カレーのじゃがいも投入のタイミングと煮崩れさせない方法

カレーのじゃがいも。出来上がった時、どこにいったのかわからないくらいに煮崩れしてしまう。

じゃがいもが溶け込んでしまってどろっとしたカレーが好きな人もいるかと思いますが、じゃがいもの存在感を残したいと思うのが料理人の心情。

そこで、カレーを作る時にどのタイミングでじゃがいもを投入すれば、煮崩れずに仕上げることができるのかを調べてみました!

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

豚骨スープの作り方!圧力鍋を使えば家庭でもお店の味

豚骨スープや豚骨ラーメンはお店で食べるものと思っている方が多いと思います。何時間も煮込み時間が必...

ピアノの和音は指先の力加減、音のバランスが重要なポイント

子供が弾くピアノの和音について「指先の力を加えてしっかり弾きなさい」と言っている方も多いのではないで...

メダカに適した水質と最適なphについて。メダカの飼育環境

これからメダカを飼いたいという場合には、どのような水質の環境が適しているのか、phはどれくらいに保て...

本籍変更で思わぬデメリット?本籍変更についてのアレコレ

本籍をどこに置くかは自分で決定することができます。そして変更することも可能です。本籍を住んでいる...

服の生地に使われる繊維の特徴!生地の分類やよく使われる衣類

服に使われる生地は、なんとなくはわかっていても、なんとなくしかわからないという方が多いのではないでし...

カメラの電池を入れっぱなしにするのはNG?バッテリー管理方法

カメラを使用してない時、バッテリー電池を入れっぱなしにして保管している人もいるのではないでしょうか。...

鶏皮は捨てずに唐揚げやアレンジレシピでもう1品!簡単レシピ

鶏肉を使う料理の時には、鶏皮を外して捨ててしまう方もいるのではないでしょうか。しかし、その鶏皮捨...

香典袋には夫婦どちらの名前を書く?入れる金額についても解説

夫婦で葬儀に出席するとなると、香典袋は連名で書くのか、それとも夫の名前だけでいいのか、金額はどうした...

居酒屋でバイトをする人共感。あるあるネタの色々なバージョン

学生さんのやりたいと思うバイトに居酒屋のバイトも人気があります。男女問わずに働くことが出来る...

ダンスの振り付けが覚えられない人必見!振り付けを覚えるコツ

ダンスの振り付けがどうしても覚えられない!周りが軽快なステップを踏んでいるのに、なぜこんなにも自分は...

部屋についた焼肉の臭い対策!臭いを付きにくくする方法と対処法

焼肉が大好きという方は多いと思いますが、お家でするとなると問題は臭いです。焼肉をしている時は良いです...

スカートが短い時の対処法とスカート丈のアレコレ

一目ぼれして買ったスカートやワンピースが、思っていたよりも短いときって皆さんどうしていますか?...

ギターとピアノ、始めるならどっちがいいのか論争を考える

趣味で楽器を始めたいと考えた場合、ギターとピアノのどっちがいいのか…という論争があります。教...

勉強のスケジュールを手帳で管理!学習手帳の作り方

思うように勉強がはかどらない、なかなか計画通りに勉強することができないというお悩みを抱えている人もい...

ゴールデンハムスター用ケージは衣装ケースでDIYしよう

ゴールデンハムスターに広いケージを用意してあげたい…そんな人におすすめなのが衣装ケースです。...

スポンサーリンク

カレーのじゃがいも。煮崩れしない投入のタイミングを知りたい!

カレーを作ってもじゃがいもが煮崩れして上手く作れないという方は多いかと思います。
じゃがいもの成分をもっと知ると、煮崩れを防ぐことができます。
じゃがいもにはペクチンと呼ばれる成分が含まれておりますが、そのペクチンは80℃以上の熱を加えられることにより分解されやすくなります。
また、じゃがいもの内部と外部に温度差を生じると、じゃがいもの外部から崩れていき小さくなってしまいます。

大きなじゃがいもを入れたはずなのに小さくなっている経験がある人は温度差が原因です。
沸騰しているお湯にじゃがいもを後から入れたものと考えられますね。
それでは、カレーを作る時じゃがいもを入れるタイミングはいつが良いの?と疑問に思う方がたくさんいると思いますので紹介したいと思います。

