蜘蛛にはいろいろな種類がありますが、中でも黄色と黒の体を持っている蜘蛛を見かけたことがある人も多いでしょう。
しかし、その蜘蛛の名前や特徴についてまでは知らないのではないでしょうか。
そこで今回は、黄色と黒の体を持つ蜘蛛の種類について説明します。女性なら気持ち悪いと思ってしまいますが、蜘蛛は昆虫ではなく動物で、害虫を食べてくれる益虫でもあるので、そのままにしておくのが一番です。
また、家の中に入ってくる場合はエサが多いからかもしれません。エサとなる小さな虫やゴキブリを駆除するようにしましょう。
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蜘蛛の種類の中で黄色と黒の縞模様【ジョロウグモ】
虫の中でも、人気が低く嫌われがちな存在といえば「蜘蛛」と思う人が多いと思いますが、公園やハイキングなどで山に行けば様々な色の蜘蛛を見かけることと思います。
今回は、蜘蛛の中でもとっても目立つ「黄色と黒」の模様の蜘蛛について紹介していきたいと思います。
ジョロウグモの特徴
初めに紹介するのは、「ジョロウグモ」です。
ジョロウグモは、日本では本州から南全域に生息していると言われている、比較的見かける率の高いジョロウグモ科の一種です。
見た目は6本の大きなあしが、黒と黄色のまだら模様に覆われているなんとも言えぬ強さを象徴しているかのような特徴があります。
次に紹介する「コガネグモ」と色が似ていることから間違われる事もありますが、コガネグモよりはるかに大きい蜘蛛の巣を張り、その巣の色は黄色がかっているのも特徴の1つと言われています。
成体の体長はメスとオスでは若干違いはあるものの3cm前後
体長のわりにとても長いあしを6本持っていることから強いインパクトを受けますよね。見た目の毒々しさから、強い毒を持っているかに思いますよね。
確かにポリアミントキシンという毒を持ってはいますが、人体に影響を及ぼすほど強いものではありません。
ただし、油断は大敵です。安心するがためにむやみに触った結果、アナフィラキシーショックを起こしてしまう危険性があるからです。
ですので、基本的にはそっと見守ってあげましょう。
例えば、家の軒先に巣をつくったジョロウグモを見かけたら、最初は気持ち悪いと思うでしょうが、人間にとっては様々な害虫を捕食してくれる益虫の存在でもあるので、放置しておくことが1番かもしれませんね。
アナフィラキシーショックとは
何らかのアレルゲン(毒も含む)に対して全身がアレルギー反応を起こし、血圧低下や意識不明など重篤な症状を引き起こすものです。
スズメバチに一度刺された時は問題がなかったにも関わらず、二度目刺されて呼吸困難から意識不明に陥ったケースも少なくありません。
黄色と黒の腹部を持つ蜘蛛の種類【コガネグモ】
次に紹介する「黄色と黒の蜘蛛」は、コガネグモです。
黄色と黒色の蜘蛛の中では、最も人間の生活圏に近い存在
本州より南に生息している
見た目は、成体の大きさはメスで約2cm程と言われています。メスの体色はまさに黄色と黒の毒々しささえ感じられる印象があります。
オスの大きさはメスの5分の1程度と言われており体色も茶色一色なのです。そういった点から考えると、わたしたちがよく見かける黄色のコガネグモはメスと言えるのでしょう。
毒についても人体に害が出るほどの強いものではない一方で、ジョロウグモ同様ふいに噛まれた瞬間アナフィラキシーショックを引き起こしかねないので、むやみに近づくのはやめましょう。
コガネグモの仲間の【ナガコガネグモ】も黄色と黒の体を持っています
コガネグモは多種、存在しています。
次に紹介するのは「ナガコガネグモ」です。
生息地域は北海道から沖縄諸島までの日本全土に分布していると言われています。こちらもコガネグモ科の一種ですので、メスの体色は勿論黄色と黒色が特徴的な蜘蛛です。この蜘蛛の特徴と言えば、なんと言っても巣のデザインではないでしょうか。
まだ成体前の幼体では、巣の中心近くを濃いジグザグ模様に絡ませた糸を張るのが特徴的です。成体になってからも、白い帯状の巣を作るところも特徴的と言えるでしょう。
毒を持っている蜘蛛の種類について
では、人体にも影響を及ぼすほどの強い毒を持っている蜘蛛はわたしたちの身近な生活にいるのでしょうか?
