ピアノコンクールに子供を出場させるべきか悩んでいる方へ

ピアノを習っていていると先生から、「○○のコンクールに出場してみませんか?」と声を掛けられることがあります。

コンクールに出場となると、今よりも練習時間が長くなりますし、先生の熱も入ります。やる気がある子供なら問題ないですが、練習嫌いな子供だと親もイライラもしてしまいます。
そうなると、ピアノコンクールを受けさせるべきかどうかさえ悩んでしまいます。

ピアノコンクールに子供を出場させるメリットやデメリットをみて、コンクールに出場すべきかどうか参考にしてみては?

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

ボタンの種類とは?コートに合うボタンの選び方やつけ方

コートのボタンを付け替えるとしたらどんな種類のボタンがいいのでしょうか?コートの雰囲気を換えたいとき...

鏡のウロコ取りにアルミホイルが効果的ってホント?噂の真相とは

鏡のウロコ取りにはアルミホイルが効果的!?人生の3大悩みはなんでしょう?お金・対人関係、...

結婚式で子供に着物はアリ?子どもの服装マナーについて

結婚式で子供に着物を着せたいと思う親もいるかもしれませんね。では、結婚式に子供に着物を着せて...

家庭菜園の大葉が硬い!硬くなる原因と対策・大葉の上手な育て方

家庭菜園で栽培している大葉の葉が硬いというお悩みを抱えている人もいますよね。大葉の葉が硬くなってしま...

No Image

舞茸の天ぷらをべちゃべちゃにしないでカラっと揚げる方法

舞茸の天ぷらはべちゃべちゃになりやすいですよね。どうしてお店の舞茸の天ぷらは時間がたってもカラっとし...

餃子はポン酢派?醤油派?美味しい餃子のタレレシピを紹介

餃子を食べるときに使うのはポン酢?それともお醤油?気分で変えるのもいいですが、どちらもきちんと量って...

漂白剤で黄ばみがキレイになる?シーツの黄ばみを落とす方法

シーツの黄ばみ汚れに頭を悩ませている人もいますよね。シーツの黄ばみ汚れは、漂白剤を使えばキレイにする...

台所の排水口のイヤな臭いの対処法!悪臭を消す掃除方法

台所の洗い物をしていると、なんだかイヤな臭いがする…。そんな経験はありませんか?毎日使うシンクは、油...

チャイナ服に合う髪型のやり方!自分でできるヘアアレンジ方法

チャイナ服は可愛らしさもありつつ、女性らしさもあり、一度は着てみたいドレスですよね。体のラインをキレ...

靴下が脱げるのが片方だけの理由や脱げない靴下選びと対処法とは

靴下が靴の中で脱げる、しかも何故か片方だけ脱げるということにお悩みの人もいるでしょう。靴下が...

告白のセリフは「好きです」小学女子におすすめの告白方法

今好きな男の子がいる小学女子の皆さんの中には、卒業などで好きな男の子と離れ離れになってしまう人もいる...

缶詰のフルーツは冷凍するとこんなに美味しい!果物簡単スイーツ

缶詰の果物は一年中食べられて、価格も安定していますよね。缶詰の果物はお弁当に入れるという方が...

猫は自分が可愛いことを自覚している?猫の可愛い行動とその理由

猫の可愛い行動に毎日メロメロにされている飼い主さんもいるのではないでしょうか。まるで自覚しているかの...

風呂のドアのパッキン交換を自分でする方法と劣化させないコツ

風呂のドアのパッキン交換は、自分ですることができますよ。風呂のドアの劣化が気になったら、早め...

スカートが短い時の対処法とスカート丈のアレコレ

一目ぼれして買ったスカートやワンピースが、思っていたよりも短いときって皆さんどうしていますか?...

スポンサーリンク

ピアノコンクールに子供を出場させるメリットは?

ピアノを習っていると、必然的に発表会などのステージに立つ機会も度々あります。その中でもピアノコンクールに出場出来る生徒は限られているため、先生から出場することを勧められたということは、先生の目から見てもその子は才能があると認められたことになるでしょう。

コンクールで上位に入賞すれば、賞状や盾などを貰うことが出来ますし、その先の本戦へ進む権利を得られたり、コンクールによっては上位入賞者によるコンサートが開催されるケースもあるようです。それによって、子供の自信にも繋がるでしょう。

では、入賞できなかった場合はどうでしょうか?
せっかく頑張って練習してきたことが、たとえ結果としては現れなかったとしても、子供にとってはコンクールに出場したという、大きな経験として残るのです。

