賃貸物件に住んでいると、他の住人の洗濯機の音が気になる時がありますよね。
マンションよりもアパートの方が構造上音が響くようにも感じますが、アパートの場合は何時まで洗濯機を使っても迷惑にならないのでしょうか?防音グッズを使えば対策はできるのでしょうか?
アパートでの気になる洗濯機の音、いろいろな面から調べてみました。
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アパートなどでは洗濯機の音は何時まで許される?
マンションやアパートなどの共同住宅で、最も多いトラブルは何か知っていますか?それは「騒音」です。
お互い様なので多少のことは我慢できますが、寝静まった夜中に生活音が聞こえてくるのはストレスになります。
掃除機をかけたいけれどもう遅い時間だから明日にしておこうという人も多いのではないでしょうか?
しかし、遅い時間の定義に関してはあいまいなものだったりします。
そんな中で、気にせず使ってしまいがちなのが洗濯機です。
洗濯機は稼働音が思ったよりも響くもので、最近では「夜中でも洗濯できる」と宣伝している洗濯機もありますが、木造アパートや造りの甘いマンションでは、やはり避けたほうが無難でしょう。
では、洗濯機は何時までが使えるのが常識の範囲内なのでしょう。
その目安は「21時」または「22時」までと考えておきましょう。小さなお子さんですと、この時間はちょうど眠り始める時間です。
隣家と離れている一戸建てか防音が完璧なマンションであれば、何時でも構いません。ですが一般的なアパートや集合住宅ではこの時間を目安に夜は静かに過ごしましょう。
アパートでの洗濯機の音や振動を少なくできるグッズはある?
洗濯機を回すときに気になるのは音だけではありません。振動も気にする人は多いのではないでしょうか?
洗濯機の振動におすすめなのが「防振ゴムマット」です。防振ゴムマットは、床から発生する騒音対策に効果があり振動も押さえてくれるので洗濯機を置く前に敷くと良いでしょう。
耐久性に優れた、大きいマット状の防振ゴムマットがいいでしょう。
洗濯機の音が気になるときには、周りの壁に、吸音材を貼るのもいいかもしれません。
吸音材とは凹凸のある板状のウレタンや、グラスウール素材・ロックウール素材のボード状のものになります。
防振ゴムマットや制振シート、吸音材は通販やホームセンターで買うことができます。吸音材を貼るときには、壁紙を保護するなど壁や床を傷付けないように工夫しましょう。
これから、アパートやマンションに引っ越すという方は騒音対策も含めて物件をさがすといいでしょう。
アパートで洗濯機の音を気にせずに生活するなら
一般的なアパートやマンションの建築構造は、木造、鉄骨、鉄筋コンクリート(RC造・SRC造)になります。
もっとも防音性に優れているのが鉄筋コンクリートです。何本もの鉄の棒で骨組みを作り、コンクリートを流し込んでいるので遮音性がかなり高いです。
鉄筋コンクリート構造の物件であれば、普段の生活音が周囲の部屋まで響くことはあまりないでしょう。
防音性が低いのは木造建築になります。木材は通気性が良いのですが、音も通しやすいです。壁そのものが薄い場合はさらに防音性が低いと言えます。
防音性の高い賃貸物件を探しているのなら、木造物件は避けたほうがいいでしょう。
鉄筋コンクリートと木造の中間にあたるのが鉄骨構造です。鉄骨には「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」の2種類があります。この素材の厚みによって防音性が変わってくるので防音性を高めたければ重量鉄骨の物件を選びましょう。
防音が考慮された賃貸住宅であれば、壁が空洞ということは少ないです。壁を叩いてみて高い音がしたら空洞である可能性が高いのでチェックしてみるといいかもしれません。
洗濯機の生活音で他の住人に迷惑をかけないための再確認
洗濯機は音や振動が大きいので使う時間に気をつけなくてはいけません。タイマー機能を利用すれば、夜中ではなく朝に洗濯をすることができますね。
洗濯機を回しているときに、運転音が大きいと感じたり、異常な音がしたりするときにはこれが原因かもしれません。
それは、洗濯機自体が水平に置かれていないことです。また、洗濯機を設置している床が弱くなっていたり柔らかい素材だったりすると洗濯機が安定せずに音が出ることもあります。
長いこと使っている洗濯機であれば、高さを調整する足が緩くなっていることも考えられます。
洗濯機の中に入れた衣類が片寄っていたり、詰め込みすぎたりしていると振動が大きくなってしまうので気をつけましょう。
このようなことをチェックして、音が改善されなかったりいつもと違う音がする場合は洗濯機の故障も考えられるのでメーカーさんを呼んだり買い替えの時期と言えるでしょう。
ベランダの洗濯機は何時まで使ってもOK?一軒家の場合は?
ベランダに洗濯機を設置している場合は何時まで使っても良いのでしょうか?
洗濯をするときには、洗濯機を回す音はもちろんベランダに出入りする窓の開け閉めの音やベランダを伝って近隣に伝わる振動音などにも注意が必要です。
洗濯は夜8時くらいまでにすむようにしておくといいでしょう。
夏だと窓を開けている家庭もあるでしょう。外からの音は意外と聞こえるので、冬よりも気をつけたほうがいいかもしれませんね。
一軒家の場合は、そこまで気にする必要はありませんが常識の範囲内で行うといいでしょう。
さきほど紹介した、「防振ゴムマット」の他に洗濯機の4つの足にそれぞれ設置できるコンパクトなものもあります。
洗濯機を設置するときにはこれらの防音対策をしておくと安心ですね。
騒音はお互い様ですがだからこそ、それそれが意識しなくてはいけません。時間帯や振動など少しの時間ならいいだろうと思わずにモラルを守って住みやすくするすることで騒音トラブルも防げるでしょう。