検証してみたいと思います。
危険な蜘蛛の種類
ハイイロゴケグモ
ヒメグモ科の一種で毒性を持っていると言われています。
本来はオーストラリアやアメリカなどを生息地とされていましたが、東京や福岡など日本各地でも目撃されるようになってきている種類です。
体長は約1cm程度でこちらもオスよりメスの方が大きいのも特徴的です。
巣の特徴は、不規則な網を造る点が言われています。
このハイイロゴケグモは、aーラトロトキシンという神経毒をメスが持っており噛まれると嘔吐や激痛を伴う症状が起こるのです。
日本では、噛まれたという被害は報告されていないため、さほど攻撃性は高くないとも考えられています。
カバキコマチグモ
フクログモ科の一種の小さい蜘蛛です。
体長はメスオス同様1cm強と言われています。
もともと日本全土が生息域とされているため、古来から国内の蜘蛛に噛まれた例の大半を占めるのがこのカバキコマチグモの毒と言われています。
蜘蛛の中でも巣を作らないと言われているカバキコマチグモは夜間に徘徊し昆虫を捕食しています。
捕食する目的で巣を造るわけではなく、卵を育てるために巣を作るところでも有名な蜘蛛の一種です。
イネ科の長い葉をクルクル巻いて巣を作りそこに卵を産む特徴があるのです。
カバキコマチグモの毒は、カテコールアミン・セロトニン・ヒスタミン・スペルミンなど人間の神経や体の組織に対しても強い毒を持っており、激痛や呼吸困難、発熱などを伴い非常に危険とも言われているのです。
こう考えると、コガネグモの方がよっぽど毒々しい見た目で大きいにも関わらず人間に害のある毒は持っていないのに対して、この2種類の蜘蛛は体長はとても小さく弱々しい見た目にも関わらず強い毒を持っているというところでは「見た目に惑わされない」という点で覚えておきたいですよね。
家でたくさん蜘蛛が出る場合に考えられる原因について
ここまで、様々な毒の危険のある、ありそうな蜘蛛についても紹介してきましたが家の中にたくさんの蜘蛛が出たら、大惨事ですよね。
人間にとっては「益虫」とも言われている蜘蛛なのに、嬉しくはないのが現状ですよね。
そんな蜘蛛が家の中に出る理由はどんな事が考えられるのかも検証してみましたので、参考にしてみて下さい。
不衛生な環境は蜘蛛も呼びます
蜘蛛は肉食性ですので、生きている獲物を狙い捕食します。
そのため、室内にゴミが散乱していると、自然とハエや虫が湧きそれにつられて蜘蛛が住み着いてしまうのです。
蜘蛛の習性
何度も同じ場所に蜘蛛の巣を張る特徴があるため、少し厄介ですよね。
ですので、蜘蛛以外の虫が室内には入らない、虫にとって魅力のない環境を作ることで蜘蛛も寄せ付けない環境になるというわけなのです。
ある程度は、キレイに整頓しておく必要があるでしょう。
ジョロウグモから始まり毒グモまで様々お伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?人間の生活圏に気づいたら住み着いている身近な蜘蛛の存在ですので、時間のある時に観察してみると蜘蛛への印象も良いものに変わるかもしれませんよ。
こちら側から触らない限り噛まれることもありませんので、是非一度じっくり観察してみて下さいね。