お気に入りの服の刺繍がほつれが出ると、はさみを使ってなんとか止めようと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、はさみを使うことはおすすめできません。正しい対処をして後悔しないようにしましょう。
今回は服についた刺繍がほつれた場合の対処法について説明します。大切な服だからこそ、注意して扱うようにしましょう。
また、洗濯する時にも注意が必要です。洗う時の注意点についてもご紹介しますので、長く着るためにも気をつけるようにしましょう。
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お気に入りの服の刺繍がほつれてきた場合の対処法
お気に入りの服を着て出掛けたら何処かに引っ掛けてほつれてしまった…という経験ありませんか?
刺繍の部分だった時には、模様が変わってしまうかも知れませんかなんとかしたいと思いますよね。
そんな時、皆さんはどうしてますか?糸を引っ張ってみたり切ってしまう人がいますが、それはあまりおすすめできません。さらにほつれてしまう可能性があるからです。
正しく処理することでほつれを食い止めることが出来ますから、試してみてくださいね。
ほつれを食い止める方法
- まずは飛び出てしまった糸を裏側に戻します。
- 縫い針に通して裏側に戻せるときはそれでOKです。
- 裏側へ通した糸は布地用のボンドを使って処理します。
- 可能であれば、糸を結んでからボンドで処理すると良いでしょう。
ループ状に飛び出ている時
ほつれ補修針という専用の針を使うのがおすすめです。
飛び出した糸の根元に針を挿すと、絡め取るようにして裏側へ引き込んでくれます。
服の刺繍のほつれた状態によっては、プロに直してもらった方がよい場合もあります
自分で直しても目立たない刺繍なら良いのですが、文字などの刺繍部分がほつれてしまった場合には、目立ってしまうこともありますよね。
「自分ではちょっとむずかしいかも」と思った時には、プロの手を借りると言うのも一つの方法です。
プロの方なら完全に復元することは不可能でも、見栄え良く仕上げてくれますよ。
ほつれをプロにお願いする時の注意点
ほつれた箇所の糸を切ったりせず、そのままの状態で持ち込むこと
糸が抜けて解けてしまった場合など、つい切ってしまいたくなりますが手を加えてはいけません。糸を切ってしまうと復元できなくなってしまうからです。
また糸がほつれて抜けてしまった場合、範囲によっては修復が難しくなってしまいます。跡が残ってしまうので綺麗に仕上げられないのです。
糸がほつれて手に負えない時には、できるだけ早い段階で修復をお願いするようにしましょう。
刺繍のほつれに効果的な「ほつれ補修針」の使い方
服の刺繍部分は、擦れたり引っ掛けたりすると、簡単にほつれてしまいますよね。
「ほつれ補修針」の使い方
とても便利ですから、ここではもう少し詳しくご紹介しましょう。裏側へ通した糸は布地用のボンドを使って処理しましょう。
ほつれ補修針には針穴はなく、針穴があるはずの位置には凸凹とした細工が施されています
飛び出た糸の根本にこの針を刺すと、凸凹とした細工が飛び出た糸を絡め取るようにして、裏側へ引き込んでくれるのです。
また、針先は丸まっていて生地を痛めることもありませんから、デリケートな生地でも使うことが出来ます。
手芸店などで400~500円程度で販売されています。刺繍だけでなく、布地を引っ掛けた時にできるループ状の糸の処理にも使えますから、一つ持っているととても便利です。
手刺繍で服を洗う前にやっておくこと
洋服店で購入した服に刺繍が施されている場合には、デリケートではありますが気をつければ洗濯機でも洗うことができますよね。
自分で手刺繍を施した様な場合、注意が必要
いきなり洗濯機で洗ってしまうと、縮んでしまうかも知れないからです。
基本は手洗い
手洗いだと手が冷たくなるのでお湯を使いたくなりますが、出来るだけ控えましょう。
30℃以上は縮みの原因になるのでおすすめできません
洗面器などに水を入れて、洗剤を溶かします。刺繍を施した服を入れて、優しく押し洗いしましょう。色落ちや傷みの原因になるので、刺繍部分をこすらないように注意してくださいね。
すすぎの時にも、水道水が直接刺繍に当たらない様に水を貯めてから服を入れるようにしましょう。
洗う時と同様に優しくすすぎ洗いをしてくださいね。
脱水は洗濯機を使いたくなりますが、刺繍のためを思うなら、タオルドライがおすすめです。タオルに挟んで、上から押さえるようにして水分を取りましょう。
最後は干して乾燥させます。
刺繍後に初めて洗濯する時
チャコペンを落としてから洗うようにしてくださいね。
刺繍に使うチャコペンは水で落ちるタイプですから、綿棒などを使って濡らすと落とすことが出来ますよ。
刺繍がついた服はほつれが出ないように洗濯にも注意しよう
「洋服店で買った服だから、刺繍がついていても洗濯できる」確かに、そうである場合が多いです。
しかし、だからといって洗濯機に放り込んでスイッチオンというのは流石にほつれの原因となってしまいます。
刺繍糸がほつれないとしても、毛羽立ってしまっては素敵な刺繍が台無しですよね。
刺繍が施された服を洗う時には、目の細かいネットに入れて洗う
洗濯する服を裏返すと擦れが減るので、刺繍糸の傷みを減らすことが出来ます。洗濯機のコースが選べるなら、デリケートなものを洗うコースを選択すると良いかも知れません。
洋服の洗濯表示をきちんと確認するのも大事です。
洗濯表示には乾燥方法も記載されていますから、参考にすると良いでしょう。
また、乾燥は洗濯後すぐに行うようにしてくださいね。
濡れたまま放置していると、刺繍糸から色落ちして色移りしてしまう可能性があるからです。正しく洗濯することでお気に入りの服の傷みを減らして、長く愛用することが出来ますよ。