圧縮袋は掃除機での吸引が必要な使い方のものと、掃除機不要でも使えるものがあります。
圧縮袋を使うときには、正しい使い方を行うことでそのメリットを最大限に利用しましょう。
また、掃除機を使う際に故障の原因になる場合もあるので、注意も必要です。
そこで、圧縮袋の正しい使い方のコツとメリットなどについてもご紹介致します。
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掃除機での吸引など圧縮袋の使い方のコツ
圧縮袋といえば掃除機での吸引ですよね。しかし掃除機で中の空気を吸い出せばいいわけではありません。コツをつかんで最大限に圧縮袋の性能を生かしてください。
圧縮袋の使い方、具体的なコツ
まずは衣類を圧縮袋に入れる場合は、袋のサイズに合わせて衣類をたたむことです。
布団の場合とは違い、何枚か圧縮袋に入れて閉じることになると思いますので、なるべく同じ厚さになるように折り目が重ならないよう、上下を交互にすると良いでしょう。
掃除機の使用方法のコツ
掃除機の先を圧縮袋に入れて、段々と中の空気がなくなってきたら、掃除機の先も出口に近づけてすばやく抜く準備をしておきます。
と言っても急に掃除機を圧縮袋から抜くと、逆に空気が張り込みやすくなってしまうので、片方の手で圧縮袋の空気を抜きながらタイミングよく掃除機を抜いてください。
もちろん抜いたと同時に圧縮袋のチャックを閉めます。ちなみに掃除機を抜くときに、どうしてもいつものクセでスイッチをオフにしてしまいがちですが、すばやくそしてギリギリまで空気を抜くためには、スイッチはオンのまま布団圧縮袋から掃除機の先を抜いてくださいね。
布団圧縮袋の使い方では掃除機の故障に注意!
布団圧縮袋で掃除機を使いますが、使い方によっては故障につながることもあるので、注意が必要です。
どうしても圧縮袋の空気を完全に抜きたい!そう思うあまり掃除機を圧縮袋の中で時間をかけて使用してしまうと、掃除機はどうなるか?
もともと掃除機は内蔵されているモーターを使用して、空気をゴミと一緒に吸い込んで、その空気だけを排出するという仕組みになっています。
こうして空気の流れを作ることで、ゴミやホコリなどを吸い取ることが出来るのです。
しかしモーターが回っているのに、吸い込む空気がないとモーターはどんどん熱を持ち、その熱に耐えきれなくなると故障してしまう可能性があります。
布団圧縮袋を使用するときは、圧縮袋の空気だけでなく掃除機の様子、特に熱くなりすぎていないかどうかもチェックをすること、使い方も重要となってくるのです。
布団圧縮袋には掃除機不要のものもある!使い方は?
掃除機を使った布団圧縮袋についてご紹介してきましたが、掃除機が不要なものも販売されています。
そのような圧縮袋の使い方は手で空気を抜くことが出来たり、専用のポンプを使用して空気を抜くことが出来るタイプです。
掃除機の使い方に不安がある方は、このようなタイプの圧縮袋を選んでみてはいかがでしょうか。
また掃除機を使用するタイプの圧縮袋も、チャック式のものの他にバルブ式のものもあり、掃除機を抜くときに空気が逆流しないような作りになっています。
これなら必要以上に掃除機で空気を吸い込むこともなくなり、使用する方としても手軽に使えるので嬉しいところです。
布団圧縮袋と一言で言っても、細かい点の違いはありますので、十分に使用方法をチェックして自分の使いやすいものを購入してください。
布団圧縮袋を使うメリット
お客様が来た時用にと何組か押し入れにしまいこんでいる布団、そのままだと場所をとってしまいます。
敷布団と掛け布団、たった二人分なのに押入れの片側半分を占領し、普段は風通しなどをする必要がでてきます。
そんな悩みを解決してくれるのが布団圧縮袋、分厚い布団だってしっかりと圧縮が出来て1/3の厚さにすることが可能です。
これなら押入れの場所を占領されることもありません。空いたスペースを利用して他のものを収納することも出来ますよね。
また布団はダニやカビなどの心配があるため、使用していないときでも押し入れから取り出し外に干したり、風通しを良くしたりと手間がかかります。
しかし布団圧縮袋があれば、ダニの侵入も防いでくれて、お手入れが楽になります。
圧縮袋の正しい使い方とポイント
布団圧縮袋がポピュラーになり、価格も素材、使用方法の違いなどで自分にあったものを選べるようになりました。
その反面、上手く使えずに圧縮したはずの布団がもとの厚さに戻ってしまい、やっぱり安かったからかも。そう思う方も少なくないようです。
しかし本当に圧縮袋に問題があったのか、捨ててしまう前に使用方法についてもう一度チェックしてみましょう。
例えばファスナータイプの布団圧縮袋なら、空気が入り込むのはやはりファスナー部分に一番問題があると考えられます。
普段ファスナーを使用する場合だと、開いていなければOK!となりますが、布団圧縮袋だと空気を閉じ込めることが必要となるので、わずかな隙間があっても少しずつ空気が入り込んでしまい、布団圧縮袋の本来の機能が発揮されません。
ファスナーに細かな汚れがついていないか、空気が入り込む場合にはファスナーの掃除をして様子を見てください。
その他にも圧縮をしすぎてしまうのも問題と言えます。もともとかなりの厚さのある布団をぺちゃんこにするには、かなりの負荷がかかります。布団圧縮袋の使用方法に明記されている通り、ある程度まで圧縮が出来たらそれ以上の無理をしないこと、これも圧縮袋を上手に使用するポイントの一つです。
まずは自分の使い方があっているかどうかを、考えて上手に布団圧縮袋を利用してください。