犬用の靴下は市販のものでもいろいろなものがありますが、自分で作ることもできます。そこで、自分でも簡単に作れる犬用靴下の作り方のアイデアをご紹介します。
最近はフローリングのご家庭が多いですが、犬がカシャカシャと歩く姿は歩きにくそうですよね。ケガの防止のためにも滑らない靴下を使うと安心です。
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子供用の軍手を使った犬用滑らない靴下の作り方
室内犬にとって、フローロングのような滑りやすい床では滑らないよう力が入ってしまい、常に足腰に負担がかかり思うように動けないものです。
そのため体勢を崩してしまいけがをしてしまう可能性もありますので、何か対策したいところです。今回は滑らないような対策を考えていきましょう。
子供用軍手で靴下を作ってみよう
足を地面につけて、立った状態の体重がかかった状態で足のサイズを測りましょう。体重がかかっていないといざ使って立ってみた時にきつくなってしまうため、前足と後ろ足も同様の方法で測りましょう。犬の足の下に紙を敷き、ペン等でぐるりとなぞって型を取ると計りやすいでしょう。その時靴下の履き口にあたる部分の足首の太さも、測っておくと犬にとって快適な靴下をつくることができるでしょう。
子供用の軍手の滑り止め部分を生かして作ってみましょう
軍手の手首のリブ部分を使って犬が履いたときに滑り落ちてこないよう工夫をしよう。リブ側から必要な長さの部分できり縫い合わせると出来上がりです。縫い目が犬の足側にくる時は糸が爪に引っかからないよう注意しましょう。そのため目を細かくして縫うなどで引っかかる部分をへらしましょう。
子供用の軍手でも白ばかりじゃなくカラー軍手も今は色々あるので、洗い替えにたくさん作ると安心ですね。
ラバー製でもムレない犬用靴下の作り方
今は雨の日、又は雨上がりの足場の悪い犬の散歩の際の外用ラバーブーツがあります。
ラバーブーツを犬に履かせよう
もし使わなくなったラバーブーツがあれば通気口をつくりムレを防いでみましょう。滑ってしまう床に着く部分にラバーが多く残っていれば安心して履くことができるでしょう。
風船で作ってみよう。
ラバーに良く似た素材で手軽に手に入る風船で靴下を作ってみるのはどうでしょう。
伸縮性もあり、風船は足先に当たる部分が広がっているのできっちりサイズを測らなくても大丈夫ですが、先ほど同様犬が立った体重のかかっている状態でサイズを測りましょう。風船の口部分が履き口に当たるため、こちらもきちんとはかり足への圧迫を軽減しましょう。サイズを考慮し風船を切ります。長さも考えて切りましょう。丈の長い靴下で足の毛がつって歩きずらそうなどの様子が見られたら履き口を広げてみたりしてみましょう。その際もムレない工夫として小さな穴を空けるなど通気の確保をしましょう。
キッチングローブで靴下を作ってみよう
家事や食器洗いの時などで多く使われているゴム手袋も、手軽に手に入り色々な種類のあるものの1つです。サイズも色々ありますが、犬にあった脱げにくい靴下を作るには、体重のかかった立った状態で採寸は大事な作業です。ゴム手袋の種類にもよりますが、裏が起毛素材になっているものもありムレずらく感じます。それでもムレが心配な場合は所々穴を空け通気口を作りましょう。ゴム手袋はラバー素材と比べると伸縮性があまりないので履き口に等間隔に穴を空け紐を通し下がらないように縛ると良いでしょう。紐が気になるだったら気にならない後ろの方で縛るか、絡まりにくい人間の髪を縛るゴムで縛り目を短くしつけるのも良いでしょう。犬に合わせてその紐部分をリボンの素材にしたり、季節に合わせ和風のものにしたり楽しさが広がりますね。
赤ちゃんの靴下を使った犬用靴下の作り方
生まれたときに買い揃えた新生児用の靴下はかわいい上に外で履いて遊ぶこともない時期のものなので、きれいで再利用できたらと思ってしまいますよね。
赤ちゃん靴下を使うときはどのようにリメイクする方法
