簿記3級をこれから取得しようかと考えている方もいるのではないでしょうか。
でも独学で取得可能なのか、合格ラインはどのくらいなのかが気になるところ。
簿記3級の合格ラインは?合格ラインから見る簿記3級の難易度は?独学で取得可能なの?
といった簿記3級の疑問について調べてみました。簿記2級、3級を取得すれば就職や転職も有利になります!
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簿記3級の合格ライン
日商簿記3級の合格ラインは一律で70点と決まっています。合格率は日商簿記3級は高いほうと言えます。
合格率も高まっている傾向にあり、平均を見ても約30%以上の合格率があります。中には半数近く合格している時もあり、2人に1人は合格するという難易度の時もありました。
合格率が高いからと言って安心してはいけません。中には、試験内容が難しくなることもあります。その場合は合格率も30%以下と低い数値になっています。そのような時に対応できるように、とにかく一生懸命勉強するしかありません。1年に3回試験があるので、万が一不合格だったとしても落ち込まず、すぐに次の試験に向けて勉強するほうが賢明と言えます。
日商簿記3級は、足きりや合格者の調整がありません。70点が合格ラインのため、69点だったとした場合には、不合格になってしまいます。問題の内容は全部で5問です。細かい問題数については不明です。どのポイントに加点がされるのかは具体的に公表されていないためです。
ポイントとしては、第3問と第4問は、問題数が決まっていないため、全て解答欄を埋められるように、心がけることがまずは合格への近道です。
合格ラインから見る簿記3級の難易度
日商簿記の合格ラインは70点です。全問正解で100点ということは、70%正解することができれば、例外なく合格できるということです。足きりや、合格者を振るいにかけるような試験ではないため、70点以上を取れるように、日々の勉強を積み重ねていれば、合格率はあなたにとって関係ないといえるでしょう。
難関な国家試験は、合格者の平均点が上がれば、合格点も上がります。毎回、合格者の調整のため、合格基準点も変わってくることもあります。このような試験の場合、受験する年の問題が簡単かどうかで合格点も比例して上がります。試験の難易度が高い場合には点を取れない受験生が増えるため、合格点も下がるといえます。
しかし、合格点の面から考えても、日商簿記3級は易しい試験と言えるでしょう。
過去問や予想問題などを解く際に気をつけておきたいことは、なんと言っても合格点を着実に取れるかどうかです。確実に取れることだけ意識して勉強すればよいのです。
試験の難易度や、他の受験生がどのような状況であったとしても、自分自身が70点以上を取れるかどうかが全てです。それを忘れないようにして、勉強に取り組みましょう。
とにかく、難易度や合格基準点をを気にしすぎないように、黙々と勉強に励んでみてください。
簿記3級の合格ラインは100点満点中70点!独学で取得可能
合格ラインが70点と聞いて、高い数字に焦りを感じる方もいるかも知れません。しかし、問題自体はそんなに難しいものではないため、あまり心配しなくても大丈夫です。
しっかり勉強するという環境を作ることができるのであれば、学校に通ったり、通信教育などを受けなくても、独学で取得することができるでしょう。
まずはテキストなどを自分で購入して、しっかり最後まで勉強しましょう。予想問題なども2回以上解くことが必要です。予想問題だけでは不安な場合は、過去問を2、3回分解けば大丈夫でしょう。
予想問題や過去問などで70点以上に達しなかった場合には、再度テキストに戻って間違えた箇所を復習するしましょう。きっと、独学でも、合格に近づけるはずです。
人にもよりますが、一日1時間程度の勉強時間が必要です。早い人で合計30時間程度、100時間くらい勉強をすれば、日商簿記3級に必要な知識を得ることができ、合格できるでしょう。
そもそも簿記3級はどんな資格なの?
経理の知識がなくても経理はできます。しかし就職活動をする際、経理部などを希望しているのであれば、簿記の知識があるに越したことはありません。
日商簿記3級以外にも、全経簿記3級という検定もあります。全商簿記3級というのもあります。簿記3級と言えども別団体が実施している別の試験ですので注意しましょう。
一般的に、簿記といえば、日商簿記を指すことが殆どでしょう。知名度も高く、受験者一番多いのが特徴です。日本商工会議所が主催する日商簿記の資格試験は、1~3級と初級という4つの級が存在します。その中で1級が、一番難易度が高いです。
一般的に、簿記のスキルがあると見られるのは、3級以上とされることが多いです。3級の合格に必要な70点以上を獲得することができれば、全員が合格できます
簿記2級、3級を取得するメリットは?
簿記の知識は、経済活動の基本ともいえる知識であるため、簿記の有資格者は、企業のニーズが安定していると言えます。
経理の基本知識である簿記3級は、就職や転職において有利です。また簿記2級は、取引先の企業の経営状況だけでなく、株式会社の経営管理にも役立つとされています。
経理部の採用を求む求人情報などでは、日商簿記3級以上、または2級以上と提示されている企業が多くあります。日商簿記2級以上取得していれば、自己アピールにつながり、企業側も経理能力を評価しやすいといえます。
全国どこにでも通用する資格であり、一度取得すると生涯有効の資格です。事務や経理の仕事をしたいと考えている方、また実際している場合にも、より深く経理の内容を知ることができると言う面でも、ぜひ取得したい資格の一つです。