洋服やバッグを作るときなどは、水通しをしたほうが良いと聞いたことはありませんか?デニムも水通しをしたほうが良い生地の1つ。
せっかく体型に合わせて作ったオーダーメイドの洋服が、一度洗濯をしただけで縮んで着られなくなった!なんてことがないように、裁断をする前に水通しを行なっておきましょう。
また色落ちや色移りを防ぐためには水通しの他にも、色止めという作業があります。こちらについても紹介をしていますので、作品を作る際の参考にしてみてください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
1歳半の子供が食事の時に座らない!原因としつけの方法について
子供が大きくなって自分で歩けるようになるのが1歳半頃ですよね。歩けるようになった子供は、食事のときに...
-
玉ねぎの収穫時期・梅雨のときの収穫方法!濡れないように収穫を
玉ねぎの収穫時期を迎えたけど、梅雨時期で天気がいい日が少ないということもありますよね。玉ねぎを収穫す...
-
炭酸が飲めないのは痛いから!喉や口の中が痛くなるワケと飲み方
炭酸飲料と言えば、あのシュワシュワとした爽快感と喉越しがいいですよね!スッキリしたい時や、暑...
-
クッキー生地を寝かせるのはなぜ?その理由や正しい方法について
自宅で手作りクッキーを作るのはとても楽しいです。そのレシピを見てみるとクッキーの種類にもよりますが、...
-
サービスエリアで車中泊を夏の時期にする場合のポイントと注意点
夏休みに女友達と遠出する際に、宿泊費を浮かせようとサービスエリアでの車中泊を考えることもあるでしょう...
-
部屋についた焼肉の臭い対策!臭いを付きにくくする方法と対処法
焼肉が大好きという方は多いと思いますが、お家でするとなると問題は臭いです。焼肉をしている時は良いです...
スポンサーリンク
デニム生地は水通しをした方が良い?水通しをする理由
デニム生地は年齢や性別を問わず楽しめるので、ハンドメイドする方にはとてもおすすめの生地です。
色合いによってカジュアルにも少し上品にも使えるという点も、デニムの良さですよね。
洋裁を楽しむ時には、生地の「水通し」から始めるのが一般的です。
天然素材の生地は、水につけると縮んでしまうからです。
水通しをせずに洋服を作ったら、一度の洗濯でサイズが変わってしまったり、歪んでしまうかもしれないのです。
それではせっかくの洋服も、捨てることになりかねまん。
また、水通しを行うと生地の色落ちや、それによる色移りを防ぐ効果もあるのです。
作りたいものが小物の場合にはさほど必要ありませんが、洋服など洗濯をする予定の物を作る場合には必ず水通しを行いましょう。
水通し後は、忘れずに目地も整えてくださいね。
そうすることで、仕上がった作品の型崩れを防ぐ事が出来ますから、作った時と同じデザインを長く楽しむことが出来ますよ。
デニム生地の水通しの仕方
デニム生地は、他の布に比べて生地が厚く丈夫なので特別な感じがしてしまいますが、水通しの方法は一般的な生地とかわりません。
水通しの方法
- 生地が浸かるような大きな容器を用意して、たっぷりと水をはります。
- 表を内側にしてデニムを畳み、水に沈めます。
- デニム全体にしっかりと水を吸わせて、そのまま数時間放置します。
- 脱水して乾かします。
デニムには万遍なく水が行き渡るようにしてくださいね。
空気が入って水が染み込んでいない部分が出来ると、色落ちがまだらになってしまうことがあります。
水通しの手順は一般的な生地と変わりませんが、デニムの場合には色落ちが激しいので水通しの作業が数回必要になると思います。
生地にもよりますが、私は3回程度行うことが多いです。
ある程度色落ちしなくなったら、終了です。
他の生地と一緒に水通しすると色移りしてしまいますから、注意してくださいね。
デニム生地を水通ししても色落ちが止まない場合
デニム生地の水通しで大変なのは、生地が厚いので重いこと。
さらに色落ちが激しいので、この重労働を何度か繰り返さないといけないことです。
しかし、水通しを数回繰り返しても色落ちが止まらないということもあるのです。
色落ちの風合いを楽しめるのがデニムの良さでもありますが、あまりにどんどん落ちてしまうのは困ってしまいますよね。
色落ちが止まらない時には、色止めの作業を行いましょう。
デニム生地の色止め
- 生地が浸かるような大きな容器を用意して、水10Lに対して小さじ1の酢と塩を加えます。
- 畳んだデニム生地を浸して、酢と塩を加えた水を吸い込ませます。
- そのまま浸けた状態で1時間くらい放置します。
- すすぎはせずに、脱水して乾かします。
- 半乾きの状態で目地を整えて、完全に乾燥させます。
ポイントは酢や塩の入った水を濯がないことです。
酸っぱい臭いが残りそうと思われるかもしれませんが、酢は少量しか使っていないので大丈夫ですよ。
デニムでバッグや洋服を作る場合には水通しが必要です
水通しは、洗濯をするものを作る時には、生地の縮みや色落ちを減らすために必要な作業です。
ですが小物の場合には、洗うことはあまりないので、水通しをしなくても問題ない場合もあります。
しかし、デニム生地は違います。
デニム生地は色落ちが激しい生地です。
水通しせずにバックなどを作ると、気がついたら洋服が真っ青なんてことになってしまうかもしれません。
バッグの場合は、服と擦れて色落ちしてしまう事が多いのです。
また、小さなポーチなどの小物でも、バッグの中で擦れてしまうことが多いですし、手に色移りしてしまう可能性もあります。
デニム生地で作った作品を安心して使うためには、水通しは行うのがおすすめです。
デニム生地を水通しした後は
デニム生地を水通しした後に行うは、「目地を整える」作業です。
色止め作業の時にさらっとご紹介しましたね。
水通しを行った後には生地を乾燥させますが、乾ききる前に目地を整える作業に入ります。
デニム生地は厚さもあり固い生地なので、乾燥してしまうと目地を整えるが難しくなってしまうからです。
湿り気の残っている半乾きの状態のうちに、目地を整える作業を行いましょう。
また、デニムは完全に乾いてしまうとシワをとるのも難しくなってしまいます。
目地を整える時には、全体に万遍なくアイロンをかけて、シワもとってしまいましょう。
その状態で出来るだけ折らずに干すと、綺麗に仕上げることが出来ますよ。
デニムの水通しは重くなりますからとても大変な作業ですが、仕上がった作品を安心して使うためには必ず必要な作業ですから、頑張ってくださいね。