地震で家具が飛ぶって信じられますか?でもこれは本当です。
地震によって家具が倒れるのは理解できるかもしれませんが、震度6強~7という強い地震になると家具は「飛ぶ」のです。
家具が飛ぶとはいったいどういう状況なのでしょうか。地震で家具が飛ばないためにできることは?
地震はいつ起こるかわかりません。日頃から自身に備えるようにしましょう。
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強い地震で家具が飛ぶって本当?
強い地震が来る可能性、もはや他人事ではない
自分にもいつ降り掛かってくるかわからない災害。日頃からの対策が必要です。
「大きなタンスには必ず対策をしましょう」と言われていますが、皆さんどのようにしておくと良いか知っていますか。
まずは寝室に大きな家具をおいておかないことが一番です。可能なら違う場所に移動させましょう。置き場所は寝室しかないという場合ですが、タンスが転倒しないように固定金具を使用してください。
多少の地震では、タンスが動くことも転倒することもありませんが、強い地震では家具が飛ぶように動くことも実際にあります。
そんな時に下敷きになってしまうのも怖いですが、逃げ道を塞がれてしまうことも恐ろしいことです。強い地震の際には津波や火災など、即座に逃げる必要がある場合が多く生存には、そのスピードが大きく関わってきます。
スピーディーに行動ができるように、逃げ道に妨げになるようなものは置かないことが重要なのです。
強い地震の場合は家具だけじゃなくテレビも飛ぶ
地震では普段動きそうもない家具が倒れる
震度によって家具がどう動くか、実験をすることがあります。震度5を超えると恐怖を感じるような揺れが起こり、冷静に動くこともできなくなっていきます。
そんな中、それ以上の地震が来たらどうなるでしょうか。震度6になると棚の物が落ちたり、固定していない家具、地震対策をしていないものが次々と倒れてきます。壁のタイルやガラスが割れる恐れもあります。
さらに強い震度7はというと、家具が大きく動き、転倒、そしてテレビも飛ぶように落ちてきます。
寝ている場所には、頭上にものを置いていると危険です。扉から飛び出してきたものがぶつかり怪我をする恐れもあります。
また建物自体が倒壊したり、停電や、ガス、水道のライフラインが止まってしまう事も想定しなければいけません。
今は全てを文明に頼る世の中です。当たり前のように普段使用している電気やガス、水道がないことは予想できないほどに不便で、不安な気持ちがあおられてしまいます。
普段から災害に向けて備えをしておくこと、また家具などの地震対策をすることが本当に大切です。
地震で家具が飛ぶ前にできることは?
大きな地震では本当に家具が飛ぶように、落ちてきます。先述したように家具が倒れると下敷きにならなくても、逃げる道を塞がれてしまう恐れがあるので、家具は固定をしておくことです。
しかし固定と言っても釘と紐で結びつけるだけではだめです。釘と鎖でも大きな地震に大きな家具では、あっという間に釘が抜けてしまい役に立ちません。
家具を固定するなら、壁や家具に傷を付けたくなくてもL字金具を使うくらいしなければ、大きな地震に対しての対策とは言えません。
もちろん、を打つ場所も重要!梁にしっかりと打ち付け抜けないようにしてください。
重くて大きな家具には購入したときに、すでにこのような金具が備品としてセットされている場合があります。
説明書と一緒にしまっておかずに、今すぐ対策をこうじてください。
また家具というと大きなタンスを思い浮かべますが、ピアノも重量があり倒れてくると危険なので、必ず対策を行ってくださいね。
家具が飛ぶなど地震が発生すると思いがけないものが凶器に
強い地震では家具が凶器に変わる
タンスなどの大きな家具もその一つですが、先述したようにピアノなども重量があるので、倒れてきたり床を滑ってきたりすると、命に関わるような大怪我をする危険性があります。
また会社で重量があるものといえば、どの事務所にも一つはあるコピー機ですよね。こちらも重さがある上にキャスターがついているので、ストッパーをかけていないと大きな地震では、人に向かって滑り出してくることもあるので注意が必要です。
ちなみに家具は地震のときにどのように倒れてくることが多いか。知っていますか?
マンションやアパートなどの部屋は長方形に作られていることが多いと思いますが、地震で揺れたときには短い辺の方向に倒れやすいことがわかっています。
ついつい長い辺に沿って家具を配置したくなりますが、これから家具を配置する場合は短い辺に沿って家具を配置すると、逆に倒れにくくなりますので試してみてください。
もちろん、それだけでは油断はできませんので、しっかりと家具を金具で固定することも忘れずに!
地震に備えて寝室にはできるだけ家具を置かないようにしよう
しつこいようですが地震はいつ来るかわかりません。そして昼間だけではなく寝ている間にも地震は襲ってきます。
就寝中に地震が襲ってきたことも想定して、寝室を見直してみましょう。寝室に大きな重量があるタンスを置いていませんか?
もし、そのような大きなタンスがある場合は、寝ているときにタンスが地震の際にどのように動くのか、もう一度考えてみましょう。
一番に考えられるのは、そのまま全面に倒れてくる場合です。その時あなたはタンスの下敷きにならないような場所に寝ていますか?また、ドアを塞いでしまうように倒れてしまうのも避難することが難しくなるので大問題です。
できれば寝室に、そのような大きな家具を置かないことが大前提!置き場所が寝室しかない場合には、L字金具で固定するなどの対処が必要です。
またお子さんがいる場合には、子供部屋もしっかりと見直しましょう。
大きな机がある場合には、そちらも固定をすること。また本棚も中の本が地震によって飛び出してきますよ!
クローゼットがある場合には、本棚はクローゼットに収納するなど地震対策を考えて、もしものときに備えておくことが、自分の身を護るためには必要なことです。