ハムスターを飼育する場合はケージが必要ですが、衣装ケースでも代用できます。
市販されているケージを買うよりも安く済みますし、何より掃除が楽なのでおすすめではありますが、デメリットもあります。
ハムスターが快適に過ごせるようなケージを作るには、どのような衣装ケースがいいのでしょうか。必要な材料や道具とは?
ハムスターのケージを衣装ケースで作る方法とポイントについてご紹介します。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
ペットボトル再利用は何回?自己判断ではあるが使い捨てがベスト
ペットボトルをまた水筒代わりとして再利用する場合、いったい何回まで使いまわしができるのか、という疑問...
メダカの底砂の掃除方法!掃除に便利なアイテムと水槽の掃除手順
メダカの水槽の掃除は欠かせないお世話のひとつです。掃除を怠ると水質の低下に繋がってしまいます。そ...
飲食店でピアスがNGだったら絆創膏で目立たなく出来る方法とは
せっかく空けたファーストピアス!数日後に飲食店のバイトが決まったけれどピアスがNGらしい・・・。...
スポンサーリンク
ハムスターのケージを衣装ケースで作る場合に必要な材料と道具
近年では、「ペットブーム」が到来したと言われるほど犬や猫を育てている人がとっても増えています。
そんな中でも散歩も特に必要がなく手軽に飼育できることと、動物臭が少ないことから考えても人気の高いのはハムスターです。
大きさ自体が小さいので子供からも人気の高い動物としても知られています。
では、ハムスターを飼育しよう!と決意したとして、何が1番必要かというとまずは「お家」です。部屋に放し飼いすることもできなくはないですが、隙間や暗闇を好むハムスターですので、すぐにタンスの裏に入り込んでしまい出てこなくなってしまったり、最悪の事態も起こしかねません。
そこで活躍するのが「ケージ」の存在です。ハムスターの家の事を言います。
ペットショップでも必ずと言っていいほどハムスターを販売している店舗にはケージもおいてあります
小さくてコンパクトなものや2階建てのアスレチック満載のものまで、とっても多種多彩なケージが販売されています。
確かに、購入するケージには付属して餌入れやホイールなどがついてることもあるので初期準備としては楽ですよね。
ただし、大きさには限りケージが大きくなるにつれて価格も跳ね上がります。
そこで使用したいのが衣装ケースです!衣装ケースを自分で細工してハムスターハウスを作ってしまうのです。
そもそも衣装ケースなら安いもので600円しないで販売されていることもあり、価格も魅力ですが、なんといっても広さです。
衣装ケースほどの広さが確保できればハムスターの運動不足問題も一気に解消されることでしょう。
では、早速必要な材料を掲載していきます。
(材料)
- 衣装ケース
- バーベキュー用網
- タイラップ
- プラスチック専用のこぎり
- キリや千枚通し
- ニッパー
- ヤスリ(ビニールテープ等)
作成したい形によっても必要なものは変わってきますので是非ネットでも確認してみて下さいね。
ハムスターのケージの衣装ケースを選ぶポイント
では、衣装ケースで自作ハウスを作る場合に気をつけるポイント等含めてお伝えしていきたいと思います。
ケージの中身が見えるようにしましょう
衣装ケースと言っても様々なカラーのものが販売されています。
イメージとしては透明だったり白っぽかったりしますが、中には原色の赤や青などカラフルなものも販売されております。
さて、この中でどの色の衣装ケースが理想的なのでしょうか?
正解は、「透明」です。
それは、中の状態を確認することができるからです。
「天井さえ網で空気穴を作っておけば、中なんて見えなくてもよいのでは?」という意見もありそうなのでお答えしますが、例えば複数匹飼育していたとします。
それぞれのハムスターの性格にもよりますが、稀に取っ組み合いのじゃれ合いを、気づかぬうちに片方が最悪の状態を迎えてしまったということが実際にありえるので少しでもその状況を作らないために透明なケースで中が十分見渡せるようにしなくてはなりません。他にも病気になっていたことに気づけない場合もあります。
色付きのカラーボックスは側面が見えないため上から覗き込むだけでは中の状態を正確に把握することができない場合がおおくなってしまうのです。
ハムスターの衣装ケースケージの作り方
では、早速衣装ケースでケージを作っていきましょう。
- 天井部分の蓋にバーベキュー網を合わせてペンで印をつけたら、プラスチック専用のこぎりで網の大きさに合わせて切り込みを入れていく。
- 切り終わったら、切り口をヤスリで丁寧になだらかにしていくか、ビニールテープなどで鋭い切り口を保護する。
- バーベキュー用の網をのせ枠の部分をタイラップで縛って固定するため、キリや千枚通しで穴をあけバーベキュー用の網を固定していき完成!
回し車(ホイール)はハムスターにとって必需品です。
これを設置するには側面の一部分にインパクトで穴を開けるなど回し車の接地面にあわせて調節して下さい。(置型タイプもあります。それだとわざわざ切り込みを入れなくても良いですよ。)
ハムスターのケージを衣装ケースで作るメリット
では、そもそも衣装ケースで作るケージのメリット等あるのでしょうか?
いろいろな視点から考えてみました。
●メリット
なんと言っても広さではないでしょうか?
もともと狭い空間で販売されているハムスターです。
せっかく出会ったのですから、のびのびストレスなく一緒に生活していきたいですよね?そう考えると衣装ケースはとても広く高さもあります。
こんなに大きなハムスターのケージはなかなか流通していませんよ。
価格も自分次第で抑える事ができます。
小さいケージを購入しても、3000円位はかかると考えておいて下さい。
高価なタイプで何階建てかとなると1万円をも超えてくるものさえあります。
衣装ケースケージのデメリットは、中が見えにくく横からお世話ができないこと
衣装ケースで作るケージのデメリットはどんなことがあるのでしょうか。
デメリットは、ほぼ無いに等しいのですが、しいてお伝えするならば「手間」です。
作成するには天井部分を切り抜いて空気を出す場所を大きく確保しておかなくてはいけません。
そのため、少しコツもいりますし、怪我をしないように気をつけなくてはいけません。
あとは、掃除の時に衣装ケースは大きいから重くて大変ということは考えられます。
ただし、日頃ハムスターが楽しんで生活してくれていることを考えれば、一時の掃除の大変さなんて苦にならないでしょう。
縁があって出会ったハムスターですので、日々快適に過ごしてくれるような環境作りをすることが飼い主に求められる最大の目標だと思います。
そこに居てくれるだけで癒やしてくれるハムスターですので、是非毎日大切により長く楽しい時間を一緒に過ごして下さいね。