最近の日本の夏の暑さは異常です。夜になっても気温が下がらないことも多く、寝苦しい夜をどう過ごすかが問題となっています。
では、寝苦しい夜に快適に過ごすにはどうすればいいのでしょうか。快適な睡眠に入るための工夫とは?
まず最初に思いつくエアコンですが、使い方が重要です。
電気代をなるべく安く済ませる方法もありますのでぜひお試しを!
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夜になっても気温が下がらない!寝苦しい時の対処法は?
猛暑が続く毎日、夜になっても気温が下がらないと、本当に寝苦しいですよね。
そんな時に一番頼りになる存在はエアコン!と言う方も多いのではないでしょうか。確かにエアコンは寝苦しい夜には強い見方です。温度を下げてくれると同時に、除湿も行ってくれるのでスイッチを入れると過ごしやすくなります。
しかしぐっすりと寝てしまうと、エアコンを微調整する事ができないので、寝冷えをしないか?体によくないのでは?など心配な点も出てきますよね。
そんな方は朝までエアコンをつけっぱなしにするのではなく、寝入りばなだけエアコンを使う方法がオススメです。
タイマーにして3~4時間ほどだけエアコンをつけて、就寝します。
これなら寝冷えなどの心配もなくなりますし、寝やすくなりますよね。
しかしこの場合もポイントがあります。それは温度を下げすぎないこと!キンキンに部屋を冷やしすぎてしまうと、エアコンが止まった時に温度差があり寝苦しさを感じてしまいます。また涼しい部屋では布団をかぶって眠ってしまうので、余計に温度差を感じることでしょう。
最初から温度を低くするのではなく、いつも部屋で過ごす温度よりも1~2度高めに温度設定をして、そこから調節を行ってくださいね。
気温が下がらない夜に試したい快適な睡眠に入るためにできる工夫とは?
エアコンを使った方法をご紹介しましたが、その他にも気温が下がらない夜にオススメの方法があります。
エコを意識するなら、氷枕を使ってみてください。熱が出た時に使用するアレです!
凍らせておいた氷枕にタオルを巻いて使用すると、じんわりと冷たく、そして首筋が冷えることによって体温を下げてくれます。
またわきの下に挟むのも、体温を下げてくれる効果がありますよ。暑くて眠れない夜には保冷剤などを使用してわきの下を冷やしてみてください。
その他にも涼しい体感が期待できる寝具を使ってみるのも良いでしょう。
冬には毛布などの暖かい寝具を使うように、夏には夏用の寝具を!ひんやりとした感じが得られるものが各寝具メーカーから販売されていますよ。
その他にも寝具の素材としては夏に涼しく、冬は暖かいオーガニックコットンもオススメです。オーガニックコットンは湿度があると繊維の隙間が細くなり、乾燥をすると隙間が太くなるため、夏は汗を吸収して発散し、冬は空気を包み込んで保温効果があります。
このように寝苦しさを感じるときには、寝具にもこだわってみると良いでしょう。
気温が下がらない夜にエアコンをつけたいけど電気代が高くなるのでは?
気温が下がらない夜は寝苦しいばかりでなく、熱中症になる危険性もあります。
エアコンを使って寝苦しい夜を乗り切る方法をご紹介しましたが、タイマーをかけてもエアコンが止まってしまうと、どうしても起きてしまって暑くて眠れない。そんな方は仕方がなくエアコンをつけっぱなしにしてしまいますよね。
そうなると今度は電気代の心配も出てきてしまいます。エアコンを入れっぱなしにするよりも小まめにON、OFFするのが良いのか?気になりますよね。
実はその答えはNOです。涼しくなったからと一度エアコンを消して、暑くなったらまたつける。これを繰り返すとその都度、エアコンは高くなった部屋の温度を下げようとフルで稼動します。この時が一番電力を消費するので、一日に何度もこの状態を繰り返すのは節約するどころか、電気代を上げる原因になってしまうのです。
何度もON、OFFを繰り返すのなら、温度を設定して自動運転にしておくほうが電気代の節約になり、また省エネです。
また外気温に合わせて、エアコンと扇風機を上手に利用すると良いですよ。
気温が下がらないと熱中症が心配!根本的な問題を解決するには?
先ほども少し触れたように、家の中でも熱中症にかかる危険性があります。
熱中症といえば、炎天下で長時間屋外にいる事で起こるというイメージがありましたが、最近では家の中のリビング、そして寝ている間に寝室で、などというように家の中でも熱中症にかかる人が目立つようになってきました。
日中に直射日光を浴び続けた住宅は、夜になってもその熱がこもったままの状態になり、外気温が下がっても、中の気温が高いままの状態を維持する事も少なくはありません。
このような状態では、対策をしなければ家の中で熱中症になってしまうのも、うなずけますよね。
特に年配の方や、小さなお子さんがいるお家など、体温調節が難しい家族がいるような場合には、無理をせずにエアコンを上手に使って家の温度を下げる事が必要となります。
また断熱性が低い家も問題点だと専門家は言っています。日本の家は断熱性能が次世代省エネ基準を満たしているものは全体の5パーセント程度にとどまります。
断熱性能は冬場の寒い時期だけではなく、夏場の暑い時期も重要となります。熱中症を予防するためにも、家を新築する際には断熱性能をしっかりと把握する事が大切ですね。
夜まで気温が下がらない日が続くその原因とは?
エルニーニョ現象って、よく耳にする事がありますよね。海水温が高い現象をこう呼びます。
逆に海水温が低いことをラニーニャ現象って、言うのをご存知でしたか?
実はこのラニーニャ現象が暑さの原因の一つでは?といわれています。ラニーニャ現象が起こると太平洋高気圧が強まります。しかも、この状態が一時期に起こっているのではなく、年中続いているので暑さが長引くのではとの見解なのです。
また天候不順を起こすのも、このラニーニャが関係しているとも言われているので、暑さがいつまでも続くだけではなく、雨が多く降るのも関係性があるのかもしれません。
オゾン層の破壊が原因では?といわれていた時期もありましたが、色々な原因がいくつも合わさって、この異常なほどの暑さが続いているのかもしれませんね。