野良猫を保護したときはシャンプーの前に動物病院へ行くのが安心

近所にいる野良猫を保護したときは、猫の体が汚れていることから、先にシャンプーをしたくなりますよね。ですが、野良猫を保護したときは先に動物病院に行くほうが安心でしょう。

でも、どうして先に病院に行くほうが安心なのでしょうか。先にシャンプーをしてはいけない理由は何なのでしょう。

そこで今回は、野良猫を保護したとき、まず最初にやっておくべきことについてお伝えします。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ハムスターは飼い始め1週間が勝負!ハムちゃんの気持ちをご紹介

ハムスターを飼い始めた瞬間から1週間は、絶対にそっとしておきましょう。せっかくハムちゃんを迎...

凍結道路時のタイヤはノーマルではなくスタッドレスが鉄則!

凍結した道路はとても滑りやすく危険です。ノーマルタイヤではなくスタッドレスタイヤの方が安心ですが...

強い地震だと家具は飛ぶ!日頃から地震に備えるしか方法はない

地震で家具が飛ぶって信じられますか?でもこれは本当です。地震によって家具が倒れるのは理解できるか...

チケット取引で手渡しは危険が少ない?手渡しする際の注意点

人気アーティストのライブチケット。チケット売買によって運良く入手出来た後は受け渡しになりますが、...

プラチナの指輪が傷つきやすい理由と傷から守るための対処法

プラチナの指輪は傷つきやすいのは知っていますか?つい指輪を付けたまま仕事中に重い荷物を持ってしまった...

バラの花びらを利用!ドライフラワー・ポプリ・ローズバスの方法

バラの花束をもらって心から感動したという女性は、そのバラをいつまでも楽しみたい、枯らしてしまうだけで...

目の種類にはどんな形がある?それぞれの特徴とメイク方法

目にはどのような形や種類があるのでしょうか?同じようにメイクをしているのに、濃く見えてしまったりメイ...

腕を細くしたい!二の腕痩せにおすすめの筋トレを実践してみよう

二の腕についてしまった脂肪、どうにかしてすっきり痩せたいと思っている女性はたくさんいるのではないでし...

麦茶を煮出したやかんを冷やす方法と正しい保存方法

夏の暑い時期に飲みたくなる麦茶。買うよりも手作りした方が節約になるため、やかんで麦茶を煮出して作...

思い込みと勘違い。2つの違いとは。思い込みを信念に

思い込みと勘違いについて。2つの違いとは?簡単に言ってしまうと、人間は思い込みと勘違いで...

学校を辞めたい時の親の説得方法!今後の人生設計を明確にしよう

人間関係が上手くいかない、勉強についていけない、他に目標が見つかったなどの理由で学校をやめたいと思う...

定期預金の引き出しを本人以外が行うには?引き出し方法と注意点

定期預金の引き出しは原則として名義人本人しか行えません。ただ、親が認知症で手続きができない、ある...

車のシートにジュースをこぼした時の対処法!まずは応急処置を

車のシートにうっかりジュースをこぼしてしまうことってありますよね。そんな時、汚れてしまったシートをキ...

猫の写真 なぜへたくそにしか撮せないのか?上手く撮るコツとは

猫の写真を撮すにはちょっとしたコツが必要となります。猫ちゃんはかわいいのに、レンズに収まるそ...

シンクのおすすめ水切りカゴ!100均で揃う使い勝手の良いモノ

狭いキッチンは、洗い場のシンクも作業スペースも狭く、水切りはなるべくコンパクトなタイプを選びたいと思...

スポンサーリンク

野良猫を保護したときはシャンプーの前に病院へ

野良猫を保護すると「まずはお家に行ってシャンプーで綺麗に!」と思いがちですが、その行動は厳禁です。

野良猫は外で暮らしているため、ノミやダニ、様々な感染症に感染している可能性が考えられます。

そういった感染症は先住猫や人間に感染することもあるため、まずは動物病院に連れて行かなければいけません。

動物病院でノミやダニ、感染症などの検査をし健康状態に問題がないか確認しましょう。
また、猫を動物病院へ連れて行くことは、健康状態のチェックのほかにも、性別やだいたいの年齢も知ることができます。

年齢や妊娠しているかなどによっても与える餌が変わってきますので、動物病院へ連れて行くことは野良猫を保護する上で大切なことです。

動物病院での健康チェックにかかる費用ですが、お住まいの地域の動物病院により異なります。
目安としては、5000~15000円程度でしょう。

事前に動物病院に確認しておくと良いかもしれません。

保護した野良猫には猫特有の菌に感染しているかも!シャンプーの前に病院へ行こう

外の世界で暮らしている猫は、ダミやノミ、猫特有の感染症など様々な菌を持っている可能性が高いです。

殆どの場合は猫同士で感染しますが、中には人間に感染してしまう場合もあります。

野良猫は警戒心がとても強く、環境に慣れるまでは攻撃的になることも多いため、保護後に猫の爪で引っ掻かれてしまったりするとその箇所から菌が体内へ侵入してしまうため、大変危険です。

また、ノミやダニが体表についている場合であっても、シャンプーで完全に落とすことは難しいため、動物病院で薬を処方してもらう必要があります。

野良猫を保護した後は、まずは動物病院に連れて行き健康状態をチェックすることが大切です。

夜間や休日などで動物病院が開いていない場合には、家の中で先住猫と接触させないように配慮する必要があります。

野良猫はシャンプーを嫌がることも!お風呂は病院へ行ってからにしよう

野良猫は外で暮らしているため体が汚れていることも多く、保護した後「すぐにでもシャンプーをして汚れを落としてあげよう」と思うことありませんか?

殆どの猫は、水を嫌います。
そのため、水を使うことになるシャンプーは、当然ながら猫にとって大きなストレスとなってしまいます。

また、体に付着しているダニやノミはシャンプーでは完全に落とすことが難しく、再発防止のためにも動物病院で処方される薬を使う必要があります。

猫の体を綺麗にしてあげたい気持ちも分かりますが、外で暮らしていた猫の健康状態は元気であるとは限りません。

栄養失調で衰弱していたり、感染症や病気を患っている可能性もあります。

猫にストレスを与えることは避け、まずは動物病院に連れて行くことが大切です。

本当に野良猫かどうかの判断を間違わないで!

あなたの保護した野良猫は本当に「野良猫」ですか?

もしかしたら、近所で飼われている猫や地域で飼われている地域猫の可能性があります。そうした場合に、野良猫を連れて帰ってしまうと窃盗罪になることがあります。

そのため、本当に野良猫なのか?近所に確認したり、地域ボランティアの方に確認したほうが良いでしょう。

また、地域猫等に当てはまらない場合であっても、あなたの保護した猫の飼い主さんが毎日探しているかもしれません。

猫を保護している旨を、お住まいの地域の保健所や最寄の動物病院に連絡を入れておくことが大切です。

親切心から野良猫を保護したつもりが、大きなトラブルへと繋がってしまう可能性がありますので注意が必要です。