この経験とは、実際にステージで演奏した子供だけでなく、熱心に練習に取り組んでくれたピアノの先生や子供たちの家族、客席で応援してくれた人にとっても、貴重な経験として残ってくれるのです。

ピアノコンクールに子供が打ち込むことでのデメリットはないのか

コンクールに出場することが決まれば、その後は当然、課題曲のレッスンが中心となります。コンクールにおいては、ただ間違えずに弾くことができれば良いと言うものではなく、一音一音に神経を集中して、さらに表現力豊かに弾きこなせるように、深く突き詰めて一曲を完成させる必要があります。

そのために、どうしてもコンクール前ともなると、その曲のレッスンにばかり時間を割くことになり、本来その時期に練習すべき他の曲が後回しになってしまうため、コンクールの課題曲は完璧に弾けるけれども、他の生徒たちが練習しているその他の曲が上手く弾きこなせないという事態になりがちです。

長い目で見ると、コンクールに向けて短期間に課題曲に集中して練習する方が良いのか、コンクールには出場せずに、様々な曲を練習した方が良いのか?
子供によってやはり向き不向きはあるでしょうが、その子の特性に合わせて、その都度考える必要はあるでしょう。

ピアノコンクールに子供が出場して逆に自信を失ってしまうことはない?

普段の発表会などとは違い、ピアノコンクールに出場するということは、少なくとも他の出場者と競うことになり、明確に優劣を付けられる場だとも言えます。たとえ思い通りの結果にはならなかったとしても、コンクールに向けて集中して練習したことは、確実にその後の成長にも繋がるでしょう。

ですが、すべての子供にとってコンクールに出場することが良いとは限りません。コンクールの結果が全て、コンクールがゴールと考えてしまうと、良い結果が得られなかったことで自信を失い、ピアノを練習する目的が見いだせずに、ピアノ自体が嫌いになってしまう場合もあるからです。

特にプレッシャーに弱いタイプの子供は、緊張感から体調を崩してしまったり、本番で上手く力を発揮することが出来ずに落ち込んでしまうこともあるでしょう。
本人が出場すると決めたのであれば、結果はどうあれ、そこまでの努力は確実に身になっているはずです。しかしそれが、本人は嫌がっているのにムリヤリ出場させたのでは、結果的に子供自身を精神的に追い詰めるだけになってしまうかもしれません。

ピアノコンクールに出場するのに子供が練習をしない…練習嫌いを克服するには?

元々、ピアノの練習があまり好きではない子供にとっては、いくらコンクール前だからと言っても、なかなか自分から積極的に練習する気にはなれませんよね。これは勉強嫌いな子供にも言えることですが、ただ「やりなさい!」と言ったところで、いくらムリヤリやらせようとしたところで、本人にその気がなければ、意味のない時間となってしまいます。

ただ長時間ピアノに向かわせるだけでは、なかなか上達はしないものです。それよりも、「ピアノを弾かない時間をいかに短くするか」のほうが重要であると言えるのです。たとえば、起きている時間のうちに6時間ぶっ通しでみっちり練習しても、後半は疲れてきて思い通りに指を動かすことが出来なくなるでしょう。ですがこれを、休憩時間を挟んで午前と午後に分けて3時間ずつ練習するとしたら、それぞれの時間ごとに集中して練習出来るため、より効率よく練習することが出来るのです。

また、ダメ出しばかりをするのではなく、褒めるところは褒めてさらにヤル気を引き出してあげることも重要です。演奏に関する問題点を指摘して、そこだけ集中的に練習してしまうよりも、あくまでもさりげなく伝えて、全体を通して演奏することの大切さを教えてあげると良いでしょう。

ピアノコンクールで入賞するために必要な要素とは

ピアノコンクールにおいては、演奏を評価する基準として「豊かな表現力」と「完成度の高さ」が挙げられます。

もちろん譜面を正確に再現できるかどうかも重要ですが、そればかりにとらわれていると、機械的で面白みのない演奏になってしまい、聴く側に感動を与えることが出来ません。表現力の豊かな人ほど、早い段階で譜読みが完成し、より音楽を表現することに練習時間を費やすことが出来るため、聴く側にも弾き手の良い精神状態が伝わり、よりリラックスして聴くことが出来るのです。

ミスなく完璧に弾きこなすことが出来た上で、さらに表現力豊かに演奏出来ることが、ピアノコンクールで上位を狙うためには最低限必要な要素だと言えるでしょう。