赤ちゃん用の靴下を使う際は冬用の厚地の靴下を使うと良いでしょう。犬がすべりずらいように滑り止めがついているタイプを選びましょう。人間の赤ちゃんにはちょうど良いサイズの靴下も、犬には履き口がゆるかったりする場合や長さが足りない場合、他の履かない赤ちゃん靴下の足首に当たる部分を切って付け足して長さを出したり、赤ちゃん用のレッグウォーマーを縫い足したりして長さを出しましょう。またレッグウォーマーも先を縫ってしまって袋状にし、靴下代わりにするも良いでしょう。その時、あまり足の皮膚側に当たる部分の縫い目がゴツゴツして犬が歩きづらい、また爪が引っかかることの無いよう注意ましょう。
もし心配であれば縫い目が外側に来るタイプを作って試してみましょう。
また冬などの寒い時期には赤ちゃんの着なくなったフリース素材やもこもこの素材で長さを出してはき口のゆるい部分は毛が絡まらない素材の紐やゴムで下がってこないよう縫い付けたりしてみましょう。
滑りやすいフローリングには滑らない靴下で
空気が乾燥するこの季節の犬の肉球も、人間同様乾燥し潤いを感じなくなっています。夏は散歩の際アスファルトやコンクリートの上を多く歩くときは地面の熱さで肉球はダメージを受け弾力を失ってしまいます。さらに散歩から帰った際足をしっかり洗っている犬の肉球は、肉球に必要な脂肪膜が失われてしまい弾力性が失われてしまいます。
また外とは違いすべりやすい室内で走るには犬にとって足腰に負担がかかってるかもしれないですね。特に留守番をしていた犬が飼い主の帰りに気づき、今までゆっくりしたいたのに急に飛び起き走り出すような行動は、フローリングだと踏ん張りが利かず転んでしまうのではと心配ですよね。骨や関節などへの負担も心配ですが、また家のフローリングの傷も気になるものです。
犬用靴下があれば色々な心配が軽減されるでしょう
手作りで作る際は元々滑り止め機能のついている軍手や赤ちゃん靴下の滑り止め部分を使ったり、風船やキッチングローブを使ったりで滑らない工夫はできますが。もし滑り止め機能のない素材で作ってみたい、また滑り止め部分を付け足したいなどのときのアイテムを紹介しましょう。
良いサイズでお気に入りの犬用靴下があるのだけど滑りやすく困っている時
作業用の服や靴、軍手など売っているお店でセーム皮の手袋を見たことはありませんか?我が家では山菜取りのトゲトゲの木を触る際や、炭火を使うときに重宝しています。たまに安価なものも見つけたりします。そのセーム皮の平らな部分を犬用靴下の底の部分の大きさにきり布用接着剤で貼り付けると滑りにくくなります。
またお気に入りで使ってるうちに滑り止めが取れていってしまい少なくなったときは、手芸用の滑り止めが手芸店で売っていますので、足りなくなった部分に付け足すか、グルーガンで付け足しても滑らない機能として発揮するので使ってみましょう。
犬が快適な犬用靴下の条件
防寒対策、防熱対策、肉球や爪の保護、災害時に備えて普段から嫌がらず履けるようにしておきたいですね。
まずは合っている靴下を選びましょう。サイズが違いすぎると歩くとき不便なので採寸はしっかりしましょう。サイズを図る際は犬が立って体重がかかっている状態の時に地面についている部分の採寸、足首の太さを測ります。足首は脱げずらい用にきつめのサイズで測りましょう。
靴下の生地選び
季節や靴下を履く場所などを考えて選びましょう。冬の外へ出かけるときは下からの寒さを伝わりにくくする素材、夏はアスファルトやコンクリートといった熱がたまりやすく水分も少ない場所を歩く事が多い時用の熱から守れ、ムレからも守ることのできるタイプの靴下、室内では滑り止めがついていて犬が急に走ったり立ちあがったりしたときに腰や足への負担がない滑り止めがついた靴下を用途に合わせて選びましょう。
ひっかけたりからまったりしない靴下。
素材によって爪や、ついている紐に絡まったりする場合があります。用途によって縫い目やデザインをみてみましょう。
靴下をはかせるには
せっかく用意したけどなかなか履いてくれない、ずっと素足で開放感を感じて過ごしてきた犬には靴下は抵抗がある子がいるかもしれません。また足を触られることでさえ嫌な子もいるでしょう。しつけ同様足を触ることにまず慣れさせて触れたらおやつ、ほめるを繰り返し触れられる時間を増やしていき、靴下をそばに置いて慣れさせたり、足先の出るレッグウォーマーで慣れてもらったりゆっくり時間をかけて靴下をはく時を目指しましょう。