美味しそうな食べ物やスイーツなどの食品サンプルが、百均の材料だけで作ることが出来ます。
今回はどんな材料が市販されているのか、食品サンプルを作るにはどんな材料がおすすめなのかを紹介します。
まず必要な材料は、粘土ですがよく使われているのは樹脂粘土です。他にリアルな色を付けるにはアクリル絵の具がおすすめです。また仕上がりに使うニスも百均で購入することが出来ます。
デコレーションに使う果物やカップなどのパーツも色々揃っていますので、手軽に始めることが出来そうですね。
好きなパーツを好きなように組み合わせてオリジナルの作品を作ってみましょう。
小物として飾ったり、アクセサリーにするもの人気ですよ。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
ブックカバーはビニールで作り方は簡単!防水できて保管もキレイ
ブックカバーはビニールのものも作り方は簡単です。ビニールを使えば雨など濡れたときでも防水できて安心に...
スポンサーリンク
百均で揃う食品サンプルの材料、樹脂粘土や着色料など
見た目にも楽しげな食品サンプル。特にスイーツ系などはアクセサリーやネイル、持ち物を気軽にデコるなど楽しみ方は様々です。
その材料には主に粘土にアクリル絵の具などを使って着色します。
必要な材料はほとんどが百均ショップで揃えられる
休日の趣味として手軽に始めることができます。
粘土の種類
粘土といっても実は様々な種類があり、百均の粘土コーナーにも多くの粘土が揃えられています。
主なものとしては、子供の頃から多くの人が親しんでいる紙粘土や、細やかな造形ができる石粉粘土などがあるでしょう。
なかでも食品サンプルを作るのに向いているのは「樹脂粘土」です。
スイーツには欠かせない絞り出したクリームやチョコレートソースなどを作りたい場合には、粘度の低い半液状のタイプが便利です。
着色
着色に使うアクリル絵の具も百均で売られています。
完成後に表面に塗るだけでなく粘度に混ぜ込んで色をつけることで、よりリアルな表現ができます。
食品サンプルのトッピング材料は百均で買える
食品サンプルのケーキやパフェの上に乗っているフルーツやチョコレート、クッキーやグミなど小さなトッピングは、見た目が可愛らしいと同時にリアルさを強調してくれます。
粘度細工に慣れてくると、そうしたトッピングパーツも自分で作れるようになりますが、初心者にはハードルが高いもの。
ありがたいことに今どきの百均では、そうしたトッピングパーツもあらかじめ用意されています。
組み合わせによってオリジナリティを表現できますよ。
百均で買える主なトッピングパーツ
- フルーツクッキーやチョコレート、マカロンなど
- スライス棒(好みの厚みに切ると、フルーツの断面になる)
- デコソース(シロップやソースの表現用の半液体状の樹脂)
この他、シリコンモールドを使うなど、アイディア次第でトッピングパーツを自作することができます。
百均の材料で作るスイーツの食品サンプルの作り方
手先の器用さに自信が無いという人でも百均のデコパーツだけでオリジナルの食品サンプルを作ることは可能です。
樹脂製のパフェグラスやワッフル生地のミニカップを利用して、簡単にオリジナルのデコスイーツを作ってみましょう。
簡単デコスイーツ
- グラスやカップなど、器を選びましょう。
- カップの中にホイップクリームの樹脂を半分くらい流し入れます。
- 先に紹介したトッピングパーツから好みのものを選びクリームの上に並べます。透明なグラスの場合は、クリームの中にフルーツを埋め込むように入れてもいいでしょう。
- 色のバランスを見て上からもソースをかけたり、クリームを追加するのもOK。
- トッピングの表面にニスを塗ってグロスな仕上がりにしてもかわいいですね。
完成したら1~2日間完全に乾燥するまで触らずに置いておきましょう。
