犬に洋服を着用させてお散歩をしている姿は良く見かけますが、犬に靴下を履かせている姿をみたことはあるでしょうか。
室内で靴下を履いた時の犬の歩き方が面白い、可愛い、おかしいという意見が多くみられます。
愛犬に靴下を履かせてみたらこうなったという実際の反応を紹介します。
犬に靴下を履かせることには賛否両論あるでしょうが、防寒対策になるなど靴下を履くことにはメリットもあります。
床がフローリングのお宅には、滑りにくい加工がされている靴下がおすすめです。
犬が嫌がる場合には無理をさせないように注意してください。
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犬に靴下を履かせてみたら歩き方が変
犬に靴下を履かせたことはありますか?犬に靴下を履かせると、いつもとは違った足元が気になるようで、履かせた直後からとても面白い歩き方をする犬に変わります。
歩き方の特徴
その姿があまりにかわいいため、動画にもたくさんアップされていたり、ブログなどでも紹介されていますので、ぜひ一度見てみてください。又はご自宅の犬に靴下を履かせてみるのが一番です。不器用な歩き方を見て愛情が一層増すこと間違いなしです。
犬に靴下を履かせると、歩き方がとてもぎこちなく、歩くのが非常に下手くそな状態になります。いつものように歩き出しますが後ろ足がついてこなかったり、靴下に違和感を感じて足を振ったりします。まるでアニメを見ているようです。
前足はうまく歩きだせても、後ろ足がついてこないという歩き方が多いようです。後ろ足を気にして振る様子はかわいそうですが、とても笑えます。
靴下を履いた歩き方が気になる犬
犬に靴下を履かせた姿はとてもかわいいです。椅子の足のカバーのようで、意外と似合っていたりもします。
履かせた直後はなんとか脱ごうと努力をします。その姿もとてもかわいい。
脱ぐことを諦めたり、靴下が気にならないコはそのまま歩き出します。
歩き方がぎこちない
前足よりも後ろ足の動きが変で、大きく踏み出したら靴下を脱ごうとして振ります。足を振っては数歩歩き、また後ろ足を振って違和感をなくそうとします。後ろ足に何かくっついていると思っているのかもしれません。
そのうち靴下を履くことにも慣れてしまうのでしょうが、最初のうちは歩き方がおかしくてかわいいものです。上手に歩くことができなかったり、靴下を気にするあまりに変な歩き方になってしまうようです。
犬に靴下を履かせるときは、どのようにして履かようかと考えますよね。いきなり自分の足に初めて見る靴下を履かせようとしても、驚いたり怖がって逃げられてしまうかもしれません。
犬の注意を他のところに向け、そのすきにサッと履かせてしまいましょう
靴下に気がついたときは、まず脱ごうとするかもしれません。口で靴下を引っ張って、器用に脱いでしまいます。犬が靴下を諦めるまで、気長にトライしてみてください。
靴下を脱がなくなってきたら、家の中を歩かせてみましょう。最初のうちは歩き方が変ですが、犬もそのうちコツをつかんでスムーズに歩くことができるようになります。
犬に靴を履かせて散歩をしてみた時の歩き方などの様子
犬が靴下に慣れてきたら、今度は靴を履かせて散歩に出かけてみましょう。靴は靴下とはまた違うので、足に違和感を感じて歩き方が変になるかもしれません。靴を履いてくれるのならまだいいのですが、靴を脱ごうとしたり、履くのを嫌がって逃げ出すコもいます。大好きな散歩でも、靴を履きたくなくて散歩も嫌がる場合も考えられますので、まずは靴に慣れてもらうことから始めてください。
実際に初めて靴を履いて散歩に出かけたときの様子をご紹介します。
犬に靴を履かせる時は、1足履くごとに褒めてご褒美のおやつを与える
靴を履くと良いことがあると思わせるのです。楽しみながら靴を履くことで、意外とすんなり全部の足に靴を履かせることができます。靴よりもおやつに注意が向いているからかもしれません。
