トルコ行進曲のピアノの難易度や弾き方のコツ、情感表現について

ピアノ曲の中でも有名なのが「トルコ行進曲」です。

子供の発表会などでもよく耳にする曲ですが、ピアノ曲としてはどのくらいの難易度なのでしょうか。弾き方のコツは?

元気でパワフルな曲ではありますが、指に力を入れるのではなく、いかに脱力できるかもポイントになります。
難易度以上に表現力も必要とされる曲だともいえます。

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トルコ行進曲のピアノの難易度はどのくらい?

トルコ行進曲のピアノの難易度はBランク。

繰り返しが多く譜読みはしやすいので楽譜を見て弾くことは比較的容易かとは思いますが、弾きやすさ、弾きにくさを分けるのは、両手ともオクターブで弾くことに慣れているか慣れていないかによるといえます。

この曲に限ったことではありませんが、元気でパワフルな曲の場合、どうしてもピアノを弾く時に思わず指に力入ってしまいます。
トルコ行進曲はまさに元気でパワフルな曲なため、曲を聞いたイメージ通りについ力いっぱい弾きまくってしまうというわけです。

ちなみにオクターブ奏法になれていない方は、ハノンピアノ教本の51番を練習すると引きやすくなるでしょう。
また、モーツァルトのトルコ行進曲は技術だけでなく、単純に手の大きさを考えても難しいといえます。

トルコ行進曲はピアノ曲では難易度はそれほど高くない?

ピアノのトルコ行進曲は、速い曲調なので難しいイメージがありますが、実はそれほど難易度が高いものではありません。

初級の上といったところです。
速いイメージのトルコ行進曲ですが、実は普段聞き慣れているのは、オリジナルよりもかなり速く演奏していることがほとんどです。
オクターブで音を抑えるところは、手の大きさが関係してくるため、手が小さいと上手く弾けないかもしれません。
ただこの曲はピアノの練習にも向いているのでおすすめです。

練習方法についてですが、まずは楽譜をしっかり確認しましょう。
指番号にそって弾けるようにすることが大切。ゆっくりでいいので片手から練習をしていきましょう。
指番号通りでなくても弾けることは弾けますが、後々弾きにくくなりますし、指を痛めてしまう可能性もあります。
自分勝手に適当に弾くのはやめたほうがいいでしょう。

正しい指使いができるまで時間がかかるかもしれませんが、変な弾き癖が付く前に正しく弾いた方が仕上がりも早くなります。
正しい指で弾けているか確認しながら練習するのがポイントです。

ピアノ難易度Bランクのトルコ行進曲、弾き方のコツは?

最初は片手ずつから練習を初めます。
練習の時はメトロノームを使って、16分音符を鳴らしながら練習をするといいでしょう。16分音符を聞きながら弾くことで、右手のリズムが8分音符でも両手で弾いた時に違和感なく進めることができます。

指番号が書かれていない楽譜もありますが、できれば指番号が付いた楽譜を使った方がいいでしょう。オリジナルの弾き方をしてしまうと変な癖が着いてしまうからです。

両手で弾くときは焦らず丁寧に、ゆっくりと弾いていくようにしましょう。
1つ弾いたらまた次の音と、1つ1つ確認しながら進めていきます。

ポイントは縦の線のリズム。
リズムを意識しながら弾く感覚を体に落とし込んでいくといいでしょう。

また別の練習方法としては、片手ずつ練習をする時、もう片方のフレーズを歌いながら練習する方法もあります。

左手が1回動くと同時に右手を2回動かすのに慣れないかもしれませんが、左手が右手につられて動かないように練習するようにしましょう。

トルコ行進曲はピアノの指練習にも最適?その理由とは

ピアノを弾く時に必要な要素がテクニック。
こんな風に弾いてみたい、このくらいのテンポで弾いてみたいと思うものですが、それらを可能にするのがテクニックなのです。

指を素早く回すテクニックもあれば、10本の指を独立して弾けるためのテクニックやゆっくりした曲を滑らかに美しく弾くテクニックもあります。

まだまだテクニックはありますが、それらを習得するためには努力が必要です。
耳と体に落とし込むためにも、反復練習は大切なことです。

トルコ行進曲はこのテクニックを全て盛り込んだ曲でもあり、指をコロコロ回す練習や脱力して軽く弾く練習にも最適だといえます。
ある有名なピアニストも、このトルコ行進曲を指練習にしているくらいです。

指練習に良いとされるテキストもありますが、トルコ行進曲なら楽しみながら指練習を行うこともできますし、弾けた時の達成感も味わうことができるといえます。

トルコ行進曲はピアノの情感表現も練習できる!?

トルコ行進曲の特徴は、同じフレーズが強弱を変えて何度も出てくる点にあります。

曲を弾く時には、どのように弾いたらいいのかその情景をイメージすることが大切なのですが、トルコ行進曲の場合、行進を軸に考えるとすれば、とても遠くでトルコ兵の行進する足音が聞こえているとイメージするといいでしょう。

曲の最初は姿は見えず、まずは足音だけが聞こえるイメージです。

少しずつ足音が近づいていよいよトルコ兵の姿も見えそう。トルコ兵はすぐそこ!足音も徐々に大きく聞こえてきます。クレッシェンドですね。

行進してきたトルコ兵がどんどん近づき、足音もすぐそこ。ますます力強い音を感じます。いよいよ自分の前を行進。そして通り過ぎたトルコ兵たちはどんどん遠ざかっていきます。トルコ兵たちの姿も徐々に小さくなり、足音も遠のいていきます。
デクレッシェンドで段々弱くしていきます。

足音が消えて行くようにして曲を終わります。

強い、弱いといった単純な大きさで違いをつけようと考えるより、曲をイメージして情景を考えて弾くほうが自然な表現ができると思いませんか?
行進というテーマがはっきりしたものなので距離をイメージして強弱を表現しましたが、他にもイメージすることはできます。
あなたなりのイメージを持って、曲調を考えてみてはいかがでしょうか。