小学校の水泳授業でゴーグルが必要と考えられる理由について

昔は小学校の授業で行われる水泳中にゴーグルの使用を禁止している学校もありましたが、今はほとんどで使用が許可されているか、推奨されています。

水に含まれる消毒用塩素や眼病予防を考えると、子供の健康のためにもゴーグルは必要だというのが現在の一般的な考え方のようです。

ただ、水に慣れるまではゴーグルの使用を控えた方が良いという考え方もあるようです。小学生が水泳でゴーグルを使う是非について考えましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ギターとピアノ、始めるならどっちがいいのか論争を考える

趣味で楽器を始めたいと考えた場合、ギターとピアノのどっちがいいのか…という論争があります。教...

下っ腹の筋トレ方法・椅子を使ってできるぽっこりお腹の引締め法

ぽっこりでてしまった下っ腹をなんとかしたいと頭を抱えている人もいますよね。でも、忙しくてなかなか運動...

ダブルベッドでの布団の取り合い問題を解決する方法

ダブルベッドで寝ていると、気がつくと布団がどちらかの方に偏っていたり、布団の取り合いになることってあ...

柔軟剤の匂いを消す方法とは?アイデアをご紹介します

柔軟剤の種類も増え、自分好みの匂いがするものを探すことも楽しいですよね。でも、柔軟剤を入れす...

川エビのミナミヌマエビの飼育方法!必要な飼育環境と特徴

川エビのミナミヌマエビは単体でも育てられますし、他の魚と一緒に混泳させたいという場合にも人気です。...

マンガや小説のキャラの名前の付け方を知りたい

マンガや小説が好きな人は、それが高じて自分なりのオリジナルストーリーを考えたりしますよね。その時...

退職を伝えた後、職場に居づらい時の対処法と気持の持方について

退職を伝えた後、職場に居づらい。立つ鳥はあとを濁しません。辞めるのですから、有給休暇を取りき...

作業着をそのまま洗濯機に入れると壊れる可能性も!予洗いの仕方

油汚れ・ドロ汚れ・サビ汚れ・鉄粉など作業着には色んな汚れがついていますが、汚れのひどい作業着の洗濯は...

アパートへ引っ越し!挨拶はしない方が安心なパターンもあり

アパートへ引っ越しをして、作業が一段落したら、次は周りのお部屋に挨拶周りというのが一般的なイメージで...

ハムスターの部屋を掃除する時の手順と掃除頻度・注意点を解説

ハムスターをかい始めたばかりの飼い主さんは、ハムスターの部屋の掃除をどのような手順で行えばよいか分か...

1日置いたカレーの表面の白い膜はカビと判明!食べると危険

夜に作ったカレーが残ってしまい、また翌日に食べようと一晩置くことってありますよね。「1日置いたカレー...

朝ごはんはトースト&卵という人のためにアレンジ方法を教えます

仕事に行く前の時間がない時でも、朝ごはんはちゃんと食べたいですよね。でも、いつもトーストと卵...

ミルクの温度は赤ちゃんにとって何度が適温?ミルクの作り方

赤ちゃんにミルクをあげるときにはどのくらいの温度であればいいのでしょうか?人肌や体温とは言われますが...

服のカビ臭いのはクリーニングにだせば落ちる?臭いを取る方法

服がカビ臭いのはクリーニング店に出さないと落ちない?服やタオルがカビ臭くなってしまうのにはどんな原因...

保育園と幼稚園はどっちがいいか違いと選択のタイミング

保育園と幼稚園のどっちがいいか子供を入れる前に悩む親は多いです。仕事をしているから保育園に入れようと...

スポンサーリンク

小学校の水泳授業でゴーグルが必要な理由とは

小学生くらいになると、泳ぎを覚えて水泳を楽しむ子どもも増える頃ですね。

学校の授業でも「水泳」をするところも多いでしょう。

水泳の授業の持ち物に、ゴーグルが書いていないところもあり、親としては迷うところですが、結論としては、ゴーグルを使用することをおすすめします。

一番の理由としては、眼病対策としてゴーグルを使うということです。

ゴーグルを付けていれば絶対眼病にならないとは言えませんが、裸眼でプールで泳ぐよりはその可能性は断然少ないと言えるでしょう。

プールに使われる水の中には、プール水に含まれるウィルスや細菌を死滅させるため消毒用に塩素が含まれています。

これは、屋内プール、屋外プールにどちらにも同じ濃度で塩素が含まれています。
屋内プールのほうが、塩素の独特の匂いを強く感じますが、あれは屋内の方が匂いが外に逃げにくいからということのようです。

