サラダを食べる時、お箸で食べるのが一番ラクだと思ってはいるものの、フランス料理のコースの中で出てくるサラダだとフォークで食べるしかないですよね。
サラダをフォークで食べる場合、正しい食べ方のマナーってあるの?ナイフも一緒に使うべき?
レストランでかっこよくサラダを食べてみませんか? サラダを食べる時の正しいフォークの使い方を詳しく説明します。
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フランス料理でサラダを食べる時の正しいフォークの使い方とは?
フランス料理でサラダを食べる時は、基本的にはナイフを使わずにフォークだけを使用して食べるようにします。
その時の場に応じて、フォークとナイフを併用して使うようにしましょう。
サラダを一口で食べることができない大きさの場合、右手にナイフを持って、左手にはフォークを持ちます。
ナイフで自分の口に入る大きさにカットして、フォークで刺して食べてください。
サラダの葉が大きい場合は、フォークを軽めに当ててナイフを使い、葉を折りたたんで殻刺して食べるようにします。
このとき、ナイフでサラダを寄せ集めてはいけません。
ナイフを使用してカットする件についてですが、あまりにもナイフを多様してしまうと、コックが食べやすい大きさで食事を出していないということを主張しているようにも見えます。
一口で食べることができる大きさであれば、フォークのみを使用して食べてくださいね!
口を大きく開けても入り切らないほどのの量を口に詰め込んでこぼすのは最悪のパターンです。
食べにくい時はフォークとナイフを使用しましょう。
サラダを食べる時はナイフは不要!フォークの使い方で注意することは?
サラダを食べる時は、基本的にナイフは使わずフォークのみを使用して食べます。
右手にフォークを持って、サラダを刺しながら食べてください。
サラダの葉っぱが薄いときもありますよね。そうすると、フォークで刺しにくくて食べるのも大変です。こんなきは、サラダを二つ折りにして食べるようにしましょう。
サラダにはドレッシングをかけて食べることもありますよね。ドレッシングをかけて食べる時は、まずサラダをかるくかき混ぜてから食べます。
かき混ぜる時は、周囲にドレッシングが飛び散らないように注意してかき混ぜましょう。
サラダに使われている食材は柔らかい物が多いですから、フォークだけでも対応することができると思います。
一口で食べきれないような大きなサラダが出てきた時は、ナイフを使って大きさを調整して食べてください。
皿の中でサラダを切ることはマナー違反ですので、やらないように注意しましょう。
サラダを取りわける時のフォークの使い方とは?
■スプーンを下にして持つ
スプーンを聞き手に持ち、薬指を上にして小指と中指を使ってはさみます。人差し指はスプーンの柄の部分に軽く添えましょう。
■人差し指と親指でフォークを持つ
残りの指でフォークを持ちます。スプーンを下にして持つのは、サラダにかかっているドレッシングやスープをすくうためです。ですが、どちらが正解だという明確なルールはありません。
■下の指3本を使って取り分けをする
スプーンを支えている下の指3本を動かしてサラダを取り分けます。上のフォークは抑える程度にしてください。
■細かい具材について
ベーコンなどの具材は、最後にサラダのまわりに取り分けましょう。そうすると散らからずに綺麗に取り分けることができます。
■トッピングがある時
ポーチドエッグなどがある場合、サラダボウルの中で割ってから、サラダの上に綺麗に盛り付けましょう。
サラダの種類によってもフォークの使い方は違う?
サラダの食べ方については、アメリカ式とヨーロッパ式でフォークの使い方にも違いがあります。
それぞれの食べ方について見てみましょう。
■アメリカ式の場合・ナイフとフォークを持ち替える
一口大の大きさにサラダをカットした後、ナイフの刃が左側になるように、10時20分の角度にしてお皿の上に起きます。
その後フォークを右手に持ち、サラダを食べてください。これを繰り返してサラダを食べましょう。
サラダを食べ終わった後も10時20分の角度でお皿の上にナイフと一緒に揃えて置きます。
■ヨーロッパ式の場合・ナイフとフォークは持ち替えない
ナイフで補助をしながら、左手に持ったフォークでサラダを食べます。サラダだけではなく、必要に応じて他の具材も刺して食べます。
ナイフを手に持ったまま軽く下げて、反対の手でフォークを持って食べましょう。
食べ終わった後は、フォークの背中を上に向けて10時20分の角度でお皿の上に揃えて置きましょう。
フォークを使ってサラダを上手に食べれるようになるには時間がかかる?
ナイフとフォークを使ってサラダを食べることなんて簡単!と思いますよね。
でも、実際にヨーロッパで生活をしてみると、地元の人達の食べるスピードに驚かされます。
私はヨーロッパに住んでいた経験があるのですが、当時お昼休憩の1時間で同僚たちを楽しい会話をしながら食事をして、優雅なお昼休みを過ごすのが大変でした。
地元の方たちは、小さい頃からナイフとフォークを使うことに慣れていますので、サラダを折りたたんで食べることにも時間がかからないのです。
私はまだ扱いに慣れていませんでしたし、当然お箸もありません。
限られているお昼休みのなかで、なんとか食事をしてしまおうと四苦八苦した経験があります。
時間をかけて練習をして扱い方に慣れれば、時間をかけずに食べられるようになりましたが、地元の方たちが短時間で綺麗な作法で食べることに驚いた経験があります。