カレーのじゃがいも投入のタイミングと煮崩れさせない方法

カレーのじゃがいも。出来上がった時、どこにいったのかわからないくらいに煮崩れしてしまう。

じゃがいもが溶け込んでしまってどろっとしたカレーが好きな人もいるかと思いますが、じゃがいもの存在感を残したいと思うのが料理人の心情。

そこで、カレーを作る時にどのタイミングでじゃがいもを投入すれば、煮崩れずに仕上げることができるのかを調べてみました!

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

舌が長いと滑舌が悪くなるは間違いだと判明!

「私の滑舌が悪いのは舌が長いからだ」と思っていませんか?滑舌が悪いのは舌が長いからではなく、調べ...

タンスに防虫剤は必要?その効果と正しい使い方を説明します

「タンスには防虫剤!」とよく言われていますが、本当に必要なのか、効果はどうなのか疑問に思うことってあ...

【フォークの使い方】サラダを食べる時に美しく見せるためには

サラダを食べる時、お箸で食べるのが一番ラクだと思ってはいるものの、フランス料理のコースの中で出てくる...

セラミックのフライパンの手入れ方法!長持ちさせる使い方のコツ

セラミックのフライパンの手入れはポイントをおさえればどなたでも簡単です。セラミックのフライパンはフッ...

醤油ボトルの収納をスッキリさせるコツや容器を統一するポイント

毎日使う醤油などの調味料のボトルってどうしたらスッキリ収納できるのでしょうか?では、醤油のボ...

アパートでの洗濯機の音は何時までなら許されるのか徹底検証!

賃貸物件に住んでいると、他の住人の洗濯機の音が気になる時がありますよね。マンションよりもアパ...

水彩で背景を描きたい時の描き方!水の量を調節するのがポイント

水彩で背景を上手く描きたい!そんなあなたに、描き方のポイントについて詳しくご説明します。水彩は段...

家族で楽しむクリスマス!夕食はお子様と一緒に自宅ディナー

毎年のクリスマスはどのように過ごすことが多いですか?主婦の皆さんは、やはり自宅で家族と過ごす...

衣類の臭いを煮沸で効果的に取るコツと効果や注意したいポイント

気になる衣類の生乾きなどの臭いは煮沸によって効果的に取ることができます。ただし、衣類の臭いを...

車は回転数を下げれば燃費が良くなる?燃費を上げる運転方法

車の燃費は回転数で違ってくる?車の燃費をよくするには、どのような運転をこころがけたらいいのでしょうか...

うずらを飼育するなら大きい鳴き声がすることを覚悟しよう

丸い体がかわいいうずら。子供だけではなく、大人でも飼育してみたいと思う人も多いと言います。し...

ハムスターが鳴き声をギーとあげるはナゼ?鳴き声でわかる感情

ハムスターが鳴き声をギーとあげる時、どんな感情を持っているのでしょうか?ハムスターが低い鳴き...

大学の新入生ガイダンスの服装は?服装とメイクのポイントを解説

大学の新入生ガイダンスに参加するとき、一体どんな服装で出席すればいいのか分からない人もいるのではない...

韓国料理が辛い理由からわかる、辛い料理を好む傾向と習慣とは

韓国料理が辛い理由には、古くからの歴史があり、それには日本との関わりが見えてきます。では、ど...

ハムスターの給水器から水が出ないときの対処方法について

ハムスターの給水器から水が出ないのはどんなことが原因なのでしょうか?買ったばかりなのに水が出ないのは...

スポンサーリンク

カレーのじゃがいも。煮崩れしない投入のタイミングを知りたい!

カレーを作ってもじゃがいもが煮崩れして上手く作れないという方は多いかと思います。
じゃがいもの成分をもっと知ると、煮崩れを防ぐことができます。
じゃがいもにはペクチンと呼ばれる成分が含まれておりますが、そのペクチンは80℃以上の熱を加えられることにより分解されやすくなります。
また、じゃがいもの内部と外部に温度差を生じると、じゃがいもの外部から崩れていき小さくなってしまいます。

大きなじゃがいもを入れたはずなのに小さくなっている経験がある人は温度差が原因です。
沸騰しているお湯にじゃがいもを後から入れたものと考えられますね。
それでは、カレーを作る時じゃがいもを入れるタイミングはいつが良いの?と疑問に思う方がたくさんいると思いますので紹介したいと思います。

