野うさぎの赤ちゃんの育て方は?保護した時は動物病院へ委ねよう

飼いうさぎではなく、野うさぎの赤ちゃんの育て方はどうすればいいの?という悩み。
野うさぎは日本の至るところで暮らしているため、野うさぎの赤ちゃんを見つけることがあるようです。もしかしてはぐれてしまったのでは?と保護して育てようと思う方も珍しくありません。
では、野うさぎの赤ちゃんはどのように育てるといいのでしょうか。
野うさぎの赤ちゃんの育て方についてご紹介しますが、一番は捕まえないこと。
あなたがわからないだけで、親うさぎが近くにいる可能性もあるからです。むやみに捕まえないようにしましょう。

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野うさぎの赤ちゃんの育て方

山や畑に囲まれた自然豊かな田舎に住んでいると、野生のうさぎなどを見かけることがあると思います。
もしも、そんな道端で野うさぎの赤ちゃんが迷子になっていたら、親切心から保護してしまうという方もいるでしょう。

そこでこちらでは保護した野うさぎの赤ちゃんの育て方についてご紹介します。
野生動物は基本的には保護しない方が良いですが、怪我等の様々な理由からやむおえず一時的に保護した場合には、参考にしてみて下さい。

育て方の注意点

エサについて

基本的に赤ちゃんには小動物用のミルクを与えるようにします。
与える量としては「1日1回腹部が白く膨れる程度の量」を目安に与えるようにしましょう。
ミルクは冷えたままの状態だと体が冷えてしまうかもしれませんので、必ず温めてから与えるようにして下さい。

野うさぎの主食である野菜や植物、牧草などの固形物が食べられるようになるのは、生後1ヶ月頃からです。

この頃になると選びながらではありますが固形物も口に運ぶようになるようですので、ペレットを用意すると良いかもしれません。
また、エサが固形物に切り替わる時期は、ミルクと併用してお水にも慣れさせてあげるタイミングです。
お水はお皿等に入れて飲み方を覚えさせてあげましょう。

一方で、固形物の食べ始めの頃はお腹を壊しやすいため、水分の多い野菜は与えないようにしましょう。
葱類などを与えるのも厳禁です。

寝床について

暖をとれるような箱を用意してあげます。中には毛布等を入れて、寒くないように配慮してあげて下さい。
赤ちゃんの頃は気温の変化で体調を崩しやすいため、注意しましょう。

野うさぎの赤ちゃんの育て方、ストレスを与えない環境作りを

うさぎはストレスを感じやすい動物です。
トイレが汚れている等のゲージ内の汚れはもちろん、部屋の模様替えや日常生活を送る上で発生してしまう音(テレビや洗濯機の音など)のちょっとしたことでも、すぐにストレスを感じてしまい体調を崩す場合があります。
そのため自宅で育てる際には、ストレスを与えないような環境を作ってあげなければいけません。

実際に行う「ストレスを与えない環境作り」としては、野うさぎの赤ちゃんのゲージの設置場所に注意しましょう。
出入口付近など人通りの多い場所や雑音の多いテレビ周りなどは、避けて設置するのが望ましいです。
また、ゲージ周辺で動きがあると赤ちゃんうさぎは落ち着くことができませんので、ダンボール等で仕切りを作ってあげるようにしましょう。

赤ちゃんうさぎが「快適」と感じれるような環境を意識して作ってあげて下さいね。

野うさぎの赤ちゃんの育て方はあるが、保護したらまずは動物病院へ委ねよう

これまでは野うさぎの赤ちゃんを保護した場合の育て方をご紹介しましたが、基本的には野うさぎの赤ちゃんを含めた野生動物を飼うことは法律的に禁止されています。

しかし、中には事故等で怪我を負っている場合もあり、そうした場合には親切心から保護をしてしまうという方も少なくないでしょう。

基本的に野うさぎを保護することは避けるべき

もしも何かしらの事情で保護をしたという場合には、速やかに動物病院に連れて行きあとのことは病院に委ねるようにして下さい。
また、野うさぎの赤ちゃんなど野生で暮らしている動物は衛生環境の悪い場所で暮らしているため、感染症や病気を持っている可能性もあります。
万が一、噛まれたりすると傷口から菌が入り込む可能性もありますので、保護後は必ず動物病院に連れて行くことが大切です。

野うさぎの赤ちゃんを見つけても捕まえないことが一番

野生で暮らしている動物には必ず「親」が居ます。
一見すると独りぼっちで寂しそうにしている赤ちゃんうさぎにも親が居るのです。

また、猫や犬の子育てには、常に親が寄り添っていたり近くにいたりしますが、うさぎの子育てには常に親が近くにいるわけではありません。
母うさぎが赤ちゃんうさぎに常時寄り添わないのは、猛禽類など他の動物にエサとして狙われるリスクを低くするためで、赤ちゃんうさぎが独りでいてもそれは決して迷子になっているわけではないのです。

このように野生の動物にはそれぞれのルールや生き方があります。
野うさぎの赤ちゃんを含め野生の動物を保護をするということは、親から子を引き離してしまう行為でもあるため、基本的には避けなければいけません。

野うさぎと飼いうさぎとでは、赤ちゃんの時から大きく違う

野うさぎと飼いうさぎは赤ちゃんの時から大きな違いがあるのをご存知ですか?

最も大きな違いは「見た目」です。
野うさぎの赤ちゃんは生後直後でも天敵から身を守れるように、生まれた時から目が見えて耳も開き毛も生えています。
一方で、飼いうさぎの赤ちゃんは全く反対の状態であり、耳や目は閉じ毛も生えていません。
体格や習性にも違いがある野うさぎと飼いうさぎですが、赤ちゃんの頃から大きな違いがあるのです。

「赤ちゃん」だと何かと心配にもなりますが、野うさぎの赤ちゃんは生まれた直後から外の世界で暮らしていけるような体が作られています。
親切心を持つことはとても素敵なことですが、場合によっては余計なお世話になってしまうこともあります。

野うさぎの赤ちゃんには、野性で暮らしていけるような体が本来ありますので保護などの過度な心配はせず、遠くから見守ってあげましょう。