そして、この塩素が含まれた水に目をつけると角膜を傷つける原因になってしまうということが言われています。

昔だったら、プールからあがったら水道水で目を洗い流せば大丈夫という常識でしたが、現在では、この水道水にも塩素が含まれているので、逆に水道水で目を洗うということは眼病の原因になってしまうのです。

またゴーグルをすることで、プール内でも視界が良くなりますので、他の子の足がぶつかったり、という衝突を防ぎ目を守ることにもつながります。

小学校の水泳でゴーグルを付けることは泳ぎの上達につながる

前述のように、水泳でゴーグルを付けるということは、たくさんのメリットがあります。

ゴーグルで目の保護

塩素による角膜障害から守る効果があります。
また、アレルギー体質の子どもで、水泳後に目が充血してしまったり、かゆがったりということもありますが、ゴーグルをすることで目の粘膜を守れます。

泳ぎの上達につながる

水が苦手な子どもは、まず水に顔をつけるということから始めますが、目をつぶって顔をつけるよりも、ゴーグルを付けた方が水の中がよく見えますので、水に慣れるのも裸眼よりは早いということが言えるでしょう。
ゴーグルを付けることで、水中での泳ぎの姿勢や手足の動かし方が観察できますので、泳ぎの上達も早くなります。

ゴーグルなしでプール以外の場所で泳ぐ機会は少ない

海や川で泳ぐような場合でも、ゴーグルは付けて泳ぐ方が圧倒的に多いと言えます。

小学校によっては水泳授業でゴーグルが禁止されていることも

学校の方針でゴーグルの使用を認めていない学校も少なからずあります。

それに対し、ゴーグルを使用したい場合には前もって申請が必要であったり、といった制限を設けている学校もあるようです。

ゴーグルの使用があまり好まれない理由としては、児童同士の接触事故の際に怪我をしてしまう危険があることや、水難事故に備えてゴーグルなしでも水の中で目を開けられるように指導する方針であることなどが挙げられます。

実際に、ゴーグルを付けた児童同士がぶつかって、目や頭に怪我を負うケースも年に数回あるようなので、こうした事故を防ぐためというのは納得の理由ともとれます。

そして、数十年前のゴーグルは、中にはガラス製のものがあり破損の危険もありましたが、今では100均にまで売られているほど身近で、素材も割れない素材のものが多くなっています。

ゴーグルをつけるメリットの方が多いことを考えると、使用上の注意を守るという最低限のルールをふまえた上で、上手に学校の授業でもゴーグルの使用が取り入れられたら良いと思いますね。

小学校で禁止されている水泳用ゴーグルの使用許可をお願いする場合

小学校のプールで、水泳用のゴーグルを使用する場合、学校への使用許可が必要です。

使用許可を取らずにゴーグルを付けるのは、勝手な行動とも映りますので、必ず使用許可を取りましょう。

その際、ただゴーグルの使用許可をお願いするのではなく、「目の充血が気になる」ということや「アレルギー体質なので」という健康上の理由であれば許可されます。

学校との連絡帳などに、その旨を記入して、許可を申し出ます。

学校のプール授業において、大切なことは水に慣れて楽しく泳ぐことなので、必ずしも、水中で目を開けることに重点をおく必要はありません。

水に慣れるまでゴーグルを仕様することは安全にも効果的という考え

水が苦手な子どもには、水が怖くなくなるまでゴーグルはつけさせない方針もあります。
低年齢児になればなるほど、水への恐怖心や抵抗心は少なく、ベビースイミング教室などでは、数回の授業で水の中にもぐったり、水中で目を開けることができるようになります。

年齢が上がるにつれ、水への抵抗心は大きくなり、それまで水泳をしたことがないような子どもが初めての学校プールで、水をかけられるようなことがあると、水への苦手意識はますます強くなります。

なので、できれば早いうちから水に慣れさせることをおすすめします。

水に慣れてきて恐怖心がなくなると、自分からどんどん水に入って遊んだりするようになります。

私には4歳の息子がいますが、4歳になってから水泳教室に通い始めました。

最初は、ちょっと不安そうにしていた息子でしたが、授業が進むにつれて、息子はもちろんクラスの子全員がいまや楽しそうに、水の中をもぐったり、バタ足したりして成長しています。

そして、ゴーグルを付け出したのは、水慣れしてからでした。

子どもの水難事故が防ぐには、水の中で目を開けられるということはポイントではない気がします。
水中で目が開けられる大人であっても、溺れないとは言い切れません。

子どもの泳ぐ力も大切ですが、近くにいる大人が子どもたちを常に見て、危機状況を察することが水難事故を予防するのに大切なことだと言えます。