カレーのじゃがいもを煮崩れさせたくない!投入するタイミングではない

カレーを作る時のじゃがいものタイミングですが、実はタイミングは関係ありません。
どのみち80℃を超えてしまうと多少なりとも煮崩れが発生してしまいます。

カレーのじゃがいもを煮崩れさせないための方法があります。

カレーのじゃがいもを煮崩れさせないために火加減を調節しよう

カレーを作る時の火加減はどうしていますか。
ついつい強火で野菜を煮込んでしまいませんか。
その方が人参やじゃがいもの早く火が通り、調理の時間も短縮できますので、主婦の方はついつい強火にしていませんか。
それがじゃがいもが煮崩れする原因です。
80度を超えると煮崩れしますので、沸騰しない程度弱火~中火で煮立たせないようにしてください。

素揚げするとじゃがいもが煮崩れしない

じゃがいもに一手間加えます。
じゃがいもを食べやすい大きさに切り素揚げすることでホクホクの美味しいじゃがいもになり、油でコーティングされ煮崩れ防止になります。

カレーのじゃがいもは投入のタイミングではなく炒め方で煮崩れを防げる!

前述で述べた素揚げ方法は面倒くさく、なかなかする気がおきない方もいらっしゃると思います。

カレーを作る時に最初に野菜やお肉を炒めると思いますが、そのやり方によって素揚げと同じようにすることができます。

鍋に少し多めの油をそそぐ低温の油でゆっくりじゃがいもを揚げます。
揚げるとまで表現はできないかもしれませんが、多めの油で蓋をしめ弱火で10分程度置いてください。
この時人参もじゃがいもと一緒にやると甘みが増して人参が苦手な子供でも食べられそうですね。

カレーは玉ねぎも肝心ですが、玉ねぎを焦がしてしまうとカレーの美味しさが半減しますので注意してくださいね。
他の野菜は後から入れると、効率が良いですよ。

多めの油が気になる方はアクを取る時に一緒に取り除いちゃいましょう。

じゃがいもが煮崩れしないコツはじゃがいもを入れるタイミングとありますが、どのみち80℃の熱を加えられることで煮崩れがしやすくなってしまいますので、このように最初に一手間加えることで美味しいカレーのじゃがいもが食べられますよ。

カレーのじゃがいも。使うなら煮崩れしないメークイーン

数種類あるじゃがいもの中で最も煮崩れしずらく煮込み料理に適している種類はメークインです。
スーパーにはだいたいメークインと男爵いもが並んでいることが多いと思います。

特にこだわりなくどちらかを選んで買っている人が多いかと思いますが、煮込み料理には煮崩れしずらいメークイン、ホクホク感を楽しむフライドポテトや蒸しじゃがいもなどは男爵いもが適していますよ。

次回からスーパー行く際は使い道を決めてから購入すると良いですね。

●メークイン

  • イギリスから輸入された
  • 粘り気が強く、なめらかな触感
  • ソラニンが多いので皮を厚く剥くと良い

●男爵いも

  • アメリカから輸入された
  • 日本で最も多く作られている
  • 煮崩れしやすい

メークインと男爵いもはこのような特徴がありますので、カレーにはメークインが適していることがわかりますね。

【鉄板】絶対に美味しく仕上がるカレーの作り方!

カレーを作る時、隠し味やコツなど各家庭でポイントが異なると思います。
市販のカレールーを使ったり、調味料で1からカレーを仕上げるなど様々でしょうが、市販のカレールーでも美味しくカレーを仕上げることが可能です。

市販のルーは日本人の味覚に合わせて改良されていますが、それに一手間加えるだけで、より美味しくカレーを食べられることができますよ。

ポイント1
じゃがいもは前述で述べたように煮崩れしずらいメークインを使用し、最初に多めお油で炒め表面を油でコーティングします。
そして、なるべく80℃以上の熱を加えないために強火にはしないことがポイントです。

ポイント2
玉ねぎは飴色になるまで弱火~中火でじっくり炒めると甘さが引き立ちます。砂糖などの甘さとは違い素材そのものから出た甘さがたまりません。

ポイント3
水を沸騰させる時にローレルを1枚入れると香りがでて本格的な仕上がりになります。ローレルは真ん中に切れ目を入れるかちぎるとなお香りが引き立ちます。

これらのポイントはどんなカレーの調理法でも使えますので、頭に入れておくと良いですね。
カレーを作る際には実践してみてくださいね。