豚骨スープや豚骨ラーメンはお店で食べるものと思っている方が多いと思います。
何時間も煮込み時間が必要なイメージがありますし、素人が簡単に作れるものではないような気がしますよね。
しかし、圧力鍋を使えば、自宅でも豚骨スープを作ることができます。
美味しく作るポイントは下処理です。臭みを取るために、ひと手間を掛けると家でも美味しいスープができます。
家庭でできる豚骨スープの作り方をご紹介します。
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圧力鍋で豚骨スープを作る時の下処理方法
豚骨スープはお店で食べるものだと思っていませんか?
圧力鍋を使えば、自宅でも作ることが出来ますよ。
美味しく作るためには下処理が重要になります。
ここでは下処理についてご説明しましょう。
豚骨には「ゲンコツ」と呼ばれる豚の大腿骨と、「背ガラ」と呼ばれる脊髄を中心とする背骨部分があります。
他にも豚足や頭などがありますが、基本になるのはゲンコツです。
たっぷりの水の中で血抜きします。
数回水を変えながら、一晩置いて置きましょう。
ゲンコツはアクが強いため、沸騰したお湯で15分~30分程度下茹でします。
背ガラは出汁の出が早いので、下茹では短めにしましょう。
半分に割ったゲンコツを使用する場合にも、旨味が逃げてしまうので下茹で時間を少し短めにすると良いでしょう。
下茹で後は血をよく洗い流します。
肉はついていても良いですが、血合いは洗い流します。これで下処理は終了です。
圧力鍋を使って豚骨スープに挑戦
豚骨の下処理が済んだら、いよいよ圧力鍋を使って豚骨スープを取りましょう。
●材料
- 豚骨(下処理済みのもの):1本
- 長ネギ:1本
- にんにく:1片
- 水:1L
あれば鶏ガラ1つも用意するとより美味しくなります。
●手順
- 圧力鍋に材料をすべて入れて、蓋をせずにひと煮立ちさせます。
- アクをとって蓋をして、圧がかかったら30分加圧します。
- 圧が下がったら蓋を取り、お好みで油をすくい取ります。
- 水を足しながら、さらに30分程度煮込みます。
- 最後にザルなどで濾して完成です。
圧力鍋で加圧しただけ(手順3)では、まだ白濁スープにはなっていません。
そのまま料理に使うこともできますが、更に煮込むことでより旨味のある白濁スープになります。
圧力鍋で作った豚骨スープのアレンジレシピ
豚骨スープを圧力鍋で作ったら、いろいろな料理に活用しましょう。
豚骨スープに野菜やお肉を入れてスープにしたり、ラーメンの汁としてもおいしいです。カレーやおでんを豚骨スープで作るとコクのある味に仕上がりますよ。
だし巻き卵に少し加えるなど、隠し味として使ったり、寒い時期なら鍋汁としてもおすすめです。
ここでは普段は焼肉店で食べる事の多い「白湯クッパ」をご紹介しましょう。
豚骨スープの他に、椎茸や長ネギ、みつ葉など好みの具材、そしてご飯を用意しましょう。
他に調味料として料理酒とみりん、塩を使います。
具材は食べやすく切って置きましょう。
椎茸は薄切り、長ねぎは千切り、三つ葉は3cm程度のざく切りで良いでしょう。
鍋に豚骨スープ1カップ、料理酒1/4カップ、みりん少々をいれて火にかけます。
みつ葉以外の具材を入れて沸騰したらアクをとり、火を通します。
塩で味を調えたらみつ葉を加えて火を止めます。
器にご飯をもって、出来上がったスープをかけたら完成です。
豚骨スープがあれば、自宅でも簡単にお店の味を再現できます。ぜひ、お試しください。
豚骨スープは女性にも嬉しい食材
圧力鍋を使うと豚骨スープも簡単に作ることが出来ます。
今では定番の豚骨スープですが、いつからこんなにメジャーになったのかご存知ですか?
広まったのは1980年代後半で、九州ラーメンの影響で全国に広まり、一躍定番スープとなったのです。
それまでは鶏ガラスープが主流で、混ぜて使われることはあっても豚骨単品で使われることは殆どありませんでした。
しかし、鶏ガラよりも濃厚な味の豚骨スープは一大ラーメンブームを引き起こしたのです。
今ではラーメンと言えば、みそ、塩、醤油に並ぶ存在ですよね。
豚骨スープに人気があるのは、コラーゲンが多く含まれていることも1つの理由でしょう。
鶏ガラスープにも含まれますが、豚骨スープの方がより多くのコラーゲンが含まれています。
コラーゲンは20歳をすぎると体内での合成能力が低下すると言われますから、豚骨は無くてはならない食材と言えるでしょう。
残った豚骨スープは冷凍しておくと便利
コラーゲンを含む豚骨スープは、女性や高齢者の方なら頻繁に食べたい食材です。
しかし、毎回のように圧力鍋を使って豚骨スープをとるのは大変ですよね。
そこでおすすめなのが、冷凍保存することです。
多めに作って冷凍しておけば、いつでも使うことが出来ます。
圧力鍋を使って豚骨スープをとったら、ザルなどで濾して保存容器に入れましょう。
そして、そのまま冷凍庫に入れて保存します。こうすることで長期保存が可能になります。
用意する保存容器はお鍋に入るサイズがおすすめです。
解凍する時には、凍ったスープを保存容器から取り出して、お鍋にいれて温めます。
そのため、お鍋よりも一回り小さいサイズの保存容器にすると、解凍する時に便利です。
また、一食分ずつ冷凍するのもおすすめです。ちょっと汁物が欲しい時などに便利です。
お鍋に凍ったスープとお好みの具材を切っていれ、火にかけましょう。
具材に火が通ったら塩で調味するだけで、簡単に汁物が完成します。