真鍮の指輪はとても人気がありますが、どうしてもサビてしまうのでお手入れが大変だと言われていますよね。
もしサビがついてしまったら、何をつかって落とせばよいのでしょうか?サビがつかないようにするために必要な毎日のお手入れ方法とは?
真鍮の指輪についたサビを取る方法とサビを予防するためのお手入れ方法について説明します。
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真鍮の指輪についたサビの取り方とは?
サビ専用の製品で綺麗にする
真鍮の指輪についたサビの取り方とは、どのような方法があるのでしょうか?
まず簡単なのは、ホームセンター等に売っている、金属磨き専用のクリームやクロスを使うことです。
専用のものだけあって、効果は抜群です。
自分好みの風合いになるように、磨いてあげましょう。
もし、専用の道具を使わずに家にあるものでお手軽にサビ取りをしたいのであれば、「酢」を使うと良いでしょう。
コップなどの小さな器に酢を入れ、そこに指輪などの真鍮のアクセサリーを入れるだけです。
汚れの度合にもよりますが、5分から1時間ほどでキレイになります。汚れが落ちたら、水洗いをして、水気を取ってください。
ただし、この方法は、真鍮以外の素材を使っていないものに限ります。
特に真珠は酢に溶けてしまう性質がありますので、ご注意ください。
真鍮の指輪についたサビは重曹を使っても落とすことができる?
ペースト状にした重曹でサビを落とす
真鍮の指輪についたサビは重曹を使っても落とすことができるのでしょうか?
これもサビ取りの方法として大丈夫です。
やり方は、重曹に水分を垂らして混ぜペースト状にしたものを指や布に取り、それを指輪などのアクセサリーのつけ、ゴシゴシを擦るものです。
細かい部分は綿棒を使うとやりやすいですよ。
酸は使いませんので、真珠などを変質させる可能性は低いですが、重曹のペーストは研磨剤の効果があり、真珠などの柔らかい物にキズをつけてしまう可能性がありますので、真珠に重曹ペーストがつかないように気をつけましょう。
また、石や宝石などが付いていない場合でも、力を入れすぎて擦ると、本体が歪んでしまう恐れもありますので、適度な力加減で擦るようにしましょう。
磨き終わったら、水洗いをして流し、乾いた布などで水気を拭き取りましょう。
真鍮の指輪にサビがつかないようにするためには?
真鍮がサビてしまう主な原因
人間の皮脂や汗が付くことで起こります。
ですので、使った都度、布で表面を拭き、皮脂や手垢がつかないようにすれば、サビを防ぐことが出来ます。
また、長期に保管する際は、湿気がこもらないような、通気性の良い場所に置くと良いでしょう。
とは言うものの、お気に入りの指輪やアクセサリーを毎日拭くのは、意外と面倒なものです。
そんな時は、マニキュアに使われるトップコートを塗ることをおすすめします。
やり方は、最初に指輪やアクセサリーの表面の汚れを落とし、そこにトップコートを隙間なく塗って乾かすだけです。
ただし、この方法は、指輪やバングルなどの、チェーンがついていないものにおすすめの方法です。
ブレスレットや、ネックレスのようなチェーンのものですと、トップコートを塗ってしまうと、固まったり、チェーンを動かした時に、トップコートが剥げてボロボロの状態になってしまいますので、ご注意ください。
真鍮の指輪に緑青が発生してしまった場合の対処法とは?
真鍮が変色した場合
真鍮の指輪に緑青が発生してしまった場合の対処法とは、どのようなものなのでしょうか?
箱の中などに仕舞い込んで、時間が経つと、青緑色のさびが出ることがあります。
カビと間違う方もいますが、これは緑青というサビの一種です。
真鍮や銅に発生することがあり、金属の酸化を防止するための保護膜の効果があるそうです。
無毒なので、触っても問題はありませんが、それが肌や服などに触れると、色移りしてしまうため、アクセサリーにこれが出た場合は、綿棒やつまようじなどで、擦って除去するようにしましょう。
擦っても取れない場合は、酢や重曹でも取れますから、石や宝石などが付いていなければ、是非やってみてください。
他にも、タバスコやレモン汁でも代用できます。
自分の身の回りにあるもので、試してみてはいかがでしょうか。
真鍮の指輪をアンティーク風にするためには?
「この真鍮の指輪、デザインはいい感じなんだけど、もう少しアンティークな雰囲気にしたいな」このように、真鍮の指輪をアンティーク風にするためには、どのような方法があるのでしょうか?
必要なもの
- アンティーク風に仕上げたい指輪(石や宝石が付いていないもの)
- ごま油
- サラダ油、またはテレピン油
- ガスコンロ
- 金網
- トング、または先の細いペンチ
- 台所用洗剤
- タオルなど
- シルバークロス
やり方
- 最初に指輪にごま油をつけ、金網に乗せ、ガスコンロの火で炙ります。
- 指輪が黒くなったら、火を止めて、トングで掴み、サラダ油の中に入れ、冷まします。
- 自分好みの黒さになったら、水で冷やし、台所用洗剤で洗い、タオルなどで水気を拭き取ります。
- 部分的に黒いところを取りたい場合は、シルバークロスで磨くと、擦った箇所を光らせる事が出来ます。
- 黒さが足りなければ、もう一度ごま油を塗って、火で炙り、サラダ油で冷ます工程を繰り返します。
- 黒くなった部分は、肌に色移りしやすいので、トップコートなどでコーティングしましょう。