丸い体がかわいいうずら。子供だけではなく、大人でも飼育してみたいと思う人も多いと言います。
しかし、飼育する上で注意することがあります。それは「鳴き声」です。
今回は初めてうずらを飼育する上で注意することについて説明します。もし飼うのであれば、鳴き声が大きいことを覚悟する必要があります。
また、与えるエサやうずらの種類についてもご紹介します。飼育しやすい種類は「ヒメウズラ」です。鳥を扱っているペットショップで探してみましょう。
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うずらを飼育するなら、鳴き声が大きいことを覚悟しましょう
小さくて丸い身体で可愛いうずらを飼ってみたいと思う人は多いですが、うずらを飼う前に注意点があります。
「鳴き声」の特徴
うずらは、あの小さくて丸い身体からは想像出来ないような「大きい鳴き声」を発します。
そのため、鳴き声について何も知らずにうずらを飼ってみてしまうと、その鳴き声に耐え切れないという可能性が出てきます。
うずらは大きい鳴き声を発する動物であることを覚悟した上で、それでも飼いたい場合にはうずらを飼育してみましょう。
うずらの中でも、特にオスのうずらの鳴き声には注意が必要
オスのうずらの鳴き声は、窓を閉めていようと外まで聞こえるくらい大きな声を発します。
そして、その声は日中だけではなく夜間だろうと容赦なく鳴きます。
朝早くから鳴かせないようにするために、うずらを飼っているゲージに布などを被せて真っ暗な状態にしている工夫をする人もいるようです。
戸建ての家であれば飼育できるかもしれませんが、アパートや集合住宅などでうずらを飼うとなると、その鳴き声には注意が必要です。
うずらの鳴き声が気になるなら、メスの飼育をおすすめします
うずらの鳴き声が気になる場合には、メスのうずらを飼うことをおすすめします。
オスのうずらはとても大きな鳴き声を発するのですが、メスのうずらであれば基本的に静かです。
メスだったとしても多頭飼いした場合や産卵前後には卵を守ろうとするときにはメスも鳴き声を発する場合がありますが、その鳴き声はオスに比べて小さいものなのでオスよりも飼いやすいでしょう。
うずらをどうしても飼ってみたいけど鳴き声が気になる場合には、メスのうずらから飼い始めてみるのがおすすめです。
うずらを飼育する場合に与えるエサについて
うずらを飼う場合には、どのようなエサを与えればいいのかお伝えしていきます。
うずらには専用の餌を与える
そのほかにも、チャボ用のエサを与えることが出来ます。うずらの主食はこれらのエサを与えましょう。
そして、メスのうずらを飼う場合には「カルシウム」が多く摂取出来るようなエサを与える必要があります。
うずらのメスは、オスが居ないとしても無性卵を産みます
うずらという動物は、卵を産み続ける動物です。そのためしっかりとカルシウムを摂る必要があります。
カルシウム不足になってしまうと、身体が弱ってしまいます。
メスのうずらがカルシウム不足になることなく、普段の食事からより多くのカルシウムが摂れるようにするためには、ペットショップなどで市販されているサプリメントを使用する方法があります。
サプリメントの使い方は、主食のエサに混ぜて与えるだけなので簡単です。
もしも、どのようにしたらいいか悩んだときにはペットショップの店員に相談をすれば助言をもらうことが出来ます。
鳴き声以外に初心者がうずらの飼育をする場合の注意点
うずらを飼育するときには、鳴き声以外にも注意する点があります。
うずらに与えるエサについては説明をしましたが、実はうずらが食べてはいけない食べ物もあります。
「人間の食べ物」をうずらに与えない
野菜などの自然のものであれば問題はありませんが、調理したものや加工したものをうずらに与えるのはやめましょう。
人間の食べ物は、うずらにとっては脂質が高い
ご飯は自然のもので柔らかく与えて良さそうに思えるかもしれませんが、うずらには与えてはいけません。
その他にも、観葉植物を家に置いている場合には注意が必要です。鳥にとって毒になるものを観葉植物が持っている場合があります。
鳥にとって毒となるものを持っている観葉植物をうずらがつついたりしてしまうと大変です。
観葉植物を置いている場合にはうずらと接触させないように
うずらを卵から孵化させ、ヒナから大人へと育てたいと考える人は多いですが、うずらのヒナはとても弱いです。
そのため、ヒナを大人へと育てるのは難易度がとても高いので、うずらを飼い慣れていない初心者の場合には大人のうずらから飼い始めるのがおすすめです。
うずらにもいろいろな種類があります
実はうずらにもいろいろな種類があります。ヨーロッパウズラ、シロウズラ、ヒメウズラ、カンムリウズラ、コリンウズラなど。
うずらの種類によってその身体の大きさや羽の色の特徴などが異なる
うずらの中でも比較的身体の小さいヒメウズラは飼育しやすいかもしれません。
うずらを飼うときには、飼育するうずらの種類について調べて、特徴を知ってから飼育すると良いでしょう。
そしてうずらを飼うときには、可愛いからと安易に飼ってしまうと鳴き声の大きさに苦労する可能性があります。
せっかくうずらを飼育するのであれば、最後まで責任を持って飼いたいものです。
うずらの特徴である鳴き声の大きさや、うずらを飼育する上での注意点などを知った上でうずらを飼うかどうか決めてください。
そしてうずらを飼育すると決めたときには、愛情を持ってお世話をしてあげましょう。