色々な料理に使える野菜、人参。「いつも冷蔵庫に常備しているよ!」という人もいますよね。でも、いざ料理に使おうと思って人参を取り出した時、冷蔵庫の中でぶよぶよになっていたことはありませんか?
冷蔵庫で保存していた人参がぶよぶよになってしまうのはどうしてなのでしょうか。人参を上手に保存する方法を教えて!
そこで今回は、人参がぶよぶよになる原因と上手な保存方法についてお伝えします!
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冷蔵庫に入れた人参がぶよぶよに!原因は何?
人参は、スーパーなどに行けば、一年中購入することができます。
人参は人気の食材で色々な料理に使えるため、常に冷蔵庫に常備している家庭も多いと思います。
しかし、買ってきてそんなに経過していないはずなのに、冷蔵庫から使おうと取り出した際には、ぶよぶよになっていたなんてことは、ありませんか。
なぜ、ぶよぶよになってしまったのでしょうか。
その原因は、水分の不足です。水分の不足した状態といえば、乾燥というイメージを持つ人もいると思いますが、柔らかいドライフルーツを思い浮かべてみてください。プルーンや干し柿などは、乾燥しても柔らかい状態だと思います。
人参の旬は冬です。そのため、冬が旬の根菜類は冷蔵庫の温度が保管に適していない場合があります。
人参は、土の中で成長して、出荷時に泥が洗い取られます。その際、ほんの少しですが、人参の表面が削られてしまうため、冷蔵庫の中で乾燥しやすい状態になり、ぶよぶよになってしまうという訳なのです。
冷蔵庫でぶよぶよになった人参は食べても大丈夫?
冷蔵庫の中で、ぶよぶよになった人参は、果たして腐ってしまったのかと心配になる人もいると思います。ぶよぶよになった状態では、食べることは出来ないのでしょうか。
食べることが出来る状態と食べられない状態があるので、必ず確認してください。
食べられる状態とは、部分的に黒ずんでいる場合です。その部分を取り除けば食べられます。芯の一部にすが入っていて、白くなっている場合は、水分がぬけて美味しくない場合もありますが、食べることは出来ます。
しかし、食べられない状態というのは、人参をさわってぶよぶよしている状態です。腐って汁が出て、異臭を放っているようなら、絶対に食べないで下さい。
野菜を収穫してから店頭に並ぶまで時間は、それぞれのお店によって異なります。基本的には、見た目で腐っていないかどうかを確認し、へんな臭いがしていなければ、味に多少の差があったり栄養価が低下していても、食べることは可能です。
しかし、人参は、水分がついていたり、へこんだり傷があるようなら、その部分から直ぐに腐ってしまうため、注意してください。
人参は冷蔵庫で保存しても良い?ぶよぶよにならない保存方法
人参の旬は冬です。よって、冬や春先などは温度が比較的低いので、常温で保存することができます。夏は室温が高くなるため、冷蔵庫の保管が適しています。
常温保存の場合には、付いている葉を切り落とし、泥がついている場合には、洗わずにそのまま1本ずつ新聞に包んでください。
新聞に包んだものをポリ袋にいれて口をしっかりと閉じます。涼しくて暗い場所に立てた状態で保存してください。
夏は冷蔵庫の保管がお勧めです。
葉がついている場合は、切り落としてください。泥を洗い落とします。
人参は、水気があると痛みやすいので、水気が残っている場合には、しっかりとふき取ってください。
一本一本新聞にくるむことで、乾燥を防ぐことが出来ます。ポリ袋にいれて口をしっかりと閉じます。野菜室で立てて保存してください。汗などをかいているときは、こまめに拭き取りましょう。これで、人参がぶよぶよになるのを防ぐことが出来ます。
保管の期限は、冬で3週間程度、夏で2週間程度です。環境によって前後するので、必ずこまめに人参の状態を確認してください。
人参は冷凍保存で長持ちします!冷凍保存の方法
人参は、冷蔵庫で保存できるだけでなく、冷凍庫で保存することが出来ます。
冷蔵庫で保存すると、ぶよぶよになってしまうことがあるかも知れませんが、冷凍庫なら安心です。しかも、通常保存より長く保存することが出来ます。
大量に人参を購入して、直ぐには使わないときなど、冷凍保存はお勧めです。
冷凍保存は、生のままおこなうと食感や味が変わってしまうため、茹でてから冷凍しましょう。
軽く、火が通る程度にさっと茹で、しっかりと水気を切ります。1回に使用する分ずつに分けてラップで包んでください。それを、フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いた状態で、冷凍すると良いでしょう。
使うときには、冷凍したまま調理に使います。万が一解凍してしまうと、人参の水分が抜けて、食感が悪くなります。千切りやみじん切りにしてから冷凍しておけば、調理時間の短縮にも繋がります。
冷凍した人参の保存期限は、1ヶ月程度です。冷凍すると、冷蔵庫で保存したときよりは長持ちしますが、少しずつ劣化はします。期限内に使い切りましょう。
ドライ人参にして保存するのもおすすめです!
人参は保存が利く野菜とはいえ、そのまま冷蔵庫などで保存するには、場所をとってしまいます。そこでお勧めなのは、ドライ人参です。
保存もきき甘みも増します。かさも減るため、保存にはもってこいです。
人参がぶよぶよになってしまう前に、ぜひドライ人参にしてしまいましょう。
人参を洗ったら、水気をしっかりふき取って、薄切りにします。厚いままだと乾燥しづらいので、薄くしてください。
ネットなどに入れて、湿度の低い晴れた日に干しましょう。人参の葉も、一緒に干し野菜にすることができます。
カラカラに乾燥させると、より保存が利きます。フリーザーバッグやビンに乾燥剤を入れて、人参を密閉保存します。密閉すると冷凍保存することもできます。