ミニチュアピンシャーは抜け毛がすごい?犬の抜け毛は犬種によっても大きく違いあります。
その鍵を握るのはシングルコートか?ダブルコートかによるところです。ミニチュアピンシャーはシングルコート。ダブルコートの犬種に比べると抜け毛は決して多くはありません。
しかし抜け毛が気になる時期があるのも事実。そこで犬の抜け毛について、換毛期や抜け毛が多くなる理由、そして対処方法もご紹介いたします。
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ミニチュアピンシャーは抜け毛がすごい?他の犬種と比べた場合
犬などのペットを飼っていると必ず付き纏う問題「抜け毛」。抜け毛が多いとブラッシングだけでなくお家の掃除にも手が掛かりますから、なるべくであれば抜け毛の少ない犬を飼いたいと思う方も多いのではないでしょうか。
中でも、小柄ながらすごく活発で人気の高い「ミニチュアピンシャー」は、様々な犬種がいる中でも抜け毛が少ないことで有名ですよね。
抜け毛の量のポイントとなるものは「被毛」
犬の被毛は、ダブルコートとシングルコートの2種類に分けられ、ダブルコートの犬種は2種類の被毛を持ち、シングルコートの犬種は1種類の被毛しかもっていません。
このことから、基本的にはシングルコートの犬種のほうがダブルコートの犬種よりも被毛の量が少ないため、シングルコートの被毛をもつミニチュアピンシャーは他の犬種と比較しても抜け毛の量は少ない傾向にあります。
ミニチュアピンシャーはシングルコートの割には抜け毛がすごい
前述したように、シングルコートの被毛であるミニチュアピンシャーは、ダブルコートの被毛をもつ犬種と比較すると抜け毛の量は少ない傾向にあります。
しかし、ミニチュアピンシャーは短毛なゆえに目立たないだけで毛は抜けており、成長と共に毛は新しく生まれ変わっているのです。
抜け毛のサイクル
基本的に、成長期から退行期、休止期と3つの時期を繰り返すことで、新しい毛に生まれ変わっていきます。
そのため時期によっては抜け毛の量が激しくなる場合もあるのです。
休止期の後には必ず「換毛期」が訪れます
ペットを飼っている方であれば一度は耳にしたことがあると思いますが、換毛期は特に抜け毛の量が多くなる時期となっています。
一方で、短い毛とスムースコートが特徴のミニチュアピンシャーですが、シングルコートの被毛をもつ犬種の中では抜け毛が多いほうだとも言われており、時期によっては適切な抜け毛対策が必要となります。
ミニチュアピンシャーの抜け毛がすごい時期の対策
換毛期など抜け毛がすごい時期に実際に行う対策としては「ブラッシング」をするようにしましょう。
ミニチュアピンシャーにブラッシングを
ブラッシングは抜けてしまった毛を取り除き毛に艶を出す上で重要なケア
ですが、ミニチュアピンシャーは短毛犬のため長毛犬のように毛玉が出来たり毛が絡まるようなことはなく、使用するブラシによっては被毛の薄さから肌を傷つけることにもなります。
そのため、ブラッシングの際に使用するブラシは「ラバータイプ」など素材の柔らかいブラシを使用し、スリッカーブラシやコーム等の使用は肌を傷つけてしまう可能性があるため避けるようにしましょう。
ラバーブラシでブラッシングした後は、仕上げに獣毛ブラシで全体を優しくブラッシングしてあげると毛に艶感を出すことができます。
「ラバーブラシ」と「獣毛ブラシ」の2種類のブラシを使ってブラッシングをすることは、効率的に抜け毛を取り除く上でも重要なポイントとなります。
被毛の汚れが気になる場合
濡らして硬く絞ったタオルで優しく拭いてあげることで、気になる汚れやニオイをキレイにすることができます。
換毛期のミニチュアピンシャーの抜け毛は掃除方法にも注目
換毛期の抜け毛には本当に悩まされてしまいますよね。
いくら短毛で抜け毛の少ないミニチュアピンシャーでも、抜け毛があちらこちらに落ちている…なんてことも少なくないでしょう。
いくら掃除しても抜け毛が気になるという場合
掃除方法を見直してみると良いかもしれません。
掃除は「上から下」を意識して行う
せっかく掃除しても上に抜け毛やホコリが残ってしまっていては、風などで床に落ちてきてしまいます。
まずは、照明器具や棚の上、カーテンレール等に溜っているホコリや抜け毛を全て下に落としてしまいましょう。
床に溜ったホコリや抜け毛等の掃除
「端から真ん中」に向かうようにフローリングワイパーでゴミを集めます。こうすることでゴミの取り残しを失くすことできキレイに掃除することができます。
この時「掃除機」の使用は避けるようにしましょう。
掃除機を使ってしまうと床に溜ったホコリや抜け毛が舞い上がってしまい、掃除を終えた頃に舞い上がったゴミが落ちてきてしまいますので、注意して下さいね。
フローリングにこびりついた皮脂等の汚れ
ウェットタイプのフローリングシートを使ってキレイにするようにしましょう。
カーペットの掃除
カーペットはゴム手袋を使って掃除します。ゴム手袋を着用したらそのままカーペットを撫でてみて下さい。
ゴムに犬の抜け毛が付いてくると思いますので、これを何度か繰り返し行うことで抜け毛をキレイに取り除くことができます。
場合によっては、100均等で売られている「コロコロ」を使うのも効果的ですよ。
犬の抜け毛は体の調子が関係している場合もあります
犬や猫などペットの抜け毛は飼い主さんにとって、悩まされるもののひとつではありますが、こうした抜け毛は体の不調などを知らせるサインでもあります。
なんだか最近犬の抜け毛がひどいなぁ…と感じる場合には、もしかすると何か体の調子が悪いのかもしれません。
皮膚炎やノミやダニ等の寄生虫による感染、または、脳腫瘍や副腎皮質ホルモンの異常によるクッシング症候群など、抜け毛がひどくなる原因には様々な病気が関係している場合もあります。
このように、犬の抜け毛には単なる換毛期以外にも、思わぬ病気やストレスが関係している可能性もあります。
犬の抜け毛がいつもに増してひどいと感じる場合には、犬の行動をよく観察し、状況によっては動物病院で診てもらうことも大切です。