犬の去勢手術後のトイレ失敗。
今まで問題なくトイレができていた犬でも、去勢手術をきっかけにトイレを失敗してしまうことが多いようです。
飼い主としては早く元に戻って欲しいものですが、なぜ去勢手術後にトイレ失敗をしてしまう犬が多いのでしょうか。その原因とは?
またしつけをしようと大声で叱ってしまいますが、ますますストレスでトイレを失敗してしまう可能性があります。
傷口をチェックしながら、そっと見守りましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
車のエアコンの効きを良くする方法とは?車内の温度を下げる方法
車のエアコンの効きがいまいちなような、効きを良くするにはどうしたらいいのでしょうか?そもそも...
鏡のウロコ取りにアルミホイルが効果的ってホント?噂の真相とは
鏡のウロコ取りにはアルミホイルが効果的!?人生の3大悩みはなんでしょう?お金・対人関係、...
大学の新入生ガイダンスの服装は?服装とメイクのポイントを解説
大学の新入生ガイダンスに参加するとき、一体どんな服装で出席すればいいのか分からない人もいるのではない...
納豆の薬味は何がいい?納豆にとにかく合うというおすすめの薬味
納豆を毎日欠かさず食べるという方少なくないです。そんな方の中には薬味を変えて納豆を美味しく食べている...
スポンサーリンク
去勢手術後の犬が頻繁にトイレ失敗してしまう理由
飼っている犬の去勢手術後にトイレ失敗が続き困っている人が多いでしょう。
これまで、トイレを完璧に覚えて失敗することがなかったのに、失敗が続くと後始末などなどに飼い主も大変ですよね。
それに家中に臭いもついてしまうのではないかと、心配ではないでしょうか。
まず、去勢手術後にどうしてトイレ失敗してしまうのか理解しておきましょう。
犬が去勢手術後にトイレ失敗する理由
ホルモンのバランスの乱れ
トイレ失敗するのは膀胱に問題がある場合もありますが、去勢手術後ならばホルモンのバランスが乱れることが理由としてあげられます。
本来あるべき繁殖本能を去勢することでホルモンバランスが乱れやすくなります。
また、体の違和感や手術による恐怖感などでストレスが原因ということもあります。
トイレ失敗があまりにも続く場合は薬を処方してくれる場合もありますが、飼い主さんのケアによっても改善されることがあります。
去勢手術後の犬に多いトイレ失敗、飼い主がやってはいけない対処法
今までトイレ失敗がなかったのに去勢手術後のトイレ失敗にうんざりしてして叱りつけてしまう飼い主さんも多いでしょう。
しかし、本来あるべきものを犬のため、飼育下であるために飼い主さんが選択して去勢してしまうのですから犬の気持ちも考えてあげましょう。
何も知らされず病院に連れて行かれ、何されるかわからない上に痛い麻酔注射や術後の違和感。
犬にとったら、どうしてこうなっているのか理解できませんよね。
恐怖心などネガティブな感情しかないでしょう。
そのため体や心の調子が良くなく、出来たことでもできなくなったりします。
その1つとしてトイレ失敗がありのです。
去勢手術後の犬のトイレ失敗時に飼い主がやってはいけない対処法
叱る
トイレ失敗が続くと後始末の大変さから叱りつけたくなったりするかもしれませんが、それはかえってトイレ失敗が直らない原因になるかもしれません。
犬はトイレそのものが悪いことと認識しトイレではない所に隠れて排泄をするようになります。
鼻を押し付ける
犬のしつけ方法に鼻を押し付けるという項目がありますが、自分の排泄物の臭いを嗅ぐ行為は本来犬の習性なのです。
犬のとって当たり前の行動を飼い主が無理にやってもあまり効果がありません。
本来やるべきことを無理にされているだけと感じて、しつけにはなりません。
去勢手術後のトイレ失敗が心配なら犬を病院へ連れて行くのもいいか…
犬の去勢手術後にトイレ失敗してしまうことは珍しいことではありません。
病院に連れていくと薬を処方してくれる場合もあるそうですが、トイレ失敗の原因はホルモンバランスの変化によることがほとんどなので、飼い主さんが犬の心のケアや環境的な工夫で犬のストレスを暖和してあげることで改善されることも多いです。
なので、必ずしも病院に連れていかなければならないと言うわけではありません。
飼い主さんの適切な対処法で去勢手術後ある程度すればトイレ失敗が治る犬も多いです。
犬は無邪気に走り回ったり、飼い主にかまってもらいたかったりする姿が多いですが、人間が思う以上に心がデリケートな動物です。
この証拠として去勢手術後のトイレ失敗があります。
犬も同じ様にストレスを抱え、トラウマを覚えます。
去勢手術など、犬が生活する上でイレギュラーなことがある場合にはトイレ失敗で悩むより心のケアに注意してあげてくださいね。
そうするとトイレ失敗も自然に治ることがありますよ。
犬の去勢手術後~抜糸するまでの注意点
- 犬が傷口を舐めないようにする
犬の唾液の中に含まれる雑菌が傷口に入ってしまうと化膿することがあるため。
エリザベスカラーをつけて保護すると良いでしょう。 - 運動量を気をつける
犬の散歩や運動量を気を付けてください。
あまり動きが激しいと傷口の治りも遅いです。 - 濡らさない
お風呂は手術前に済ませておき、術後お風呂は抜糸まで入らない、そして雨の日は散歩も避けておきましょう。
傷口を濡らさないようにしてください。
この普段とは違った制限された生活も犬にとってはかなりのストレスとなります。
その分トイレ失敗も増えてしまうがちなのですが、しばらくは飼い主さんも耐えながら対処していきましょう。
ここで犬に怒るなどの不適切な行為はかえって悪化させてしまうので気を付けましょう。
去勢手術後の生活と術創の管理について
去勢手術後の生活と術創の管理については上記で述べた通りです。
犬の去勢手術で犬のメンタルに最もダメージ受けるのは術後です。
運動量やエリザベスカラーなど制限された生活や違和感ある身体にホルモンのバランスが崩れやすくトイレ失敗が続く犬もいます。
去勢手術直後~抜糸までは特に犬の心のケアと術創の管理に注意しましょう。
術創の管理ができていないと傷口の治りが遅く、エリザベスカラーや痛みによるストレスが長く続きます。
この期間は特に犬にとってもストレスが多い期間となりますが、そのストレスを長引かせないように飼い主も注意して生活してあげてくださいね。
去勢手術後の犬のトイレ失敗は珍しはないこと、直したければ適切な対処法で犬と接することが大切であることを理解しておいてください。