香典の郵送は手紙なしでも問題ありません。ただ、香典の郵送時に手紙も一緒に添えた方が相手にとっての印象は良いと言われています。手紙を添える場合は、お悔やみのマナーに気をつけなければなりません。
そこで、香典を郵送する際に添える手紙について、手紙は必須ではないことや手紙を同封した方が良い理由、お悔やみの手紙を書く際のマナーや香典を郵送する時期やタイミング、さらにお返し不要の伝え方などお伝えしていきましょう。
これで、香典を郵送する際には手紙を添えた方が良い理由や添える場合の注意点などもわかるので、相手の気持ちに合わせた対応ができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
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香典を郵送する際に手紙なしでも問題はない
遠方で親戚が亡くなり葬儀に行くことが難しい場合は「香典」を郵送しますが、香典を郵送する際に手紙はつけた方が良いのか気になりますよね。
基本的に香典袋には「御霊前」等のお悔やみの言葉が入っています。
そのため「手紙なし」でも問題はなく、絶対に必要というわけではありません。
ただ直接香典を渡す際には、通常一言言葉を付け加えることが殆どですよね。
そのため直接渡さない場合であっても同じように手紙で一言付け加えることは、相手に丁寧で良い印象を与えることに繋がります。
必須ではありませんが、自分に置き換えた場合や相手のことを考えると、あったほうが良いのかもしれません。
香典の郵送するときに手紙なしより同封した方が良い理由
香典の郵送をする際には手紙なしでも問題ありませんが、一般的には同封したほうが良いとされています。
ではなぜ手紙を同封した方が良いのか?その理由は大きくわけて3つあります。
香典に手紙を同封した方が良い理由
伺えないことをお詫びするため
遠方で葬儀に行けない場合でもそれはこっち側の理由であり、直接足を運べないことには変わりありません。
そうした場合に、香典だけを送るのは失礼にあたるともされており、手紙は同封した方が良いと言われています。
香典を郵送することを伝えるため
中には香典を受け取っても誰なのか分からず、お返しに困る場合もあるかもしれません。現金書留には住所も記載されていますから、お返しを送ることは可能ではありますが、誰なのか分からずにお返しを送る相手の気持ちを考えると少し配慮が足りていないような気もしますよね。
そうしたことを配慮してあげる上でも香典と一緒に手紙を同封することは大切なのです。
自分と故人の関係を知らせるため
場合によっては、故人との関係はあっても喪主との関係は無いケースもあるでしょう。
そうした場合には、手紙を添えることで故人との関係を喪主に知らせることができ、喪主に「誰だろう?」という心配を与えることがありません。
手紙なしの香典よりもマナーに気をつけて郵送しましょう
このように香典に手紙を添えることには様々な意味があります。
ただ実際に送る際には、マナーに気をつけて郵送しなければいけません。以下にてご紹介しますので、参考にしながら書いてみて下さい。
香典に添える手紙を書く際のマナー
便箋や封筒について
基本的には白を基調とした落ち着いたデザインのものを選び、もし不安であれば真っ白のものを選ぶようにしましょう。
お悔やみのお手紙となりますので、派手な封筒は厳禁です。
また便箋も複数枚書いたり2重になっている封筒を使うのも、避けるようにして下さい。
筆について
手紙を書く際には、黒であれば筆以外でも問題ありません。ペンや万年筆などご自分が書きやすいと思うもので書きましょう。
頭語等について
お手紙を書く際の多くは「拝啓~」「前略~」や「初春の候~」など、頭語や時候の挨拶を入れると思いますが、香典に添える手紙にそういった言葉は必要ありません。
伝えたい内容をすぐに書き出すようにしましょう。
忌み言葉について
「重ね重ね」や「追って」、「死」や「別れ」などの不幸に直結する言葉や不幸が重なることをイメージする言葉は控えましょう。
また、現金書留の封筒のサイズによってはお手紙の封筒が入らない場合がありますので、大きめの現金書留の封筒を用意するように注意が必要です。
香典を郵送する場合の時期やタイミングにも注意
実際に香典を郵送することになったら、郵送する時期にも注意しなければいけません。
送る側としては「早めに送った方が良いのでは?」と思いがちですが、葬儀当日や葬儀直後はご遺族の方々が忙しいケースが多いです。
好ましい香典の郵送時期
基本的には葬儀が終わってから「7日~1ヶ月以内」に郵送するのが、最も良い郵送時期となっています。
郵送する時期によっては、忙しい状況を更に忙しくさせてしまうことにもなりかねませんので、注意が必要です。
相手に気を使わせないための配慮も大切です
香典を渡すとお返しがあるのが一般的ですが、中には香典返しを辞退したいという場合もあるでしょう。
香典のお返しを辞退する場合
相手にその旨を伝える必要がありますが、伝える際には「気を使わせないように」配慮をしなければいけません。
基本的な辞退の方法としては、「香典の裏側」または「封筒の住所の横」に香典返しを辞退したい旨を記載するようにしましょう。
ただ記載する際にも、失礼のないように注意が必要です。
「誠に勝手ながらお返しのご配慮については遠慮させて頂きたくお願い申し上げます」など、ご遺族のことを配慮した文面を心がけましょう。
香典や香典に添えるお手紙には様々なマナーがありますが、一番大切なのは、相手の気持ちに合わせた対応をすることです。
自分だったらどうなのかを考え、失礼のないように気をつけましょう。