デイサービスでの体操にボールを使う種目を加えてみよう

デイサービスを利用する高齢者には、怪我なく体操を楽しんでもらいたいですよね。

そこでおすすめなのが「ボール」を使う体操です。

でもどんな運動が高齢者に向いているのか、座ったままでもできるものがあるのか悩みますよね。

今回はデイサービスでできるボールを使う体操のやり方と注意点について説明します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

部活を引退して太るのを防ぐ!受験ストレスや誘惑に負けないコツ

部活を引退したら太るということはよく聞きます。それは部活を引退したのにも関わらず、部活をしているとき...

ペンケースの中身をかわいい感じにするための秘訣を教えます

高校生の必需品であるペンケース。種類や大きさなどいろいろありますが、ペンケースも中身もなるべくかわい...

子供が泣くとイライラ!その理由とうまく乗り切る対処法

可愛くて仕方のない自分の子供。だけどそんな子供が泣いてぐずると、イライラしてしまうお母さんはたくさん...

スライムを洗濯糊とコンタクト洗浄液で作る場合の注意点について

スライム作りには洗濯糊とホウ酸かホウ砂が必要となりますが、コンタクト洗浄液がホウ酸やホウ砂の代用とし...

手芸のレクに簡単に作れる作品!高齢者向けおすすめ作品

高齢者向けのレクリエーションで手芸を楽しむこともあります。そんな時におすすめの簡単に完成する手芸をご...

ポケットポーチの作り方!100均の材料を使った簡単な作り方

小学生や幼稚園の女子に人気のポケットポーチ。ポケットのない洋服のときでもハンカチやティッシュを持ち歩...

スノーボードウェアの上下同色はアリ?スノボウェアの着こなし術

スノーボードウェアはどのように選べばいいのでしょうか?ボードは初心者でもウェアはかっこよく、可愛く着...

高校の卒業旅行は韓国がオススメ!事前にやるべきことや注意点

高校の卒業旅行に韓国に行くという学生が増えています。韓国なら日本からとても近く、時差もないので、学生...

車は回転数を下げれば燃費が良くなる?燃費を上げる運転方法

車の燃費は回転数で違ってくる?車の燃費をよくするには、どのような運転をこころがけたらいいのでしょうか...

バレエの先生はみんな厳しい?厳しくするのはあなたの為

バレエの先生は厳しいものなのでしょうか?今日も柔軟で子供が泣いてしまいました…。子供にとっても親...

猫を網戸から脱走させないために!要注意なポイントと脱走対策

猫を飼っている方が心配なのは、猫の脱走です。好奇心旺盛な猫は、スキがあらばと脱走の機会を狙っ...

ジャージを洗濯したらほこりが!洗濯物のほこりの原因と対処法

ジャージを洗濯したとき、洗い終わったジャージにほこりがついていたという経験がある人もいますよね。せっ...

炭酸が飲めないのは痛いから!喉や口の中が痛くなるワケと飲み方

炭酸飲料と言えば、あのシュワシュワとした爽快感と喉越しがいいですよね!スッキリしたい時や、暑...

100均の文房具でかわいいペンやノートやテープを紹介

100均の文房具コーナーを覗いたことはありますか?種類が豊富でかわいい文房具がたくさん並んでいま...

給与明細の保管期間は個人でどのくらい?保管方法とポイント 

会社から給与明細をもらってすぐに捨てていませんか?給与明細を何年も放置して捨てどきに困ってい...

スポンサーリンク

デイサービスの体操でボールを使うと高齢者にこんなメリットがあります

デイサービスでボールを使うレクリエーションにはさまざまなメリットがあります。

  • リハビリの効果が高い
  • ルールが簡単である
  • やっている利用者が楽しい

高齢者の方の体力やリハビリメニューに合わせて、ボールの大きさや重さに注意しましょう。

高齢者にとっては、ルールを理解することが難しいという方も多いので、なるべくわかりやすいルールで行えるというのも魅力です。

そして、大切なのが、やっていて楽しいかどうかです。
利用者にとってレクレーションが楽しいか楽しくないかというのは、やはり重要なポイントで、あまり楽しくないレクリエーションには不満の声も聞かれます。
その点、ボールを使ったレクリエーションというのは、評判が良いことが多く人気のあるメニューです。

