免許を取得したばかりの人や高速道路を走り慣れていない人は、合流することに苦手意識を持ってしまいますよね。
スムーズに合流するためのポイントとは?失敗しないためにはどんなことに注意すればいいのでしょうか?
もうこれで心配無用!高速の合流で失敗しないためのコツについて説明します。
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高速の合流が苦手で失敗しそうな人のため合流方法の基本とは?
高速で合流するのが苦手なのは、心理的に余裕がないからです。
入るタイミングを逃し、どうしようか迷いながら強引に運転してしまうわけです。
合流のポイントは、本線車両とスピードを合わせて入ること。
合流する前の加速車線だけスピードを合わせても意味がありません。
スピードに合わせずに合流してしまうと、後続車が慌てて急減速をすることになり、事故に遭ってしまう危険性も出てくるのです。
前方の車両と十分な車間距離を取ってから加速することも大切です。
合流する時は、加速と同時にウィンカーを出して意思表示をしますが、合流するタイミングも測りながら、本線の状況をしっかりチェックします。
サイドミラーで後方車両をチェックし、死角になっている車両がいないかも見るなど、周囲の状況を把握します。
先に合流しようとする後続車もいるので注意が必要です。
合流する際、本線後ろの車両がかなり離れているようであればその前に合流します。
無理な合流は止めましょう。
合流するさいにはステアリングの急操作は禁物。ゆるやかに車線変更するようにしましょう。
高速の合流で失敗しないために必要な加速スピードとは?
高速道路に合流する際は、十分な加速が必要だということはもうお分かりいただけたと思います。
ただ苦手な人の場合、どの程度加速をつけるべきなのか、本線の車両と同じスピードといってもなかなかイメージし難いのではないでしょうか。
加速スピードのイメージとしては、本線を走っている自動車を追い抜く感じです。
加速レーンにも制限速度はありますが、目安としては80km/hを上回る位。
その位の加速をつけると合流しやすいでしょう。
もし速度が出すぎた場合は、合流する場面で減速すれば問題ありません。
加速レーンで十分加速し、合流ポイントで減速しながら入りやすいように調節するのが一番いいでしょう。
また、ある程度流れがある高速の場合、ウィンカーを出す時点で自動車が右車線に移って譲ってくれることがほとんどです。
本線を走る車両も、合流してくる自動車の速度が遅いことを知っているため、あえて加速し、譲るというよりも避けるのです。
高速で合流する時にはどの車の後ろに入るか決めることが失敗しないコツ
合流レーンで注意したい速度ですが、それ以上に大切なのが、本線の道路状況を把握することです。
加速すると同時に道路状況を把握しなくては合流できないので、サイドミラーやバックミラーを見ながら注意を払いましょう。
合流地点では、斜め後方からくる自動車の群れを観察しますが、そこで注目したいのが、後方から勢いよく走ってくる自動車です。
その勢いのある自動車に目星をつけ、その自動車が抜き去った瞬間に後ろに入り込むのです。
難しいように感じますが、慣れるとどうってことありません。
経験を重ねれば自然と合流できます。
ただし、目星を付けた自動車の後ろに入る余地があればの話。自動車の後ろにもすぐに自動車がいれば入り込むのは危険です。車間距離が十分にあるかどうかも注意しましょう。
合流が苦手な人は、どうしても恐怖心を抱いてしまいます。
最も重要なのはその恐怖心を取り除くことであり、慌てず急がずに、本線の自動車の動きを注視することを心掛けましょう。
高速をあまり走らないドライバーが合流で失敗しないためには?
高速道路が苦手で走行経験がないドライバーの多くは、一般道での50~70キロくらいしか体験していません。
高速道路の流れの多くは時速100キロ、一般道の70キロと比べても、1秒間で8.3メートルも進む距離が違うということになります。
ということは、バックミラーで確認した自動車が、1秒後には8.3メートルも近づいてくるということ。
数字だけみても、初心者にとっては確かに合流するのは至難の業かもしれません。
ただ裏を返せば、合流する自動車との速度差をなくせばいいということです。
本線を走行している自動車より、気持ち追い抜く程度にまで加速すれば、加速レーンの始まり付近で並んでいる自動車よりも少し前に出て合流することができるというわけです。
高速道路を80キロで走行している自動車がいれば、時速90~100キロで合流すればいいということになります。
加速レーンの一番先まで直進し、周囲を確認して合流しましょう。
高速で合流後の走行の注意点とは?
上手く合流できても気を抜いてはいけません。
高速道路の車線は左側走行が基本です。
右側は追い越し車線と定められているため、追い越し車線を長く走行すると道路交通法違反となって捕まってしまいます。
当然罰金を支払わなければならないため、注意が必要です。
高速道路では走行車線の左側を走行するのですが、走行中合流地点が見えて、左から自動車が合流しそうな場合は、減速するか合流地点手前で右車線に移るといいでしょう。
もし片側二車線で左側にも走行車線が2つある場合で、合流地点で左から自動車の侵入を確認したときは、減速してそのまま走行車線を走るか、真ん中の走行車線や右側の走行車線に車線変更するといいでしょう。
右側の追い越し車線を走行中に左側の走行車線に車線変更する際は特に注意が必要です。よく確認せずに車線変更をすると、思った以上に後続車が近づいていてヒヤッとしてしまうこともあります。
車線変更する際はいつも以上に注意し、目視確認をしっかり行いましょう。