似顔絵を描く時の描き方は2パターンあります。
写真のようにリアルに描くパターンと、コミカルなタッチでデフォルメするパターンです。
難しさでいうと、リアルな方が難しそうに思えますが、実はデフォルメする場合も同じくらい難しいのです。
しかし、ある程度コツを掴むと、似顔絵も描きやすくなり、リアルに描くよりも数段時間を短縮して描くことが出来ます。
一見簡単なようで意外と難しいデフォルメされた似顔絵の描き方などについてご紹介します。
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似顔絵の描き方。デフォルメはパーツが命
人の顔には、目、鼻、口、眉毛などのパーツがあります。このパーツそれぞれにある特徴を捉えてデフォルメすることが似顔絵の基本的な部分だと言えるでしょう。
似顔絵のコツ、顔のパーツの特徴を観察する
目だけに注目しても、細い目・大きな目・タレ目・つり目など、目の形は人それぞれですよね。
鼻も丸い鼻、鼻筋の通った鼻、口なら唇の厚さや大きさなど、必ず特徴があります。
顔のパーツを上手に捉えることができれば、動物や植物、無機物に顔だけ描いても「似ている!」と思わせる描き方になるのです。
デフォルメを強調する
ある人の似顔絵を描こうとしたとき、その顔のパーツの中で一番印象に残る部分はないでしょうか。
芸能人の似顔絵によくある極端な出っ歯や突き出たアゴなど、1つの特徴を徹底的に強調するデフォルメはインパクトがある似顔絵にすることができます。
ただし、友人の似顔絵の場合は本人のコンプレックスである場合もあるので、表現には少し気を使ったほうがいいかもしれませんね。
似顔絵の描き方。デフォルメする時は輪郭も大事
似顔絵にもいろいろな表現方法がありますが、輪郭だけを切り取ったシルエットでも誰だか判別できる描き方もあります。
シルエットで判別する描き方
古代のコインに人の横顔が刻まれているものが多くありますが、横顔のシルエットだけでも人の特徴を表現することができるからです。
たとえば有名な漫画やアニメのキャラクターは顔や服装が全くわからない真っ黒の影だけでも「あのアニメの主人公だ」と理解できることがありますよね。
人は漠然と全体の形で捉えて記憶することも多いので、人間の輪郭も丸顔や面長、エラが張った四角い顔など輪郭を正しく捉えることも必要です。
輪郭が違うだけで別人?
顔の中のパーツがそっくりに描けているのに顔の輪郭が違うだけで、その似顔絵を見た人は「似ているけどどこか違う」という違和感を覚えることになるでしょう。
パーツのようにじっくり観察するというよりも、ぱっと見た印象で顔の輪郭が丸顔なのか四角顔なのかを捉えることは似顔絵の描き方には意外に重要なのです。
似顔絵の描き方。デフォルメさせるなら、髪もしっかり描こう
顔がそっくりに描けていなくても「その人っぽく」見せる方法の1つは髪型を似せてかくことです。
似顔絵はヘアスタイルを似せることがポイント
毎日いろいろな髪型に変える女性になると難しいかもしれませんが、多くの人は定番の髪型がありますよね。
長さはどれくらいか、分け目は左右どちらかといったポイントを抑えるだけで「あ、ちょっと似てる」と感じさせることができます。
- 髪の長さ(アゴや肩と比較して長さを似せる)
- 前髪(眉毛からの距離や、分け目の方向)
- 髪の毛の色(真っ黒やブラウン、白髪交じり)
髪のボリューム感
絵にすると同じ髪型でも、人によって髪が多かったり広がりやすくフワッとしたボリューム感があったり、あまりボリュームがないぺったりとした髪型になっていることもあります。
このボリューム感も描いていて「なんとなく似ていない」と感じてしまう理由としてありがちです。
髪の描き方は色や形だけでなく、ボリューム感も忘れずに表現しましょう。
似顔絵を描いてみたけど似てない時は
ここまで似顔絵を描く場合の、顔のパーツ・輪郭・髪型と説明してきましたが、これらを抑えても描いた似顔絵がしっくりこないと感じることがあるでしょう。
それは、顔のパーツの「位置」にあるのではないでしょうか。
比率や位置の描き方
最近はAI技術の向上で顔写真や動画から同じ人物を特定できるようになりました。この時、たとえ変装していても多少の整形でも見つけることができるのは、顔の各パーツの位置が鍵になります。
目と目の距離や鼻とのバランス、唇との位置や距離といった各パーツ同士の位置関係を細かく割り出すのです。
よく似た別人でもあることですが、パーツは似ているけれど少し目が離れている。鼻の下がわずかに長い、などの微妙な位置の違いで似顔絵が似て見えなくなるのです。
逆に言えば点や棒線で描いた顔でも、この比率や位置が合っていると似て見えることもあるくらいです。
そっくりに描けているはずなのに違和感を感じてしまうのなら、各パーツの位置を少しだけ調整してみて下さい。
似顔絵を描く時はこんなところにも気をつけよう
似顔絵というくらいですから顔を描くことが前提ですが、ある人に似せて描きたいということであれば、顔だけでなく行動のクセや仕草、いつも持ち歩く物などを描き加えてもいいでしょう。
似顔絵には行動やクセも取り入れる
スポーツ大好きな人なら道具を持たせてみたり、食いしん坊なら食べているところ。
笑顔を強調したり、怒りん坊なら真っ赤に怒っている場面など、見た人が「そうそう、この人はこういう感じ」と思ってもらえるでしょう。
モデルを嫌な気持ちにさせないこと
似顔絵は顔の特徴がある部分を強調して描くことが基本です。裏を返せば、本人がコンプレックスを感じていたり、人から指摘されると嫌な気持ちになってしまう部分であることも少なくありません。
鼻が大きいのが嫌い。歯並びの悪さがイヤ。人によってはホクロなどでも気にしていることだってあります。
特に友人を描く場合は、あまり極端なディフォルメは避けた方がいい場合もあるでしょう。
毒のない優しい似顔絵や強烈なディフォルメをした似顔絵など、表現方法はたくさんありますが使い分けも必要です。
風刺画に代表される皮肉を含んだ似顔絵もありますが、一般的には描かれた人やそれを見た人が笑顔になれる似顔絵が求められることが多いでしょう。
愛情を持って描いてはいても、本人が不快に思ってしまうことだってありますから気遣いはお忘れなく。出来上がった時に、素直に喜んでもらえたり笑ってもらえるような似顔絵にしたいですよね。