そのまま飾ってもかわいいですが、ピンバイスなどで穴を開けてキーホルダーやイヤリングにするのもいいですね。
かわいいミニチュアドーナツの食品サンプル作り方
細々したパーツを揃えなくても樹脂粘土とアクリル絵の具があれば、カラフルなドーナツの食品サンプルも作れます。
穴の空いたドーナツの形を粘度できれいに作るのは難しそうに感じますよね。
そこはちょっとしたアイディアで家にあるものを使って作ってしまいましょう。
材料(直径1センチ前後・ペンのキャップの太さ)
- 粘度(樹脂粘土や軽量粘度)
- アクリル絵の具
- 使い古しの歯ブラシ
- ストロー
- ストローよりも太いペンのキャップなど
食品サンプルのコツ
ドーナツ生地の色の粘土を作る
粘土で形を作ってから着色するのではなく、先に粘土に絵の具を混ぜて色をつけると、より自然で均一な色のパーツが作れます。
白い粘土に少しずつ黄色の粘土を混ぜてはしっかり練り込みます。自然なドーナツ生地の色を表現するには、黄色だけでなく茶色の絵の具もごく少量使うといいでしょう。
色が濃くなりすぎないよう少しずつ混ぜてください。
ドーナツの形を作る
生地を5mmほどの厚みに均一に伸ばしてドーナツの形に抜いていきます。本物のドーナツ作りでは穴も一度に抜ける抜き型がありますが、ミニチュア作りでは身の回りにあるものを工夫してつくりましょう。
まず穴を作る部分にストローを差し込みます。下までしっかり突き抜けてから持ち上げると、粘土がストローの中に残るのできれいに穴があきます。
さらにその穴に合わせて外側を抜きます。ペンやペットボトルのキャップなど大きさがちょうどいいものを探してみてください。
抜いた型をきれいに整える
抜いたままでは角があったり潰れた部分ができるので、粘土ベラや綿棒などを使ってドーナツの形に整えます。形ができたらリアルなドーナツ生地に見えるよう表面に歯ブラシを軽く押し付けて、自然なざらつきを付けましょう。この状態で乾燥させるとプレーンドーナツになります。
焦げ茶の絵の具で表面を塗ってチョコレート、ピンク色ならストロベリーソースなど、デコレーションして完成させましょう。
生地を作る時に茶色を多めにするとチョコレート生地になります。トッピングを工夫すれば様々なバリエーションが作れます。
本物みたいな食品サンプル・目玉焼きの作り方
リアルな食品サンプルをミニチュアで作るなんて難しいと思われがちですが、プチプラな上、簡単に作れるのが目玉焼き。
シンプルに作れば初心者向き、上級者になると焦げ目や塩コショウの再現にチャレンジ精神がそそられてしまうアイテムです。
百均の白の樹脂粘土とアクリル絵の具が何色かあれば作れてしまう簡単目玉焼き
白の樹脂粘度を柔らかくしてから、より白を際立たせるために白のアクリル絵の具を加えて更に混ぜます。
クッキングシートやクリアファイルの上で作業すると、完成後に取り外しやすくなります。
今まで食べた目玉焼きをイメージして白身の形を作りましょう
きれいな円状でもよし、いびつな形でもよし、そこはお好みで。
コツは黄身を置く中央は高めに、周囲は薄めにすること。爪楊枝の頭を使ってフチにギザギザ感を出して後からごげ色を付けるとよりリアルになります。
高さを出した中央部に凹みをつくり黄身の場所をつくりましょう。粘度に黄土色を混ぜて黄身を作ります。黄色だと鮮やか過ぎることもあるので、ここはお好みで。
丸めた黄色の粘度を先程作ったくぼみに押し込んで形を整えます
フチの焦げ色を付ける時は、スポンジやティッシュに絵の具を付け、余分な水分や絵の具を落としてかすれ感を出すといいですね。
仕上げはマニュキュアのトップコートなどで艶出しをして完成です。イヤリングやペンダントなど遊びゴロロのあるアクセサリーになります。
慣れるとネイルなどにも応用が効くので百均の粘度を使った食品サンプル作りを楽しみましょう。