水槽の外部フィルターの正しい掃除方法と頻度を理解しましょう

初めて熱帯魚を飼った人は、水槽のフィルターの掃除はいつすればいいのかと悩むのではないでしょうか。

しかし、掃除するタイミングも大切ですが、正しいやリ方で掃除することが重要なのです。

今回は、水槽の外部フィルターの正しい掃除方法と頻度について説明します。

掃除するタイミングは、何ヶ月に一度ではなく、水が濁ってきたなどフィルターの状況によって判断するようにしましょう。その判断基準についても説明します。

また、掃除する時はきれいにしすぎないことがコツです。注意して掃除するようにしましょう。

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失敗しないための水槽のフィルターの正しい掃除方法を解説します

水槽の中に金魚のようなペットを飼っている方。飼い始めは何もかもが初めてで、水槽のフィルターの掃除もどの位の頻度で行えばよいのか、正しい掃除方法はあるのか、色々疑問に思うこともあると思います。

綺麗好きさんには「がっかり」かもしれませんが、水槽の洗いすぎは返ってマイナス

水槽のフィルターですが、実は洗いすぎると、水槽の水の衛生を保ってくれるバクテリアまでも洗い流してしまうので、逆効果になります。

「正しい掃除方法」としては、そのバクテリアを必要以上に取り除かないことがコツになってくると思います。

正しい掃除方法

「意外」と思われるかもしれませんが、水槽のフィルターを掃除する時は、洗剤を使わずに水槽のお水を使用します。その理由ですが水道水を使用すると、上記でも触れている「バクテリア」にはあまりにも刺激が強すぎて、全部取り除いてしまうことになります。

しかも、あまりしっかりとフィルターを洗うことはせずに、目にみえるゴミをとる程度に抑えます。掃除をしすぎると水の衛生を保ってくれるバクテリアを取り除きすぎてしまうことを頭に入れて、お掃除をすると上手くいくと思います。

水槽のフィルターを掃除するタイミングと頻度について理解しましょう

水槽のフィルターを掃除するタイミングですが、フィルターがどんな状態だと掃除したら良いのか、ハッキリとしたサインをフィルターから欲しいですよね。そうすれば、使用している側がはっきりと「掃除しなきゃ」とタイミングを図ることができます。

  • フィルターをONにすると、汚れが排出されるようになった
  • フィルターからいつもとは違う音がする
  • フィルターを使用しているにも関わらず、水が汚れている
  • フィルターから流れてくる水の量が前より減ってきている

ホースが汚れてきていることも、水槽のフィルターを掃除するサイン。

上記のようなサインが出たら、それはフィルターを掃除するタイミングだと思います。また、どの位の頻度で掃除しなくてはいけないの?という質問に対しては、目安としては、3ヶ月に一度というのが、適切な答えにはなると思います。

ただ頻度に囚われずに、あくまでも上記で説明しているような、汚れや音で判断した方がより適切だと思います。汚れが目についたら、早めにお掃除を済ませてしまいましょう。

水槽のフィルターの部分的な掃除のやり方も覚えておきましょう

あなたは水槽のフィルターをパっと見ると、やっぱり全部掃除しなきゃいけない、と気合を入れてしまうと思います。ですが、実際はもっと簡単にお掃除を済ませることができます。水槽のフィルターも汚くなる部分は決まっているので、その部分の掃除を心がけていけば、意外と水槽のフィルターの掃除は簡単に済んでしまいます。

フィルターは吸水口が汚れやすい

水槽のフィルターの部分でも、吸水口が汚れが付きやすい場所になります。そこにゴミが付きやすい、掃除をしなくてはいけない箇所だとわかっているのであれば、その箇所に掃除アイテムをつけて、掃除を楽にすることができます。

「ストレーナースポンジ」というものがあります。それを取り付けると、スポンジでゴミをキャッチしてくれるので、フィルターの内側までゴミが入らないようにします。フィルターの故障防止にもなりますし、お掃除も楽になってくると思います。

二つ用意して、週一回のペースで取り替えていけば、それでフィルターも綺麗になってきます。水槽のフィルターの掃除が面倒だったるするのであれば、そのような掃除アイテムを使用して、掃除をより簡単にしていきましょう。

水槽のフィルターは綺麗にしすぎないようにしましょう

自宅に水槽で何か飼っている方ですが、水槽のフェルターの掃除はどんな感じにすればよいのか、特に水槽で何かペットを飼い始めた人には、疑問点も多いと思います。

ずばり、水槽のフィルターに関していえば、「あまり綺麗にしすぎないこと」がポイントになります。綺麗好きさんにとっては、「どうしてですか?」という疑問が湧いてくるような状態だと思います。

ついている汚れの半分をとっていくイメージでお掃除をしていきます。どうして半分くらいの汚れまでで制限する必要があるかというと、フィルターには、水槽の中で必要なバクテリアも洗うことで洗い落としてしまうからです。

綺麗好きさんにとっては、「もっと洗って綺麗にしたい」という感覚が残るかもしれませんが、そこは抑えて、汚れの半分は残す、そして必要なバクテリアの分の事も頭に残しながら、フィルターを洗っていけば良いと思います。洗いすぎは禁物になります。

外部フィルターのパイプやホースについたコケの掃除方法

水槽のフィルターを掃除するサインとして、バイプやホースにコケがついている状態もサインになってきます。

フィルターのパイプやホースについているコケですが、どうやってお掃除していけば良いと思いますか?ここで、ちょっとした掃除方法を紹介していきます。

汚れが軽症な場合。

それほど苔の度合いが酷くない時ですが、ホースクリーナーブラシを使用して汚れを落としていきます。

洗い方ですが、ホースを一度お湯につけて、苔の汚れを取れやすくします。それからホースクリーナーブラシで苔を取り除いていくと、スムーズにお掃除が終了します。

汚れが重度な場合。

汚れが重い時ですが、汚れているホースを5倍程度に薄めた漂白剤の中に入れておきます。ホースクリーナーブラシに比べて、簡単な作業になるとは思いますが、この方法を使用する際、注意しなくてはいけない点があります。完全に漂白剤がホースについていない事を確認した上で、水槽に戻さなくてはいけません。というのも、漂白剤が水槽の中にいるバクテリアを完全に取り除いてしまうからです。洗った後は、漂白剤の臭いがついていないか確認し、ついているのなら、カルキ抜きを忘れずに行って下さい。また、この方法でお掃除する時には、なるべく水槽から離れた場所で行いましょう。

水槽のフィルターの掃除方法について上記で説明してきました。あなたの参考にはなりましたか?極力、汚れについてはあまり落としすぎないように注意して下さい。