ウサギが急にペレットを食べなくなってしまった…!?具合が悪いのでしょうか?見るからに衰弱しているようなら、病院へ連れていきましょう。
しかし、他のものは食べてくれたりいつもと様子が変わらないときにはこのようなことが原因かもしれません。うさぎはナイーブな生き物なのでよく見てあげましょう。
病気ではなく、ペレットを食べなくなったときの対処方法を紹介します。
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ウサギがペレットを食べなくなったときは牧草をあげましょう
飼っているウサギがペレットを食べなくなると不安で溜りませんよね。
体に異変が起きているのか?ただの気分的なものなのか?は分かりませんが、エサを食べてくれないと健康面を考えても心配になるものです。
ウサギがペレットを食べなくなったらまずは「牧草」を与えてみて下さい。
ウサギはペレットのほかにも牧草や野菜なども好んで食べる傾向があり、もしかするとペレットの味に飽きてしまったのかもしれません。
牧草を与えてみて牧草を食べるようであれば問題ありませんが、牧草も全然食べようとしない場合には注意が必要です。
動物病院に連れて行き、獣医師さんにエサを食べない旨を伝えて検査を受けるようにしましょう。
ウサギのペレットを食べなくなったときにはフンをチェック
ウサギがペレットを食べなくなると「何か食べさせてあげなければ」と考え、牧草や野菜などペレット以外のエサを与える場合があると思います。
ただ、野菜などのエサを与える際には与える量を制限して、続けて与えないことが大切です。
葱類など与えてはいけないものは絶対に与えないように注意して下さいね。
また、牧草や野菜などペレット以外のものを与えた後は「フン」の状態をチェックして、体調の状態を確認するようにしましょう。
牧草などで繊維質を多く取り込むことができている場合には良い状態である場合が多く、良い状態のフンには以下のような特徴があります。
- 「形」は丸
- 「硬さ」は指で摘んでも崩れない程度
- 「ニオイ」は臭いと感じない程度
- 「大きさ」は約1センチ
- 「色」は茶色~濃い目の茶色
※基本的にはこのような色ですがペレットの色によっても異なる場合があります。
フンの状態は以上の項目を参考に確認してみて問題がないかチェックしましょう。
下痢のような軟便や出血を伴っているような場合には体に不調が起きているサインでもありますので、注意が必要です。
ウサギがペレットを食べなくなったときに無理にあげるのはNG
ウサギがペレットを食べなくなると不安になる気持ちは分かりますが、無理に食べさせるのは厳禁です。
無理に口に運ぶように食べさせてしまうとウサギはペレットに対して嫌な気持ちを抱いてしまい、今後一切ペレットを食べなくなってしまう可能性があります。
そのため基本的にはペレットに工夫を加えて食べてもらうようにしましょう。
乾燥させた野菜や穀物などペレット以外のものを混ぜてあげると、うさぎの食欲をそそることができてオススメです。
また、ペレットを違うもの変える際には、少しずつ割合を変更しながら混ぜて与えるようにしましょう。
はじめは本来のペレットを中心に新しいペレットは少なめに入れて混ぜたものを与えます。慣れてきたら本来のペレットと新しいペレットを半々にして与え、最後は新しいペレットが中心になるように多めに与えるようにします。
ウサギは味覚にとても敏感な動物のため、一気に味が変わると食べなくなってしまう可能性が高いので、ペレットを変える際には徐所に割合を変えながら与えるようにして下さいね。
ウサギが食べなくなるのはこんなとき
ウサギがペレットを食べなくなる原因には環境の変化や季節なども関係している場合があります。
部屋の模様替えなどのちょっとした変化から引越しなどの大きな変化まで環境の変化には様々なものがありますが、ウサギにとってこうした環境の変化は大きなストレスとなりペレットを食べなくなるような食欲不振に繋がることがあります。
一方で、人間でも季節の変わり目は風邪を引きやすくなりますが、これはウサギも同じです。
特に、5月~6月の春から夏に変わる頃と10月~11月の秋から冬に変わる頃は気温の高低差が激しく、ウサギは気温の変化に体が追いつかなくなってしまいます。
結果、風邪を引きやすくなり食欲不振になってしまう場合があるのです。
このようにウサギはとても繊細な動物のため、環境の変化にすぐに対応することは難しく些細なことでもストレスと感じて体調を崩してしまいます。
体調を崩すことは食欲不振に直結することでもありますので、こうしたことを未然に防ぐためには飼い主さんの配慮が欠かせません。
環境が変わる場合や季節の変わり目には、ウサギが安心できるように最大限の配慮をして落ち着いた生活を送れるように心がけてあげることが大切です。
ウサギは気分でペレットを食べなくなることもあります
一方でウサギは「気分」によってもペレットを食べなくなる場合があります。
ウサギは犬や猫と同じように味を感じることができる動物です。
もしかするとウサギは食べているペレットの味に飽きてしまったことで、ペレットを食べなくなってしまったのかもしれません。
こうした場合には、ペレットを違う種類に変えてあげると再度食べてくれることが殆どですが、ペレットには、カリカリの固めのタイプからウェットの柔らかめのタイプ、また、年齢に合わせて作られたタイプなど様々な種類があります。
そのためペレットを選ぶ際にはウサギの年齢や好みを考えて選ぶことが大切です。
ウサギが食べやすいことを最優先に考えて、飼い主さんの目線だけで選んでしまわないように注意して下さいね。
一方で、「ペレットの劣化」もペレットを食べない原因となる場合があるため、保管方法には十分に配慮する必要があります。
保管方法はペレットのタイプによっても異なりますので、商品に記載されている保管方法で正しく保管するようにしましょう。