クロアリや羽アリが家に大量発生すると、見てて気持ち悪いしすぐにでも駆除したいものです。
クロアリや羽アリを駆除する方法はいくつかありますが、自分で駆除する方法と業者に頼む方法があります。
薬品を使って駆除することもできますが、殺虫剤を使いたくない箇所もあります。
その場合は掃除機の出番!ぜひお試しを。
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クロアリや羽アリを駆除する方法は?
まずはアリそのものを寄せ付けないための、事前の対策について見ていきましょう。
アリ以外の害虫に対しても同様ですが、餌となるような食品を長期間残していたり、放置をしないということが鉄則です。
そして出入り口となる部分に、隙間や腐敗があるとより侵入しやすくなります。
隙間や腐敗は早めの対処を心がけ、侵入そのものを防ぐようにしましょう。
それでもクリアリや羽アリが家に侵入してしまったら、駆除という方法で対応しましょう。
ここでは掃除機を使った駆除方法を紹介します。
春から秋にかけて見られる羽アリですが、照明器具などに集中することが多いですね。
ほとんどの羽アリは、飛んできて落下した時点で命を落としているケースがほとんどです。
なので人間や家屋に被害を与えるということは少ないですが、数の多さに人間からするとギョッとして気持ち悪さを感じますよね。
クロアリや生きている羽アリ駆除には、殺虫剤よりも掃除機がおすすめ
殺虫剤を使っても、結局片付けをしなくてはならないので、二度手間になってしまいます。
掃除機で一度で済ませましょう。
羽アリが動いている間は掃除機の中には手を付けず、静かになってきた頃を見計らって処分しましょう。
クロアリや羽アリを家から駆除するには?
クロアリ、羽アリを根本から駆除するには巣ごと駆除するのが一番でしょう。
侵入してくるアリを駆除しても、また違うアリが侵入しているということが繰り返される場合は、近くに巣がありそこから次々とアリが出てきている可能性が高いです。
なので巣を駆除して、近くにアリがいるという状況を解消します。
一番有効的で早い駆除として、殺虫剤を使った方法があります。
自分で巣を見つけるという手間はありますが、これで何度も侵入するアリから解放されると思って、少し辛抱しましょう。
直接殺虫剤を使う以外にも、家の周りに薬剤を散布しておくことも有効的です。
薬剤があると、そこを乗り越えることが難しいので、家の近くにいても侵入してくるまでには至りません。
それでも家の近くにウヨウヨとアリがいる光景は不快ですよね…。
他にも、羽アリが明るい場所に集まるという習性を生かして、夜は必ずカーテンを閉めましょう。
特に遮光カーテンだと、外に光を漏らしにくくなります。
網戸の目を細かいものにするというのも、侵入しにくくする方法です。
網戸の目はもともと細かいですが、アリからすると普通に通り抜けることの出来る大きさです。
交換する際は、侵入することの出来ないような細かいタイプをおすすめします。
クロアリ羽アリの駆除を業者に頼んだ場合の相場は?駆除する時の注意点は?
自分での駆除に限界を感じたら、お願いするのはアリ駆除の業者ですよね。
しかし業者に頼むときに気になるのは、その費用です。
業者によって費用もさまざまで、安い場合だと1平方メートルで1500円くらいです。
高い場合だと1平方メートルで4000円くらいなので、50平方メートルの家で考えるとかなりの金額の差が出てきます。
シロアリの防除士の資格の有無等でも価格が変わってきたり、その分知識が豊富ということも価格の差に表れているようです。
駆除するときに絶対といっていいほど、注意して行うべきことは後片付けです。
アリを駆除出来ても、残骸をそのままにしておくことは危険です。
もちろん見た目の気持ち悪さもあるので、なかなかそのまま放置しておくという人はいないと思いますが、アリなどの虫の残骸を放置しているとさらなる害虫をおびき寄せてしまいます。
アリを駆除してもゴキブリなど、さらなる害虫が来てしまっては何の意味もありませんよね。
なぜクロアリに羽がついて羽アリになるの?
クロアリと羽アリは、基本的に同じ種類のアリの仲間です。
ではなぜ羽を持つ個体と、持たない個体が存在するのでしょう。
羽アリになる目的は、今の巣を離れて新しい場所で生きるためです。
新しい場所へ移動するために、羽が必要になるのですね。
たくさんの働きアリの中に女王アリがいますが、周りの働きアリ達も全てがメスという環境になると、女王アリはオスを産むようになります。
オスが成長して、新たな子孫を残すために女王アリと交尾をします。
このとき空中で交尾をするので、ここでも羽が必要になるのです。
交尾を終えるとオスはその命を終えます。
メスは羽をなくし、地上で出産をします。
そして生まれた子供たちが、働きアリとなりまた子孫を残していきます。
クロアリが羽アリになることは、こうして子孫を残すための本能と言えるでしょう。
羽アリがクロアリかシロアリカを見分けるには?
羽を持っているアリには、クロアリとシロアリの2種類が存在します。
クロアリの場合、家屋への侵入などはありますが大きな被害を与えることはほとんどありません。
大量発生すると、とても気持ち悪いというくらいでしょうか。
しかしシロアリは家屋の木材を食べてしまい、人間にとって大きな被害をもたらすので放置しておくことは非常に危険です。
そしてシロアリという名前ではありますが、シロアリはアリではなくゴキブリの仲間なのです。
根本的に違う生き物なので、その習性にも違いがあるということなのですね。
家屋をシロアリの被害から守るためにも、見分け方について覚えておきましょう。
まずはクロアリの特徴を見ていきます。
- 触覚が細く、外側にくの字に伸びている
- 腹部が細く、くびれているような形状
- 前側の羽の方が大きい
- 5~11月頃に多く発生する
では注意すべき、シロアリの特徴を見ていきます。
- 触覚が前方に向かって真っ直ぐ伸びていて、数珠のような形状をしている
- 腹部は寸胴で、くびれのない形状
- 前側も後ろ側も、羽の大きさは同じで半透明色
- 4月中旬~7月に多く発生する
是非参考にして下さい。