カレーのじゃがいもを煮崩れさせたくない!投入するタイミングではない

カレーを作る時のじゃがいものタイミングですが、実はタイミングは関係ありません。
どのみち80℃を超えてしまうと多少なりとも煮崩れが発生してしまいます。

カレーのじゃがいもを煮崩れさせないための方法があります。

カレーのじゃがいもを煮崩れさせないために火加減を調節しよう

カレーを作る時の火加減はどうしていますか。
ついつい強火で野菜を煮込んでしまいませんか。
その方が人参やじゃがいもの早く火が通り、調理の時間も短縮できますので、主婦の方はついつい強火にしていませんか。
それがじゃがいもが煮崩れする原因です。
80度を超えると煮崩れしますので、沸騰しない程度弱火~中火で煮立たせないようにしてください。

素揚げするとじゃがいもが煮崩れしない

じゃがいもに一手間加えます。
じゃがいもを食べやすい大きさに切り素揚げすることでホクホクの美味しいじゃがいもになり、油でコーティングされ煮崩れ防止になります。

カレーのじゃがいもは投入のタイミングではなく炒め方で煮崩れを防げる!

前述で述べた素揚げ方法は面倒くさく、なかなかする気がおきない方もいらっしゃると思います。

カレーを作る時に最初に野菜やお肉を炒めると思いますが、そのやり方によって素揚げと同じようにすることができます。

鍋に少し多めの油をそそぐ低温の油でゆっくりじゃがいもを揚げます。
揚げるとまで表現はできないかもしれませんが、多めの油で蓋をしめ弱火で10分程度置いてください。
この時人参もじゃがいもと一緒にやると甘みが増して人参が苦手な子供でも食べられそうですね。

カレーは玉ねぎも肝心ですが、玉ねぎを焦がしてしまうとカレーの美味しさが半減しますので注意してくださいね。
他の野菜は後から入れると、効率が良いですよ。

多めの油が気になる方はアクを取る時に一緒に取り除いちゃいましょう。

じゃがいもが煮崩れしないコツはじゃがいもを入れるタイミングとありますが、どのみち80℃の熱を加えられることで煮崩れがしやすくなってしまいますので、このように最初に一手間加えることで美味しいカレーのじゃがいもが食べられますよ。

カレーのじゃがいも。使うなら煮崩れしないメークイーン

数種類あるじゃがいもの中で最も煮崩れしずらく煮込み料理に適している種類はメークインです。
スーパーにはだいたいメークインと男爵いもが並んでいることが多いと思います。

特にこだわりなくどちらかを選んで買っている人が多いかと思いますが、煮込み料理には煮崩れしずらいメークイン、ホクホク感を楽しむフライドポテトや蒸しじゃがいもなどは男爵いもが適していますよ。

次回からスーパー行く際は使い道を決めてから購入すると良いですね。

●メークイン

  • イギリスから輸入された
  • 粘り気が強く、なめらかな触感
  • ソラニンが多いので皮を厚く剥くと良い

●男爵いも

  • アメリカから輸入された
  • 日本で最も多く作られている
  • 煮崩れしやすい

メークインと男爵いもはこのような特徴がありますので、カレーにはメークインが適していることがわかりますね。

【鉄板】絶対に美味しく仕上がるカレーの作り方!

カレーを作る時、隠し味やコツなど各家庭でポイントが異なると思います。
市販のカレールーを使ったり、調味料で1からカレーを仕上げるなど様々でしょうが、市販のカレールーでも美味しくカレーを仕上げることが可能です。

市販のルーは日本人の味覚に合わせて改良されていますが、それに一手間加えるだけで、より美味しくカレーを食べられることができますよ。

ポイント1
じゃがいもは前述で述べたように煮崩れしずらいメークインを使用し、最初に多めお油で炒め表面を油でコーティングします。
そして、なるべく80℃以上の熱を加えないために強火にはしないことがポイントです。

ポイント2
玉ねぎは飴色になるまで弱火~中火でじっくり炒めると甘さが引き立ちます。砂糖などの甘さとは違い素材そのものから出た甘さがたまりません。

ポイント3
水を沸騰させる時にローレルを1枚入れると香りがでて本格的な仕上がりになります。ローレルは真ん中に切れ目を入れるかちぎるとなお香りが引き立ちます。

これらのポイントはどんなカレーの調理法でも使えますので、頭に入れておくと良いですね。
カレーを作る際には実践してみてくださいね。