プラスチックに塗装したいと思ったら、そのままスプレー塗料を吹きかけても良いのでしょうか。
答えはNO!プラスチックにスプレーで塗装をする際には、下準備が大切です。
ちょっと面倒だと感じても、下準備をしっかりとすることによって、仕上がりに大きな差が生まれますよ!
プラスチックに紙やすりを使って下準備、さらに下地材の使用などなど、プラスチックに塗装を施す前に行う、下準備のアレコレについてご紹介をいたします。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
前髪を止めるのは男性でもアリ。簡単に止める方法と前髪の作り方
前髪が長い男性はどうしていますか。メンズでも前髪は大事なポイント。なかなか決まらないこともありま...
バドミントンの試合を観戦する前に知っておくと楽しめるポイント
バドミントンの試合を観戦したいと思っている人は多いのではないでしょうか。最近では、日本人のバトミント...
フェイクグリーン壁掛けの作り方とポイント!癒やし空間を作ろう
フェイクグリーンの壁掛けが欲しいけど、作り方が難しそう…と思っていませんか?そんなことはありませ...
メダカの底砂の掃除方法!掃除に便利なアイテムと水槽の掃除手順
メダカの水槽の掃除は欠かせないお世話のひとつです。掃除を怠ると水質の低下に繋がってしまいます。そ...
スポンサーリンク
スプレー塗料でプラスチックの塗装は可能?下処理が必要です
プラスチック塗装の下準備
プラスチックの表面をサンドペーパーで削る
プラスチックの表面をサンドペーパーで塗料をなじませるために削っていきます。最初はプラスチックの表面を荒削りするために粗い目の100番~200番のサンドペーパーで削っていきます。一通り削り終わったら細目の400番台のサンドペーパーで粗かった部分を滑らかにしていきます。滑らかになったら削りかすや粉っぽさをふきあげるためにしっかり絞った布できれいに拭きます。塗料は水分が残っているとしっかり塗布しないた水気をしっかりとってから作業に取り掛かりましょう。
プラスチックにスプレーで塗装するときに必要な物
プラスチックにスプレー塗装する時に必要なもの
- サンドペーパー100~200番の粗い目のもの、400番台の細かい目のもの
- 下塗りスプレー
- 塗料スプレー
- ラッカー
アクリル塗料樹脂塗料でプラスチックとのなじみもよく、プラスチックへの溶けるなどの影響も無い乾きやすいタイプです。 - ウレタン
プラスチックへの塗装にはウレタンも向いていますが、塗った表面に違いがあり光沢や磨き上げたようなツルツル感を求めたい場合はこちらが向いてます。 - 水性アクリル樹脂
乾く前が水溶性のため乾く前は水で流すことができ再塗装可能です。乾くと耐水性にかわります。 - 油性アクリル樹脂スプレータイプ
ラッカーと似ていますが乾燥するまでの時間が短いため、状況に合わせて使用しましょう。 - マスキングテープ
塗装したくない場所があるときはマスキングテープを使って塗料がつかないようにしましょう。 - 養生シート
塗装する時に屋内であれば、色がついてしまわないようにシートを敷き養生しましょう。 - ゴム手
塗料がついて手が荒れないように手袋をし作業しましょう。 - マスク
塗料によってはシンナーのにおいがきついものもあるのでマスクをして直接吸引しないようにしましょう。 - 新聞紙
床の汚れ防止や、ふきとりが必要な場合にも使えます。 - エアーダスター
塗装する前の小さなほこりを強い風の力で吹き飛ばしましょう。 - グルーガン
持ち手がないプラスチックを塗装する際にグルーガンで持ち手をつくり、使い終わったらはずしてその部分の塗装をすると便利です。
プラスチックはヤスリをかけたらスプレー塗装の前に下地塗りを行いましょう
プライマーの塗装
プライマーとは最初のという意味で、接着する作用があることからその後に使われるものをきれいに仕上げるために使われる下塗り塗料です。今回は塗装前に使いしっかり仕上げるための下準備として使用しましょう。プライマーには希釈して使うタイプやそのまま原液で使うタイプがあります。その様なタイプのものは刷毛を使い同じ方向に向かい滑らせるようにぬっていきます。
スプレータイプのプライマーもあり手軽に使用できるものもあります。
プライマーは最初に全体にあらくふきつけて、軽く乾燥させてから全体に満遍なく塗装するときれいに仕上がります。
使用の際は換気を火気の取り扱いに注意しましょう。また接着が強力なため触れる時は注意しましょう。湿度や温度にもよります1時間ほどで乾燥しますのでほこり等付着しないように気をつけましょう。
プラスチックの塗装前にはマスキングテープで養生することも大切
マスキングテープの使用
塗装するもので塗装せずに残したい部分がある場合はマスキングテープなどでマスキングしましょう。スプレータイプのものは広く拡散してしまうので保護は必要です。
また塗るタイプでもたれてしまう場合があるのでマスキングテープで保護しましょう。
マスキングテープを貼っても塗料が入り込んでしまったという経験がある方は、マスキングテープを貼った後しっかり指でなぞり、接着を確認しましょう。この時タオルなどをつかってなぞると満遍なくつきます。
マスキングテープは塗装が乾いてしまう前に剥がさないと塗装との間に段差ができたり、塗装も一緒にはがれてきてしまうことがあるので塗装後すぐに剥がしましょう。
プラスチックに塗装する前に注意が必要な点について
プラスチック塗装前にしっかりすること
塗装の下準備のスプレーが完了したらしっかり乾かしましょう。ものの大きさや湿度温度にも関係しますが乾燥までの時間は60分ほどと考え製品の種類にもよりますが、さらに乾燥させるべくまたさらに時間をおきましょう。乾燥時間をしっかり取り、乾燥させることで後にぬる塗料のつき具合に違いが出ます。次につけるものの接着効果が高いスプレーですのでここでしっかり下準備すると使っていくうちに塗料がはがれてしまうような心配は無いでしょう。乾くのが待ち遠しい場合はドライヤーや扇風機等で風をあてたり、ヒーターなどで乾燥を早めるのも良いでしょう。
プライマーの種類
スプレータイプのプライマーは便利ですが、刷毛で塗るタイプのものもありムラなく薄くのばしてぬるなどのコツが必要になります。刷毛のあとをつけたり、塗布する量で凹凸をつけムラを上手に生かす方法もあります。
プライマーにはプラスチック用プライマーというものがありプラスチック、ナイロン、ポリプロピレンなどに使えるものがあります。プラスチックに使用の際は専用のものを使うと間違いないでしょう。ホームセンターなどで購入することができます。