クッキー生地を寝かせるのはなぜ?その理由や正しい方法について

自宅で手作りクッキーを作るのはとても楽しいです。そのレシピを見てみるとクッキーの種類にもよりますが、生地を一旦寝かせるという工程が含まれているケースが多いです。

クッキーの生地はなぜ寝かせる必要があるのでしょうか?急いでいるからと寝かせないで作った場合には、どうなるのか知りたいですよね?

寝かせないと味や食感に違いが出るものなのか、気になるクッキーの生地を寝かせる理由について調べてみました。

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クッキーの生地を「寝かせる」のにはこんな深い理由があった。

クッキーを作るときに、生地を「寝かせる」工程があることは、よくありますよね。

「生地は、よく混ざっているんだし、すぐに型抜きして焼けばいいのに」

なんて不思議に思った方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、レシピの中には混ぜたらすぐに焼いて良いのもあります。

今回は、「寝かせる」工程がある理由についてご紹介いたします。

寝かせる工程がある場合は、ほぼほぼ冷蔵庫で寝かせます。

つまりは、冷やす必要があるということです。

なぜ、焼いて熱くするクッキーの生地を冷やさなくてはいけないのか。

それは、「グルテンの働きを抑えるため」です。

小麦粉には「グルテン」という成分が含まれていて、これが水分とくっつくと粘りがでてきます。

これが、うどんなどの麺類でしたら、コシが出て美味しい仕上がりになりますが、ですがクッキーに出来た場合は、焼き上がりが固くなり、あまり美味しいとは言えない出来になってしまうのです。

また、生地は時間がたつと、混ぜるだけでは行き渡らなかった水分が、全体になじみますので、より美味しいクッキーが出来上がるのです。

クッキーの生地はどれくらいの時間を目安に寝かせるのが良い?

クッキーの生地を寝かせる(冷やす)工程の必要性は、理解できたかと思いますが、具体的には、どれくらいの時間を目安に寝かせるのが良いのでしょうか。

それぞれのレシピによっても異なりますが、理想的なのは、2時間冷蔵庫で寝かせて、型抜き、またはカットしてから再度30分冷蔵庫で冷やすのが良いとされています。

「こんなに長い時間寝かせて大丈夫?」というように感じる方もいらっしゃると思いますが、実はクッキーの生地は一晩寝かせても大丈夫なのです。

ですので、生地作りから寝かせて焼くまでの時間を取るのが難しいという人は、一気に作らずに、前の日に生地作りをして、一晩寝かせて、次の日に型抜きをして、再度寝かせて焼くというように、手順を分けてクッキー作りをしても良いのです。

最近では、焼く前の生地が冷凍や、冷蔵などで売られてもいますので、買った後、切って焼くだけで、出来立てクッキーの味を手軽に楽しめる商品もあります。

クッキーの生地で寝かせる作業をはぶくと失敗の原因になる

最初から寝かせる手間を無くしたアイディアクッキーレシピなら問題ないのですが、キチンと生地で寝かせる工程が書かれているレシピなのに、面倒くさがってその作業をはぶくと失敗の原因になります。

生地を寝かせて美味しくなるクッキーの代表といえば、「アイスボックスクッキー」です。

無地のものも美味しいですが、プレーンの生地と、ココアを混ぜた生地の2色でチェック柄にするのが、美味しくて見た目もオシャレですよね。

アイスボックスクッキーを美味しくするコツ

  • 卵は常温にしておく。作る1時間以上前から冷蔵庫から出しておき、常温にしておきましょう。
  • バター、卵、砂糖はしっかり混ぜる。しっかり、泡だて器でまぜましょう。
  • 薄力粉を入れた後は、混ぜすぎない。ゴムベラなどで、切るようにさっくり混ぜましょう。
  • 形を整えたら、冷蔵庫で寝かせる。レシピによっても異なりますが、2時間ほど冷蔵庫で寝かせましょう。
  • 程よい厚さに切る。クッキーの美味しさは、厚さでも決まります。目安は5mm~10mmぐらいの厚さが理想的です。
  • もう一度寝かせる。室温や、手の温度で生地が温まっていることがあります。
    オーブンシートに並べた状態で30分ほど冷蔵庫で寝かせましょう。
  • 温度は高めに。
    150℃や、160℃くらいですと、生地からバターが溶け出してしまい、せっかくのバターの風味が台無しです。

180℃の高温で、一気に焼き、バターが溶け出さないようにしましょう。
時間の目安は10分~20分が一般的です。
焦げないように、また、生焼けにならないように様子を見ながら焼きましょう。

クッキーの生地はあまっても大丈夫!

「張り切ってクッキーの生地をたくさん作ったけど、時間がなくて焼ききれなかった」なんてことはありませんか?

作った生地は、あまっても大丈夫です。

無理にその日や、次の日に使い切らなくても良いんです。

生地をラップでぴったり包めば、冷蔵庫で4~5日までなら保存が利きます。

それ以上経ちますと、生地が固くなるなど状態が悪くなってしまいますので、保存期間内に使い切るようにしましょう。

4~5日以上保存させたい場合は、冷凍庫での保存をオススメします。

その場合は、ラップに包むだけではなく、ジッパー式のビニール袋に入れておけば、より安心です。

ちなみに、冷凍庫で保存する場合は、切った後や、型を抜いた後の状態で保存することをオススメします。

かたまりの状態で冷凍庫保存しますと、氷の塊のようになりますので、焼く前に解凍する工程も必要になり、時間が掛かってしまいます。

クッキーの生地の材料やその性質について

クッキーを作るときの生地の材料や、その性質について学んでおくと、自分だけのアレンジやオリジナルレシピを作る際に役立ちますよ。

  • 薄力粉

レシピによっては「小麦粉」と記載されることもありますが、クッキー作りにおいて使われる小麦粉は、「薄力粉」です。

他に、「中力粉」と「強力粉」があります。

それぞれの粉の違いは、練った時の粘りの強さの違いによって分類されます。

中力粉は、お好み焼きやたこ焼き、うどんなどを作るときに使われます。

強力粉を使うもので代表的なのは、パンやパスタ、他にはピザ生地などです。

  • 砂糖

砂糖と一口に言っても、グラニュー糖、上白糖、三温糖など、たくさんの種類があります。

お菓子作りに良く使われるのは、グラニュー糖です。

サラサラとしていて扱いやすく、また、クッキーの仕上がりもサクサクしたものになります。

対して上白糖は、グラニュー糖よりも水分を多く含んでいますので、しっとりとして、コクのある甘さを楽しむことができます。

  • バター

ほとんどのクッキーのレシピは無塩バターで作られます。というのも、通常の有塩バターですと、含まれている塩が小麦粉のグルテンを増やしてしまい、固いクッキーになってしまうからです。

固いのが好きという人は、それでかまいませんが、サクサクのクッキーが好きな方は、無塩のものを使いましょう。

また、無塩マーガリンもありますので、自分の好みで使い分けると良いでしょう。