チューリップは、一度花を咲かせた後も上手に球根を保管する事で、翌年もまた花を咲かせることが出来ます。チューリップの花をキレイに咲かせるためには、球根を植える時期も大切!どの時期に植えたら良いのかを確認して、翌年もキレイなチューリップの花を咲かせましょう。
チューリップの球根を植える時期や球根の保管方法など、チューリップに関する情報をお伝えします!
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
習字の下敷きの洗い方は?素材によって違う下敷きのお手入れ方法
習字の下敷きが汚れてしまったら、洗ってキレイにしたいと思いますよね。でも、どんなふうに洗うのが正しい...
水道の蛇口掃除の簡単なコツや酷い汚れの対処法と清潔を保つ工夫
水道の蛇口の掃除はうっかり忘れていると蛇口が白くなってしまったり、黒くなってしまうことがあります。こ...
ハンバーグに必要なつなぎ!パン粉の代わりにごはんでも代用可能
ハンバーグのつなぎとしてパン粉を使いますよね。でもあると思っていたパン粉がない事ありませんか?...
飲食店でピアスがNGだったら絆創膏で目立たなく出来る方法とは
せっかく空けたファーストピアス!数日後に飲食店のバイトが決まったけれどピアスがNGらしい・・・。...
ペットボトルを水筒として再利用するのがダメな理由は〇〇です!
空になったペットボトルの容器を捨てるのがもったいないといって水筒として再利用している人もいますよね。...
スポンサーリンク
チューリップの球根を植える時期は種類によって違う
チューリップの球根を植える時期は種類によって違うのでしょうか。
実際、チューリップの球根は、地域によって若干違うものの10月から12月の秋に植えるのが良い時期とされています。もみじが紅葉する頃が適期でしょう。
チューリップの種類
登録されているものだけでも数千種類あると聞きます。また毎年新しい品種も増えています。花びらの色も赤、白、黄色だけでなく、ピンクや紫、絞り模様が入ったもの、縁取りの入った複色など様々です。咲き方によっても、一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、パイロット咲き、ビリディフローラ、レンブラント咲きなどに分かれます。
また、同じチューリップでも様々な違いがあり、品種によって開花時期と系統が違うため知っておくと便利です。
地域や、その年の気候によっても差があります。
- 早正種
3月下旬から4月中旬に開花します。背丈が低めな八重早咲きと一重早咲きが多いようです。
- 中生種
4月中旬から4月下旬に開花します。一重咲きの中間品種などが開花します。
- 晩成種
開花は、4月下旬から5月上旬です。一重遅咲き、八重遅咲き、フリンジ咲き、パイロット咲き、ユリ咲き、レンブラント咲きは、晩生種です。
原種と呼ばれる種類のチューリップは、4月上旬から4月下旬に開花します。
お庭に植える際には、開花時期を考えて選ぶと良いでしょう。
チューリップの球根を掘り上げる時期はいつがいい?
チューリップが咲き終わった後が大切
秋に植えた球根から芽が出て、美しく開花した姿を楽しむことができれば、大切に育ててきた甲斐があるというもの。嬉しい気持ちになることは間違いありません。
しかし、そんなチューリップの開花は、いつまでも続くわけではなく時が経てばしおれてきます。
花を楽しんだのでれば、しおれてくる前に花を切り取ってください。葉は全て残して、花の下の茎を切り取りましょう。花が種を付くのを防ぎ、枯れてく花に栄養が行かないようにします。そうして球根に栄養を行き渡らせることができます。出来るだけ早く花を切り取ることで、来年もしっかりと綺麗な花を咲かせられるのです。この状態のまま、週に一度、水遣りの際に液体肥料を与えるのが、球根を大きくさせるポイントです。
チューリップの花を切り取ってしばらくすると?
光合成して球根に栄養を送った後の葉が段々と黄色くなり枯れてくるでしょう。この状態になれば、球根の堀り上げる時期です。葉がすっかり枯れた状態になったら、チューリップの球根を掘り上げましょう。
傷をつけないように、丁寧に堀り上げ、土を落として水洗いします。球根の上に茎が残っているようならカットし、小さな球根が出来ている場合は、一つ一つ切り離しましょう。
目の粗いネットなどに入れて、風通しの良い雨の当たらない日陰につるして乾燥させます。翌年の植え付けまでその状態で保管してください。
チューリップの球根を植え付ける時期はいつ頃?
チューリップの球根をを植えつける時期は、いつがよいのでしょうか。
10月から12月までの、紅葉の時期が良いと言われています。
植えつける前に、球根を消毒用の薬剤に15分から20分程度つけます。消毒は必ずしなくてならない訳ではありません。しかし、球根は長い期間、土の中で過ごさなくてはなりません。腐ったり病気になったりしやすいため、できれば消毒することをお勧めします。
消毒後、球根は1つ分くらいの間隔を開けて、植えていきましょう。間隔が広過ぎると寂しい感じがしてしまいます。植える深さは、庭植えの場合球根の厚み2つ分程度、鉢植えの場合は、球根の頭から2センチ程度の土が被るようにしてください。またチューリップの根は、下に真っ直ぐ伸びるため、深さのある鉢に植えましょう。
鉢植えの場合は、前の年に使った土をそのまま使用してはいけません。新しい土を用意してください。庭植えの場合には、同じ場所に植えるのは避けましょう。
鉢に植えた場合は、発芽前であったとしても、しっかりと水を与えましょう。土が乾燥しないようにこまめに水を与えることです。庭植えの場合、雨が降らない時期が長いような場合意外は、気にする必要はありません。また気温が高すぎると発芽しないため、鉢は屋外の日陰に置きましょう。
3月が近づく頃になると、土から芽が顔を出します。芽が出たら、日当たりの良い場所に移動し、定期的に水遣りをしてください。追肥もすると良いでしょう。3月に蕾が付き、3月下旬から4月上旬には綺麗な花を見ることができます。
チューリップの開花に適した温度は?
チューリップは、温度が高すぎると発芽しない
ではチューリップの開花に適した温度はあるのでしょうか。
チューリップが開花するためには、低温であることが必要です。低温の中で球根は植物ホルモンを作り、成長するための活動が起ります。球根内のでんぷんの粒が分解され、糖になり、花茎に送られるのです。この糖が、細胞の中の液胞に貯まります。そのことで水分も中に溜めやすくなります。細胞が大きくなることで、花や茎も成長するのです。
暖冬の時期は、開花が遅くなります。チューリップに必要なのは、開花の為の温かさだけではなく、寒さも必要になります。寒さによって、花芽は開花の準備を始めます。春の気温の上昇とともに、花芽が伸び始め開花すという訳です。ですからチューリップを一定期間低温にさらすことはとても大切なのです。
チューリップを植える時のポイント
チューリップの球根を植えるときのポイントとは、どんなことなのでしょうか。
地植えと鉢植えと、ポイントは少々異なります。
花壇などに地植えする場合には、球根2個分の深さのところに深く植えましょう。チューリップの根は、真っ直ぐ下に伸びるため、浅く植えると、上に押し上げられ、球根が地上に出てしまう場合があります。
鉢植えの場合は、深さ2センチくらい、土が球根の先端に被るようにしてください。間は球根1個分程度です。根が下に伸びるため、浅い鉢を使用してはいけません。また地面とは違い、根が伸びて底についてしまう可能性があるため、浅めに植えるのがポイントです。
65センチくらいのプランターなら20球程度、7号鉢なら8球程度、植えつけるのが良いでしょう。