接着剤を使っていて、うっかり手についてしまったという経験はありますよね。
また指と指がくっついて焦ったいう人も多いのではないでしょうか。
指についた接着剤の剥がし方を紹介します。
瞬間接着剤専用という剥がし液の市販されていまが、家庭にあるものでも剥がすことができますよ。
剥がす道具と剥がし方の手順を紹介していきます。
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接着剤が指にくっついて離れない場合は慌てない。基本的な剥がし方
接着剤が手についてしまうことありますよね。瞬間接着剤などのように強力なものだと慌ててしまいませんか。
しかし接着剤を剥がすためにはポイントは慌てないこと。これが一番です!無理やりついてしまった接着剤を剥がそうとするのが一番やってはいけないことなのです。これを覚えておいてくださいね。
では、気になる瞬間接着剤が指についてしまったときの基本的な剥がし方について、ご紹介していきます。
接着剤を溶かすものを使う
そのポイントは瞬間接着剤を溶かしてくれるアセトンです。このアセトン、除光液などに含まれているので、お家にある除光液を用意してアセトンが入っているかどうかを確認してください。
そしてアセトンが含まれていればコットンなどに含ませて、接着剤になじませて取り除いていきます。
ちなみに瞬間接着剤の剥がし液があるのをご存知ですか?もちろん、これを使用すれば指についてしまった場合も、キレイに取り除くことが出来ます。
ついてしまったときに慌てないためにも、一つ買い置きをしておくと良いですね。
指についた接着剤の剥がし方。ワセリンやリップクリームを使って
接着剤を剥がすのに有効なもの
ワセリンやリップクリーム!指についた場合はワセリンをなじませて、指で優しくマッサージをしましょう。
すぐには剥がれてきませんが、少しずつ接着剤が落ちていきます。またアセトンや瞬間接着剤の剥がし液などと違う点は、肌を保護してくれるところです。気になる手荒れがないのは嬉しいですよね。
ワセリンやワセリン入りのリップクリームで、少しずつ接着剤が剥がれてきてたら、お湯と石鹸でキレイに洗い流します。
ポイントはやはり、慌てずにワセリンが染み込んで行くように、ゆっくりとマッサージをすること。剥がれないからと行って無理矢理はだめですよ。
またリップクリームと行っても、なんでも良いわけではなくワセリンが入っているかどうかがポイントです。リップクリームを使用して接着剤を剥がすときには、入っている内容を確認してくださいね。
お湯を使った、指についた接着剤の剥がし方の手順とその後のケア
ワセリンをなじませた後はお湯と石鹸を使って洗い流すとお話しましたが、お湯と石鹸だけでも接着剤を取り除くことが出来ます。
コツは少し熱めのお湯を使用すること、お湯の中に指を付けたら、ゆっくりとお湯の中で指どうしをこすりあわせて落とします。
これだけでも接着剤を少しずつ落とすことが出来ますが、石鹸を使用するとさらに落ちやすくなります。
お湯と石鹸だけで指についた接着剤を剥がす方法なので、除光液などの溶剤を使用するよりも手に負担がなく感じますが、少し熱めのお湯を使うことと石鹸を使用する事で、乾燥をしてしまい肌へのダメージもあります。
接着剤を剥がした後は、ハンドクリームなどを使用して手のケアも忘れずに行ってください。
皮フや手に接着剤がついた時の剥がし方を種類別で紹介
接着剤という大きなくくりでお話をしてきましたが、その接着剤の種類によっても適した剥がし方が存在します。
瞬間接着剤
アセトンが入った溶剤や、瞬間接着剤専用の剥がし液を使用すると指についた接着剤が落ちやすくなります。
水溶性の接着剤
もともと水溶性というだけあって、お湯で簡単に落とすことが出来ます。水溶性のボンドで木工用のものなら、肌についた場合は乾燥した後はシールのように剥がすことも出来ます。
エポキシ系の接着剤
落とすときは硬化前がポイントです。硬化してしまうと落ちにくくなりますが、硬化前ならお湯と石鹸で落とすことが出来ます。
しかしエポキシ系は手につくと肌荒れの原因にもなりますので、使用する際にはゴム手袋をすることをオススメします。
どの接着剤もついてすぐに処理をするなら、お湯と石鹸で落とすことが出来るのです。まずは特別に溶剤などを用意をしなくても、すぐに対処できるこの方法を試してみてください。
うっかり服に接着剤がついた場合の落とし方とは
指などについた場合は、どの接着剤も落ち着けば意外と簡単に落とすことがわかったのではないでしょうか。
しかし服などの生地についた場合だと、話は違ってきます。キレイに元通り戻すことは難しくなるのです。
また接着剤を落とすと同時に、色落ちが起こってしまう場合があります。まずは目立たないところで色落ちがあるかどうか確認をしてから行いましょう。
では服についた接着剤の落とし方ですが、ついたらすぐに落とすこと!
接着剤が乾く前が勝負時
この時間の差が、ついた接着剤を剥がすことが出来るかどうかの分かれ目となります。
後回しにせずに、すぐに対処をしましょう。
アセトンを使って接着剤を落とす方法
アセトンは先述したとおり除光液などに含まれています。
まずは接着剤がついてしまった服の部分、裏側に布を当てます。そして除光液を接着剤になじませて、布などでトントンと優しく叩き、したの布に接着剤を移行させていきます。しみ抜きと同じ方法ですね。
何度か繰り返すことで、少しずつ服についた接着剤を剥がすことが出来ます。最後に水洗いをして普段どおり洗濯をしましょう。
熱を使って接着剤を剥がす方法
接着剤は熱によって溶けます。この性質を利用して接着剤を剥がしていきます。
最初にアイロン台に接着剤が付着しても良い布を敷きます。そして接着部分を下にしてあて布に直接当たるようにしてアイロン台に服を置きます。さらに上からあて布をしてアイロンの熱を伝えていきます。
この方法で一番下のあて布に接着剤が移っていくのですが、熱を加えすぎると生地が焦げてしまうので注意をしながら行ってください。
どちらの方法もアイロンが不可であったり、水洗いがそもそもできない衣類では行うことが出来ません。その場合は無理をせずにクリーニング店にお願いをしましょう。