靴を履いたら、今度は立たせて歩かせます。歩いてもらいたいところですが、靴を履いた足を一歩も踏み出そうとはしません。固まって全く動こうとはしません。おもちゃなどで誘ってみても動こうとはしない様子を見ると、靴を履いたままでは歩けないと思っているのかもしれません。なので、飼い主だけで外へ出てみました。散歩においていかれたと思ったのか、ちょっとパニックになり動き出しました。ちゃんと歩くことができています。
そのまま外へ連れ出すと、その後はちゃんと歩いてくれます。歩き方はいつもとは違ってぎこちないですが、歩くことに問題はなさそうです。
歩き方は散歩を繰り返すうちに徐々に改善されていきます
3日もすると靴を履いたままスタスタと歩き、小走りもできるようになりました。
最初のうちは散歩の距離を短めにして、靴を脱がせた後の足の状態も確認してください。靴のサイズが合っていなかったり、履き心地に違和感を感じて足を痛めてしまうことも考えられます。犬は何か不都合があっても言葉で伝えることができないので、飼い主がよく確かめるようにしましょう。
犬に靴下を履かせることのメリット
犬に靴下を履かせる必要はないと考えている人も多いと思います。これには賛否両論ありますが、靴下は決してオシャレ目的ではありません。
犬に靴下を履かせるメリット
肉球を保護するため
肉球に傷ができて薬を塗ったときを想像してみてください。すぐに舐めてしまったり、薬で滑ってフローリングの床を歩きにくいことがあります。こんな時は靴下を履かせると便利です。傷の保護にもなりますし、薬を塗ることができるので傷が治るのを早めることもできます。
また、地震の時は物が落ちて割れたりなど、そのまま歩いては危ないこともあります。こんな時も靴下を履いていると怪我を防ぐことができます。災害時は靴下を履かせるような余裕はありませんが、それでも片付けをする間だけでも保護することができます。ガラスなどは小さな欠片がかなり広範囲に飛び散っています。
防寒と防熱対策
靴下といえば防寒を思い浮かべることも多いでしょう。寒さの厳しい日は、室内は温まっていてもフローリングの床はひんやりとしていることも多いです。寒さに弱い犬種や病気療養中の犬、老犬などは体を冷やしてしまわないように靴下で防寒してあげると良いです。
散歩の時は靴を履かせた方が良い場合がある
防寒対策もありますが、雪が積もる地域の場合は肉球の間に雪がはさまって歩きにくくなってしまいます。我が家の犬は大好きですが、散歩しているうちに肉球にはさまった雪が気になリだし、数歩歩いては座り込んで肉球を取り、また数歩歩いては肉球を取るということを繰り返して散歩どころではありません。
また、夏は暑い日はアスファルトがかなりの熱さになっています。そんなアスファルトの上を素足で歩かせるのは心配になってしまいます。防熱対策の意味でも靴は必要になってきます。
犬の靴下は滑り止め加工がされている物がおすすめ
犬の靴下を選ぶときは、底に滑り止め加工がされているものがおすすめです。フローリングの床は滑りやすく、犬の足や腰を痛めてしまう原因にもなります。歩く時には問題なくても、走っているときは滑りやすくなりますし、ロープで引っ張り合って遊んでいる時は滑って足に力を入れることができなくなります。お座りをしている時に前足がすーっと滑ることもあります。そのような状態なら足腰を痛めたり怪我をしてしまう可能性が出てきます。滑り止め対策のためにも靴下を履かせることをおすすめします。
靴下は底面の広範囲に滑り止め加工がされているものを選ぶ
できれば試着をして、サイズも確かめるようにしましょう。
靴下を履くことを最初のうちは嫌がるかもしれません。ですが、履くことに慣らせておくと、防寒対策や肉球を保護したいときに便利になります。普段は履かせていなくても、靴下が必要という時のためにも靴下に慣らしておくと安心です。ぜひ1足用意して、まずは靴下を履くことに慣れてもらいましょう。