犬を飼うということは、散歩もしないといけないということです。犬を飼おうかどうしようか迷っている場合、この散歩も悩みの一つではないでしょうか。
そもそも犬の散歩は必要なのでしょうか。犬を散歩をしないと何がいけないのでしょうか。散歩をしないことでのリスクについて調べてみました。
理想とする散歩、散歩を習慣化させるメリット・デメリットも併せてご覧ください。
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犬の散歩をしないと何がいけないの?
犬が散歩をしないとどのようなリスクがあるのか
- 運動不足になる
犬は散歩で一日分の多くの運動をします。
運動をしないと、運動不足になり肥満の原因にもなります。
肥満になると、犬の場合でも心臓への負担や糖尿病、骨や関節の病気などの原因が考えられます。
- ストレスが溜まる
エネルギーを発散出来ないと、ストレスが溜まってしまいます。
発散出来ないエネルギーを、破壊行動や無駄吠えといった形で発散させようとします。
- 飼い主とのコミュニケーション
散歩には運動の目的もありますが、飼い主がしつけをするという目的もあります。
犬がリードを引っ張ってしまうのは、飼い主をしたに見ている証拠です。
そうならないように、散歩のときにもしっかりしつけをして主従関係の保てるコミュニケーションをしていきます。
- 社会性が身に付かない
散歩で外に出ると、家族以外の人や犬と出会います。
家の中とは違う音や匂いもします。
このような刺激を受けることで、家の中と外の違いを学び社会性を身に付けるのです。
社会性が身に付かないと、警戒心が強くなってすぐに吠えたり怯えたりするようになります。
家族以外の人や犬に対して攻撃的になることもあります。
散歩をしないと犬との仲も深まらない?散歩させる意味とは
散歩をさせることで、神経系の活性化にも繋がります。
自律神経というのは、犬自身が自分で働かせることも、飼い主が外部から働かせることも出来ません。
刺激を受けたり、有酸素運動をしてはじめて自律神経や脳が活性化するのです。
散歩が好きという犬は、自律神経が働いているということなんです。
自律神経がきちんと働くと、食欲がありよく眠れるというように健康にも直結します。
飼い主と一緒に散歩をすることで、コミュニケーションが取れて信頼関係も深まります。
信頼関係が深まると、飼い主の指示に忠実になり攻撃性も減ります。
理想的なのは、犬に話かけながら散歩をすることです。
飼い主の声の雰囲気で、犬自身もいろいろなことを想像します。
20分以上散歩をすることは、有酸素運動に最適なのです。
脂肪も効率良く燃焼され、ダイエットの効果も期待出来ます。
マーキングなどで立ち止まることが多いと、連続した運動にはならないので注意しましょう。
散歩をしないのではなく犬が散歩に行きたがらない!散歩好きにさせるには?
時々足を踏ん張って、意地でも散歩へ進まないようにしている犬いますよね。
実は犬が歩かないのではなく、飼い主が歩かせていないことが多いのです。
踏ん張っていても、リードを強く引っ張るとだいたいの犬は歩き始めます。
特に柴犬はオーバーに抵抗したりすることが多いようで、無理に連れて行くのはかわいそうに感じますが、ここで断念してしまうとずっと散歩に行けなくなってしまいます。
リードを引っ張るときは、強く速く引くのがコツです。
ただ、力いっぱいに無理矢理引っ張り続けるのは、肉球を怪我する可能性もあるので気を付けましょう。
中には寒さが原因で外に行きたくないという犬もいます。
パグやフレンチブルドックのような短毛の犬種や、チワワやマルチーズといった小型犬は寒がりな傾向があります。
このように寒さに弱い犬には服を着せてあげたり、体を温める作用のある食材を食べさせてあげるようにしましょう。
人参やれんこんなどの土の中で育つ野菜には体を温める効果があります。
また、犬も高齢になってくると好奇心や刺激に対する興味も薄れ、静かな時間を好むようになります。
病気や怪我を抱えている犬でなければ、高齢でも適度に運動させることで体力の低下や老化を遅らせてくれます。
長時間の散歩ではなくても、適度に外に連れ出して楽しいという感覚を思い出させてあげて下さい。
犬の散歩はどのくらい必要?
飼い主が家にいる時間や、犬の体調など散歩の理想は個人差があります。
天気の悪い日もあれば、天気が良すぎてコンクリートからの照り返しで熱射病の危険性もあります。
時間帯を調整するなどして、心地良いと感じられる散歩を心がけましょう。
- 散歩の時間はだいたいの目安として
小型犬だと朝夕15~30分ずつ
距離だと1~2km - 中型犬だと朝夕30~40分ずつ
距離だと2~4km - 大型犬だと朝夕1時間ずつ
距離だと3~4km
とされています。
これは目安なので、犬の種類や性格、年齢によって調節してあげましょう。
回数は一日2回は連れて行ってあげるようにしましょう。
朝など忙しい時間は、理想よりも短時間でも外に連れて行くようにしましょう。
少し短い時間でも、犬は喜んでくれます。
犬の散歩を習慣化するメリットはあるがデメリットもある!
犬にとって散歩が必要で大切だということがわかりました。
犬自身も外の刺激に触れることで、社会性が身に付いたりメリットもあります。
では、散歩によるデメリットとはなにかあるのでしょうか。
考え方や方法次第で、負担やリスクがありデメリットになってしまうことがあるのです。
- 除草剤に触れてしまう可能性
- 事故の危険性
- 夏の熱くなったコンクリートで肉球の火傷の可能性
- 虫などの異物の誤飲
- 散歩に行かないと排泄をしない
などのことが考えられます。
しかし、飼い主の注意で防げることがほとんどです。
このようなことに怖がっていては犬だけでなく人間も外に出られません。
気を配ってあげることで防げるのであれば、出来るだけ散歩に連れて行ったり外の世界と関わらせてあげて下さいね。