いろいろなルールを決めたり、ボールの重さや大きさを変えることによって、多くの人達に対応できるレクリエーションになります。

デイサービスにおすすめなボールを使った体操をご紹介します

太もも転がし体操

ボールを使うレク前の準備体操に最適な体操です。
太ももの上でボールを前後に転がします。コロコロと転がすことによってボールの感触を手で確認することができます。
慣れてきたら、ボールの速さを合図で早くしたり、遅くしたり、または「ストップ」というとボールを止めるなどするとゲーム性がアップします。

ボールを持って体を伸ばす

ボールを胸の前に持って、前、上下、左右いろいろな方向にボールを持ったまま、体を伸ばします。
この動きのポイントとしては、腕だけを伸ばすのではなくて、視線も一緒に移動させることが大切です。動く方向に目線を向けることによって、動かす時の筋肉が伸びやすくなります。
この体操のアレンジ方法としては、スタッフと同じ方向にすばやくボールを移動させたりする方法や、ちょっと難易度を高くするならば、スタッフは言葉で「せーの上」と言いながら腕を右に伸ばしたりと、言葉と違う動きをすると一気に難しくなります。

デイサービスでボールを使った体操を行う場合の注意点とは?

デイサービスでボールを使った体操をする時には、いくつかの注意点があります。

  • 運動の制限があるかどうか医師や看護師に確認する
    血圧や心臓疾患などで運動に制限がある方もいます。または人工関節で禁忌肢位があるなど、事前に確認しておきましょう。
  • 利用者の体調管理
    利用する方の当日の体調をきちんと把握することが大切です。体調や痛みの確認、血圧、脈拍など測定しておくと良いでしょう。
  • 準備体操をする
    準備体操をして、体を動かす準備をすると共に、動かして痛みがないかどうかの確認もできます。腕や足がどれくらい動くのか実際に動かしてみましょう。
  • ボールが落ちても拾わないように
    利用者によっては、ボールが落ちてしまった時に、急に立ち上がってふらつきの原因になったり転倒する可能性のある人には、無理にボールを拾わないように声掛けしましょう。
  • 体調を見ながら進める
    ボール体操中に、途中で具合が悪くなってしまった場合には、すぐに運動を中止しましょう。
  • スタッフの配置で目が行き届くように
    利用者が多い場合にはスタッフにもなるべく余裕を持たせ、ケガのないように目が行き届くよう気を付けましょう。

いすに座ったままでもできる簡単なボール体操は?

椅子に座ったままでもできる簡単なボール体操をご紹介します。

《ボールをお腹に持ったままできる体操》

  1. お腹の前で、ボールを抱えるように両腕でつかみます。
  2. お腹に力を入れたままで、4秒間数えながら手でボールをつぶすように押さえます。
  3. ゆっくりと力を抜いて、最初の体勢に戻します。

《ボールを背中と椅子の間に入れてできる体操》

  1. お尻を椅子の少し前側に座り、背中と椅子の背もたれの間にボールをはさみます。
  2. ゆっくりと背中でボールをつぶすように寄りかかります。
  3. 元の位置にゆっくりと戻します。

《胸と肩の力を使った体操》

  1. 始めに指は天井を向け、胸の前でボールを両手でしっかりとはさみます。
  2. ゆっくりと両側からボールを押し付けて力を入れます。
  3. ゆっくりと元の位置に戻します。

《太ももの内側を鍛える体操》

  1. 両足を肩幅に開き、両膝でボールをはさみます。
  2. 両足を閉じるように内側に力を入れてボールを押さえます。
  3. ゆっくりと力を抜き、始めの体勢に戻します。

高齢者にバランスボールを使うとどんな効果を得られる?

レクリエーションで、バランスボールを使った体操を行うこともあります。
高齢者にバランスボールを使うと、どのような良い効果があるのでしょうか。

  • 筋肉をほぐす
    バランスボールの上に座っていると、不安定な状態なので全身の筋肉がバランスを取るために働きます。
    筋力のアップにも期待ができます。
  • 姿勢の改善
    バランスボールの上に座ることによって、骨盤の動きが出やすくなるので姿勢の改善に効果的です。
    骨盤は上半身と下半身をつなぐ大切な場所で、骨盤周りの筋肉がほぐれることによって、本来の骨盤の位置へと戻りやすくなります。
  • バランス感覚を養える
    高齢になると転倒が起きやすくなってしまいますが、バランスボールを使うことによってバランス感覚を向上させられる効果も期待できます。