取り方とほこりを予防する方法

黒いコートは、どうしても、ゴミやほこりが目立ってしまいがちです。せっかくの新しいコートも、ほこり...

部屋の湿度は何%が理想?乾燥対策や湿気対策をご紹介

部屋を理想的な湿度に保つにはどんな工夫をしたらいいのでしょうか?そもそも、湿度は何パーセント...

友達がゲーム目的で家に入り浸る!子供の友達との付き合い方

お子さんのお友達が、ゲーム目的で家に入り浸っている日々が続くと、そのことが原因で段々ストレスが溜まっ...

3人家族の場合、気になるマンションの間取りについて!

3人家族でマンションに住むならどんな間取りや部屋数があればいいのでしょう?部屋の大きさや子供...

室内の湿度は何%が理想なの?過ごしやすい湿度とは

室内はどのくらいの湿度が理想なのでしょうか?季節によって、理想的な湿度は違ってくるようです。快適な湿...

入籍後に結婚式を挙げたカップルの友人代表スピーチのコツ

入籍後に結婚式を挙げるカップルは多いですが、入籍後しばらく経ってから結婚式を挙げるカップルもたくさん...

ペンケースの中身を必要最低限の物にすると成績アップに繋がる

あなたが愛用しているペンケースの中身を今すぐ見てみましょう。ゴチャついていませんか?頭がいい学生...

犬の遠吠え、する犬としない犬の違いとは?遠吠えの理由や対処法

遠吠えをする犬としない犬というのは、どのような違いがあるのか?気になるところですよね。そもそ...

スポンサーリンク

小学校の水泳授業でゴーグルが必要な理由とは

小学生くらいになると、泳ぎを覚えて水泳を楽しむ子どもも増える頃ですね。

学校の授業でも「水泳」をするところも多いでしょう。

水泳の授業の持ち物に、ゴーグルが書いていないところもあり、親としては迷うところですが、結論としては、ゴーグルを使用することをおすすめします。

一番の理由としては、眼病対策としてゴーグルを使うということです。

ゴーグルを付けていれば絶対眼病にならないとは言えませんが、裸眼でプールで泳ぐよりはその可能性は断然少ないと言えるでしょう。

プールに使われる水の中には、プール水に含まれるウィルスや細菌を死滅させるため消毒用に塩素が含まれています。

これは、屋内プール、屋外プールにどちらにも同じ濃度で塩素が含まれています。
屋内プールのほうが、塩素の独特の匂いを強く感じますが、あれは屋内の方が匂いが外に逃げにくいからということのようです。

そして、この塩素が含まれた水に目をつけると角膜を傷つける原因になってしまうということが言われています。

昔だったら、プールからあがったら水道水で目を洗い流せば大丈夫という常識でしたが、現在では、この水道水にも塩素が含まれているので、逆に水道水で目を洗うということは眼病の原因になってしまうのです。

またゴーグルをすることで、プール内でも視界が良くなりますので、他の子の足がぶつかったり、という衝突を防ぎ目を守ることにもつながります。

小学校の水泳でゴーグルを付けることは泳ぎの上達につながる

前述のように、水泳でゴーグルを付けるということは、たくさんのメリットがあります。

ゴーグルで目の保護

塩素による角膜障害から守る効果があります。
また、アレルギー体質の子どもで、水泳後に目が充血してしまったり、かゆがったりということもありますが、ゴーグルをすることで目の粘膜を守れます。

泳ぎの上達につながる

水が苦手な子どもは、まず水に顔をつけるということから始めますが、目をつぶって顔をつけるよりも、ゴーグルを付けた方が水の中がよく見えますので、水に慣れるのも裸眼よりは早いということが言えるでしょう。
ゴーグルを付けることで、水中での泳ぎの姿勢や手足の動かし方が観察できますので、泳ぎの上達も早くなります。

ゴーグルなしでプール以外の場所で泳ぐ機会は少ない

海や川で泳ぐような場合でも、ゴーグルは付けて泳ぐ方が圧倒的に多いと言えます。

小学校によっては水泳授業でゴーグルが禁止されていることも

学校の方針でゴーグルの使用を認めていない学校も少なからずあります。

それに対し、ゴーグルを使用したい場合には前もって申請が必要であったり、といった制限を設けている学校もあるようです。

ゴーグルの使用があまり好まれない理由としては、児童同士の接触事故の際に怪我をしてしまう危険があることや、水難事故に備えてゴーグルなしでも水の中で目を開けられるように指導する方針であることなどが挙げられます。

実際に、ゴーグルを付けた児童同士がぶつかって、目や頭に怪我を負うケースも年に数回あるようなので、こうした事故を防ぐためというのは納得の理由ともとれます。

そして、数十年前のゴーグルは、中にはガラス製のものがあり破損の危険もありましたが、今では100均にまで売られているほど身近で、素材も割れない素材のものが多くなっています。

ゴーグルをつけるメリットの方が多いことを考えると、使用上の注意を守るという最低限のルールをふまえた上で、上手に学校の授業でもゴーグルの使用が取り入れられたら良いと思いますね。

小学校で禁止されている水泳用ゴーグルの使用許可をお願いする場合

小学校のプールで、水泳用のゴーグルを使用する場合、学校への使用許可が必要です。

使用許可を取らずにゴーグルを付けるのは、勝手な行動とも映りますので、必ず使用許可を取りましょう。

その際、ただゴーグルの使用許可をお願いするのではなく、「目の充血が気になる」ということや「アレルギー体質なので」という健康上の理由であれば許可されます。

学校との連絡帳などに、その旨を記入して、許可を申し出ます。

学校のプール授業において、大切なことは水に慣れて楽しく泳ぐことなので、必ずしも、水中で目を開けることに重点をおく必要はありません。

水に慣れるまでゴーグルを仕様することは安全にも効果的という考え

水が苦手な子どもには、水が怖くなくなるまでゴーグルはつけさせない方針もあります。
低年齢児になればなるほど、水への恐怖心や抵抗心は少なく、ベビースイミング教室などでは、数回の授業で水の中にもぐったり、水中で目を開けることができるようになります。

年齢が上がるにつれ、水への抵抗心は大きくなり、それまで水泳をしたことがないような子どもが初めての学校プールで、水をかけられるようなことがあると、水への苦手意識はますます強くなります。

なので、できれば早いうちから水に慣れさせることをおすすめします。

水に慣れてきて恐怖心がなくなると、自分からどんどん水に入って遊んだりするようになります。

私には4歳の息子がいますが、4歳になってから水泳教室に通い始めました。

最初は、ちょっと不安そうにしていた息子でしたが、授業が進むにつれて、息子はもちろんクラスの子全員がいまや楽しそうに、水の中をもぐったり、バタ足したりして成長しています。

そして、ゴーグルを付け出したのは、水慣れしてからでした。

子どもの水難事故が防ぐには、水の中で目を開けられるということはポイントではない気がします。
水中で目が開けられる大人であっても、溺れないとは言い切れません。

子どもの泳ぐ力も大切ですが、近くにいる大人が子どもたちを常に見て、危機状況を察することが水難事故を予防するのに大切なことだと言えます。