力士の方は皆さん大きい、体格がいいというイメージが定番ですがその体についているのは脂肪と思いがちではないでしょうか。
筋肉量を測定するのに体脂肪率が目安にされますが、力士の体脂肪率は意外に低いものになっています。
また力士をよくみてみると、体型に違いを感じることはないでしょうか。「あんこ型」と「ソップ型」に分けられています。
どのような体型なのかその特徴も紹介します。
力士といえば四股踏みが連想されますね。この四股踏みには重要な意味があるといいます。詳しくみてみましょう。
また力士の生活はどのように送られているのでしょう。稽古や食事などの一日の流れもご覧ください。
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筋肉?脂肪?力士の体型、「あんこ型」「ソップ型」について
国技である相撲は女性ファンも多いです。
相撲を見ていると力士の体型の違いに気がついたりしませんか。
ずっしりと全体的に丸い力士の体型が「あんこ型」と呼ばれます。
魚のアンコウに似ていることがその由来だそうです。
この体型の武器として相手力士をお腹に乗せ相手を固定させながら攻撃できるということです。
脂肪が多く大きな体型から膝や足にに負担がかかり怪我も多いことから、必ずしもこの体型が有利とは限りません。
また一方では細身の「ソップ型」と呼ばれる体型があります。
細身といえど力士ですのでかなり筋肉質でとても魅力ある力士体型と言えます。
力士の食事であるちゃんこ鍋に、ソップ炊きという鶏ガラベースのちゃんこ鍋がありますが、「細身=鶏ガラ」ということから、この体型の由来がきています。
またあんこ型にくらべ俊敏性が備わっていますので、相撲のとり方も見どころであります。
一見、力士はみんな同じ体型に見えますが、よく見るとその違いはすぐにわかりますよ。
体型の違いによって動きの特徴が違いますが、それでも力士それぞれの相撲のとり方が魅力的です。
力士の体型の違い、その体型の呼び方や由来がわかると、違った視点から相撲を見ることができ益々相撲の虜となることでしょう。
力士の体は脂肪だけじゃない。その筋肉量とは
力士の体は一見脂肪の塊に見えますよね。
しかし、脂肪の塊だけではあのような相撲の動きをすることができません。
ただの肥満による脂肪であればテレビ番組の特集などでよく見るような、自力での身動きが厳しくベットに寝たきり状態になってしまうのです。
力士体型は、相撲というスポーツに合わせたトレーニングや食事法、生活習慣であのような体を作りあげます。
一見脂肪の塊に見える体型もよく見てください。
下半身の鍛えられた筋肉質なお尻、足腰は稽古の厳しさが物語っていますよね。
ですが多くの方は下半身は筋肉でもお腹は脂肪では?と疑問を持つでしょう。
特に体型があんこ型の力士は皮下脂肪が多いのが特徴です。
しかし、脂肪をつけて体を大きくすることも相撲というスポーツでは武器になるのです。
力士の場合はお腹周りも脂肪だけではなく、その何割かは鍛えられた筋肉です。
計測してみると、見た目によらず体脂肪が少ない力士が多いのはのは、やはり厳しい稽古で鍛えられたものによる体型ですね。
力士は脂肪よりも筋肉。そのトレーニングは四股踏み
力士の体型は脂肪よりも筋肉です。
相撲特有のトレーニングによってあのような体を作り上げます。
そのトレーニングの1つに相撲ファンの醍醐味でもある「四股踏み」があります。
相撲でお馴染みの四股踏みはお尻や腰を鍛え強い下半身を作る、またあの姿勢に耐えることで忍耐力をつけるトレーニングです。
また、あの大きな体を支えるためにはバランスを保つための体幹も鍛えられるのです。
相撲の知識がない人達にとって四股踏みは、ただ単に相撲ならではのポーズとしか思わないでしょうが、このように下半身、忍耐、体幹を強化する意味が込められているのです。
上半身に比べ力士の引き締まった下半身を作り上げるにはこの四股踏みトレーニングが必須です。
相撲のことを1つ1つ知っていくことで、また1つ相撲を見る楽しさが増えるでしょう。
力士といえばちゃんこ鍋。その理由を紹介
力士の食べ物「ちゃんこ鍋」の不思議
力士がちゃんこ鍋を食べる理由や目的を明確にしていきましょう。
- 時短目的
力士のあの大きな体では一人あたりの食べる量は尋常ではありません。
作る時間や量を考えると、大きなお鍋で一気に作ることで調理の時間短縮になり量も食べられます。
作る時間、光熱費の節約の時間短縮が目的でもあります。 - 野菜摂取ができる
より良い体を作るためにはバランスよい食事をしなければなりません。
お鍋なら野菜や肉、魚もまとめて摂取することができ筋肉や脂肪を蓄えます。 - 食が進む
力士はあの体を作るためには食事も稽古の1つです。
精神的に辛かったり、疲労によってはなかなか食も進みません。
美味しいスープに染み込んだ野菜や肉なら出汁と一緒に食も進みやすくなります。 - 衛生管理
火を通したものを食べることで食中毒を防止し、衛生面や体調管理を行っている。
力士の一日の流れ。稽古や食事のこと
力士の1日の始まりは朝早く起きて朝稽古から始まります。
稽古、食事、お風呂は番付によって時間が異なり、番付が高い人こそ良い条件が与えられ稽古は後から食事やお風呂は先に入れます。
しかし、番付が高くなることで人気になりますので、テレビ番組の出演、公演、ボランティア活動、興行など様々なオファーにも受けなければいけないため、日々の稽古を合わせると過密なスケジュールとなります。
1日のなかの自由行動には寝たり、外にでかけたり各々に過ごしますが、ここでも番付が高く人気な力士は自由時間も返上し仕事に専念します。
力士は他のスポーツとは違い、生活を1つ屋根の下で過ごす共同生活になるので決められたスケジュールで毎日を過ごしています。
力士の日々の生活を知ることでもっと相撲が楽しくなることでしょう。
魅力溢れる国技を老若男女問わずもっと多くの方に知ってもらえたら相撲ファンにとっても嬉しいですね。