賞味期限切れのお菓子でも多少過ぎたくらいなら食べても問題ない、と考えていませんか?
特にクッキーのような焼き菓子なら、2ヶ月過ぎてても食べられるって思いますよね。
でも、そこに落とし穴があります。健康上には問題なくても、確実に品質は落ちてしまっているのです。
賞味期限切れ2ヶ月のクッキーは本当に食べられるのか、その基準について考えてみましょう。
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賞味期限切れ2ヶ月のクッキーは食べても問題ない?
見た目が平気でもクッキーの品質は落ちている
美味しそう!とクッキーを買ったまま、食べるのを忘れて2ヵ月が経っていた…という経験をしたことがある人もいるかと思います。
せっかく買ったものを賞味期限が切れているからと捨ててしまうのは少し気が引けてしまいますよね。
しかし、賞味期限が切れてから2ヶ月が経ったクッキーは食べられるのでしょうか?
「中身を開けてみてカビが生えていなかったら食べる!」
「においや見た目が大丈夫でも味が落ちていると思うから食べない!」
様々な意見がありますが、確かにカビが生えていたり変な臭いがしなかったら食べても問題は無いように思えますが、賞味期限が2ヵ月も経っているのです。
確実にクッキーの品質は落ちてしまっています。
買ったクッキーを美味しく食べられるように、賞味期限は記載されているのです。
たとえ未開封であったとしても、賞味期限は過ぎてしまっているので、美味しく食べられる保障は無いといえます。
実は賞味期限切れのクッキーは2ヶ月くらいなら食べられるという説も
開封済みで時間の経過しているクッキーは食べるべきではない
賞味期限が切れてしまったクッキーでも、2ヵ月ほどならまだ食べられるという説もあります。
スナック菓子などは賞味期限が切れていても食べている方は少なくないです。
実は、賞味期限が切れてから約1.2~1.5倍までの期間は安心して食べられるように作られているのです。
例えば、製造されてから6ヶ月ほどで賞味期限が切れるお菓子だと、7~9ヶ月までは食べられる計算になるのです。
しかし、ここで気をつけて欲しいのが、これはあくまで未開封の場合です。
一度開封してしまったら、賞味期限は意味を持ちません。
お菓子の袋にも「開封した後はお早めにお召し上がりください」と書いているように、一度開封すると湿気などでお菓子が劣化してしまったり、袋の空いたところからダニなどの虫が入ってしまうこともあるので、早く食べきってしまう方が良いです。
たとえ未開封であったとしても、はやく食べきるように心がけたいですね。
賞味期限切れから2ヶ月たったクッキーが食べれるかどうかは自己判断です
一般的に、市販で売られているクッキーの賞味期限は大体1年ほどです。
しかし、手作り感の強いものの場合やおしゃれにいろいろとトッピングしてあるものの場合は、賞味期限がもっと短いことがあるのです。
クッキーの賞味期限はある程度までなら切れても特に問題はありませんが、賞味期限というものは風味が落ちずに美味しく食べられる期間を指しているもので、健康に害が出る期間を指しているわけではないのです。
しかし、賞味期限が切れてからどれほどの期間までなら問題なく食べられるのかという判断は自分で判断する必要があるのです。
トッピングが色々してあるものはトッピングが悪くなってしまうことや、クッキーに含まれているバターが空気に触れて酸化してしまうことなどがあるので、クッキーだから大丈夫と油断せず、一口食べて違和感を感じた場合は食べることを控えた方が良いですね。
違和感を感じながらそのまま食べ進めてしまうと健康に害が及んでしまう可能性もあるのです。
たとえ1ヶ月でも賞味期限切れのクッキーは食べない方がいい?
市販で売られているクッキーのパッケージには、賞味期限が必ず書いてあるかと思いますが、その賞味期限が1ヶ月ほど切れてしまっていたら食べてもいいのか迷ってしまいますよね。
賞味期限はクッキーの味や品質が保障されている期間なので、賞味期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるわけではありませんが、この期間から1ヶ月も経ってしまっているとかなり味や風味が落ちてしまっていると予想されます。
賞味期限が切れてから1ヶ月経ってしまっているクッキーは、未開封であれば食べられる可能性が十分高いといわれています。
保存状態によって食べられたり食べられなかったりもするので、購入してからの保存状態もしっかりしておきたいところですね。
食べられる可能性が高いといっても、実際に開封してみてクッキーが湿気ていたり、変な臭いがしたりした場合はやはり食べないほうが安全です。
賞味期限が切れてから食べられるか食べられないか判断するより、購入したときに賞味期限をしっかり確認して、期限が切れる前に食べきってしまうようにしましょう。
賞味期限切れの手作りクッキーは食べない方がいい?冷凍保存すれば2ヶ月もつ?
これまでは市販で売られているクッキーの賞味期限についてお話していましたが、手作りしたクッキーの場合はどうなのでしょうか。
手作りしたクッキーは、使用した材料やクッキーの焼き具合によって異なりますが、一般的に手作りしたクッキーの賞味期限は1週間ほどといわれています。
しっかりと焼いて水分が飛んでいれば1週間以上保存することも可能といえますが、空気に触れていることでバターが酸化して風味が落ちてしまっていたり、しっかり焼けていなかった場合はカビが生えてしまう恐れもあります。手作りしたクッキーを美味しく食べたいのであれば、3日程度で食べきってしまいましょう。
冷凍保存をすれば約1ヶ月は持つかと思いますが、解凍したあとの湿気には要注意です。
クッキーは腐るとどうなってしまうのでしょうか。
カビが生えたり、糸を引いたり、異臭や油臭くなります。
このような状態になってしまったクッキーは食べないほうが良いですね。
しっかり焼けていなくて水分を含んだ状態で1週間以上経っているものも食べない方が良いです。
市販であっても手作りであっても、はやめに食べきるように心がけたいですね。