定期預金の引き出しを本人以外が行うには?引き出し方法と注意点

定期預金の引き出しは原則として名義人本人しか行えません。
ただ、親が認知症で手続きができない、あるいは親が亡くなって葬儀費用が必要になったなど、本人以外が定期預金を引き出したいことがあります。

定期預金の引き出しは本人以外でもできるのでしょうか。その方法とは?

認知症や病気で委任状が書けない場合もあります。その場合の対処法もありますのでご覧ください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

水泳選手コースの基準について選ばれるポイントやタイミング

水泳の選手コースになるには基準という目安があります。本人が選手コースに行きたくても、コーチから選手コ...

鍋とフライパンの違いは?フライパンは便利に使える鍋の一種

これから一人暮らしを始める人は、新生活に必要な色々なものを揃えなくてはなりません。少しでも購入費用を...

プラバンの作り方!気になる色塗りの方法やポイント

小さい頃にプラバンを使って遊んだ方も多いのではないでしょうか?プラバンを使うと簡単にキーホルダーやチ...

飼い猫が危険だらけの外の世界へ脱走!その理由や防止策について

室内で飼育している飼い猫が注意していても窓や玄関を開けた瞬間に脱走してしまい探し回ったという経験はあ...

ガス代は一人暮らしの冬の時期でいくらなのか調べてみました

一人暮らしをしていると、ガス代が高いなと思うことはありませんか?気温が下がる冬は特に感じますね。...

思い込みと勘違い。2つの違いとは。思い込みを信念に

思い込みと勘違いについて。2つの違いとは?簡単に言ってしまうと、人間は思い込みと勘違いで...

ハムスターのヒーターで火事に注意!使い方と冬の環境づくり

ハムスターのためのヒーターで火事が起きては大変です。ハムスターは寒さに弱い動物なので、冬になると寒さ...

No Image

動物の中には名前が長いものがたくさんいます

図鑑などで動物を調べた時にやたらと名前が長いものも目にすることがあるでしょう。長い名前の動物には...

ネズミ捕りで警察から逃げるとどうなる?後で待っていることとは

オービスがある場所はだいたいわかるからスピードの出しすぎには注意するけど、ネズミ捕りはどこでやってい...

靴の収納は箱のまま?それとも出したほうがいい?靴の収納方法

靴を収納するときは箱のままのほうがいいのでしょうか?箱に入っているほうが積み重ねることができるので収...

オリンピック開催地が東京に決定した理由と経済効果について解説

2020年のオリンピックが東京に決定したことで、日本でオリンピックが観れると誰もが喜んだのではないで...

アイシャドウの基本はブラウン?塗り方と上手な色の選び方

アイシャドウと言えば、基本の定番カラーはブラウンではないでしょうか?では、ブラウンアイシャド...

靴のサイズの選び方とは?大きさだけではなく幅や高さも要確認

靴のサイズを選ぶ時はどのようにしていますか?自分は○○センチだからと履かないで買ってはいませんか?...

金魚の水換えの後に白く濁る原因と対処法。水換えのポイント

金魚の水槽の中の水が白く濁ることはありますが、その原因はいくつか挙げられます。金魚の数が多か...

大学の卒業式の親服装は何がいい?親の服装選びとマナーを解説

お子さんが無事に大学を卒業することになり、一安心だと思っているお母さんもいるのではないでしょうか。...

スポンサーリンク

定期預金の引き出しは本人以外でもできるの?

定期預金を引き出せるのは、基本的には本人のみとなりますが、やむをえない事情で本人が直接出向けない場合はどうしたら良いのでしょうか。ATMでは本人確認は行いませんので家族が引き出すことは出来ますが、窓口ではどうなのでしょうか?

例えば、親が急に入院した場合、その家族は本人の了解を得ていれば預金を引き出すことが出来ますが、それには一定の条件があります。

引き出す金額がたとえ少額であったとしても、本人の委任状の提出を求められます。
たとえ本人からの依頼や同意があったとしても、この委任状を持参しない限りは窓口で預金を引き出すことは難しいと言えるでしょう。

では、もし急に親や家族名義の通帳から預金を引き出すことになった場合は、何を持参すれば良いのでしょうか?一般的には、最低限この4つは準備しておきましょう。

  • 通帳
  • 印鑑
  • 委任状
  • 窓口に行く人の身分証明書(顔写真付き)

各金融機関によっても多少異なりますので、来店する前に事前に確認したほうが良いでしょう。

定期預金の引き出しを本人以外でしたいがその本人の意思確認が出来ない場合は?

本人が銀行の窓口へ来店するのが難しい例として、認知症等の疾患にかかっているケースもあります。本人が定期預金の口座を管理することが難しいと判断して、その子供や親族が口座を解約しようとしたとしても、口座名義人以外の申し出では解約をすることはおろか、預金を引き出すことも出来ない可能性が高いです。

もしも認知症等で本人の判断能力が欠如してしまった場合は、成年後見人制度を利用して、財産の一括管理をお願いするという方法もあります。
本人の親族が成年後見人となることも出来ますが、財産を巡って親族間の揉め事に発展する恐れがある場合などは、家庭裁判所を通じて司法書士や弁護士などを後見人にすることが多いです。

また、親族の後見人を引き受けるということは、基本的にはずっとその親族が亡くなるまでは財産管理を行うということになります。年に1回ほど、家庭裁判所に対して報告書の提出が義務付けられており、それらの手間を考えて最初から専門家にお願いするといったケースも増えているようです。

本人が亡くなると定期預金が凍結され引き出し出来なくなるのはなぜ?

以前に聞いた話によると、銀行では新聞のお悔やみ欄をすべてチェックし、そちらに記載があった顧客の口座は直ちに凍結するという手続きを取るそうです。

銀行口座に預けている預金はすべて「遺産相続」の対象となり、相続税の対象となります。口座名義人が亡くなったあとに親族が勝手に引き出してしまうことを防ぐためにも、まずは口座自体を凍結して、誰も手出しが出来ないようにするためです。

実はこれも法律上では、預貯金自体は遺産分与の対象にはならないため、遺産相続人は正当な手続きを踏めば、いつでも自由に預金を引き出すことが出来るのですが、遺族間でのトラブルを防ぐ目的で、まずは口座をいったん凍結するのです。

そのうえで、あらためて相続人から必要な書類を提出してもらったうえで、口座の凍結を解除し、預金を払い出すというシステムを取っているのです。

定期預金から本人以外が引き出して葬儀費用を捻出することはできない?

身内が急に亡くなってしまったことで困るのは、どこから葬儀費用を捻出するかということでしょう。もしもまだ定期預金の口座が凍結していないのであれば、預金を引き出すことは可能ですが、相続トラブルを避けるためにも、以下の点に注意する必要があります。

  • 自分以外の相続人にも預金を引き出す旨を伝える
  • 葬儀関連費用の領収証はすべて取っておく
  • それらの費用を差し引いて財産を分割する

なにかと慌ただしい中であっても、領収証関係はすべて保管して置かないと、使い込みをしたなどとあらぬ疑いをかけられる可能性もありますので、くれぐれもご注意を。

また、すでに預金口座が凍結している場合は、以下の手順で預金を引き出すことも出来ます。

  • 金融機関の窓口で、葬儀費用の引き出しについて相談する
  • 必要書類を揃える
  • 葬儀費用を引き出す

ただし、葬儀の前後はこうした手続に時間を割いている余裕がない場合もあるため、まずはいったん自分たちが葬儀費用を負担し、口座凍結が解除されてから精算するといった方法を取るケースも多いようです。